シャガルマガラ 単語

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シャガルマガラ

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りて戻り来よ

シャガルマガラとは、CAPCOM発売のゲームモンスターハンターシリーズに登場するモンスターである。

概要

初登場は『モンスターハンター4』。
る「天廻龍(てんかいりゅう)」。

団下位(MH4オフラインモードストーリー)における実質的なラスボスモンスターであり、その正体は今まで何度も戦ってきたゴア・マガラの成体
(つまりバサルモスグラビモスウロコトルアグナコトルなどと同じく成長段階で名称が変わるモンスターという事になる)

なお、後にシャガルマガラの生態がある程度解明された事により、古龍の未成熟体であると判明したゴア・マガラは後に“古龍・マガラ科”としてハンターギルド認定された(ただし分類は古龍種とはされず不明のまま)。

なお、古龍でもテスカト種のように雌雄が存在する種はあるが、マガラ種は性別が「い」。
フルフルギギネブラのような「雌雄同体」と同じと言えるが、厳密にはこれらとも異なる(後述)。

黒一色だったゴア・マガラとは違って全身は、あるいは黄金色の体表で覆われており、「闇」「蝕み」と言う言葉で表現されていたゴア・マガラ時代とは打って変わって「「光」と言う言葉で表現されるようになる。

幼体時にはく、触と狂ウィルスを兼ねた粉で周囲の状況を知覚していたが、成体になると「眼」が成熟し知覚器官としての役割を果たすようになる。さらに二本の触覚は固まって全なとなっている。このは触としての機は失われており、狂のみを残しているが、を折ってもドス古龍のようにの行使が止まったりはしない。

成体になると、上記の「眼」が成熟した関係から、幼体の時には効果がかった閃光玉が効果を発揮するようになる。また古龍として全な姿になるため、「が効かない」などの古龍に見られる共通事項も見られるようになる。

ゲームの後半で行ける天空山を出身地とし、未熟体時(ゴア・マガラ時代)は世界各地を放浪しているが、脱皮の時期が近づくと同山に向かうようになり、そしてシャガルマガラへと変態を遂げた後、山の地にある禁足地と呼ばれる場所に帰巣するという。かつて天空山で発生したモンスター暴化事件の元と恐れられており、変態後も狂ウイルスと同じ性質を持つ粒子をまき散らして周辺にいる全てのモンスター暴化させると言われている。

また、後にはこのシャガルマガラの放つ粒子には自身の生殖細胞が含まれており、この粒子を取り込み狂症を引き起こして死亡したモンスターの体内を苗床にその生殖細胞が成長、やがてそのモンスターの体を食い破るように新たなゴア・マガラが誕生するという極めて特殊な繁殖サイクルを有している事が明らかとなった。さらにこの粒子には他のゴア・マガラの成長を阻する性質もあり、これを脱皮時期に入ったゴア・マガラが取り込むとその個体は脱皮不全を起こして間もなく死に至り、結果的に何時か自身のライバルとなるであろう個体を幼体の内に駆逐してしまう。
そして最近ではこの狂化物質が他のモンスターに与えるそれ以上に恐ろしい影響も判明している。

なお上記の生態の関係で、マガラ種は雌雄による繁殖行為を必要とせず、単独で繁殖する。
単独で繁殖できるという点はフルフルギギネブラなどの雌雄同体の種と同じだが、彼らは「同一個体が雄も雌も併せ持つ」のであり「普段は必要ないが必要があれば別の個体との繁殖行為もできる」(現実世界ではカタツムリなどが該当)のだが、マガラ種に限っては雄・雌という概念自体がい。他個体との繁殖行為は必要ないし、しようとしてもできないのだ。

ちなみにゲーム冒頭でキャラバン団長が見せてくれたモンスターの鱗らしきものはこのシャガルマガラのものであり、オフラインクエストりて戻り来よ」をクリアエンディングを迎えると、団長がこの鱗をプレイヤーに譲ってくれる。さらにこの鱗はただの鱗ではなく、「純鱗」というシャガルマガラの鱗の中でも混じりのない鱗のみがこう呼ばれる重なものである(もっとも、いくら団長からの贈り物であろうと必要な人は容赦なく武具の素材にしてしまうが)

行動パターンは狂形態時のゴア・マガラとさほど変化はないが、視を得た分積極的にハンターを狙うようになる。
特にブレス攻撃のバリエーションが大幅に増えており、今までの横一列爆発ブレスの後に前方向に連鎖爆発するブレス攻撃を繋げるようになり、さらに時間差で炸裂して特定の方向に走る球弾を地面に投射して来たりもする。
しかも怒り時には時限式地雷のような爆発ポイント(以下地と呼ぶ)をフィールド各所に発生させるようにもなるなど、ハンターの不意を突くような攻撃が多い。

ただし、幼体時の火に加え、属性も大きな弱点とするようになっている。

ちなみにタイトルバックゴア・マガラを模したと思われるの紋章だが、実はよく見ると右側の物には眼らしきものが認められる。ストーリー中やEDで確認できる古代の絵や、ギルドカード背景」でのゴア・マガラとシャガルマガラの位置関係と合致するので、この紋章はゴア・マガラとシャガルマガラの二体を表現していたと思われる。
結果的には発売後に分かった事であるものの、実は発売前からシャガルマガラの存在が暗示されていたという事になる。

オフラインラスボス戦舞台となる禁足地の他に、未知の樹海砂漠ニャンタークエストのみ)での出現も確認されている。

テーマ曲は「と闇の転生」。はシャガルマガラ、闇はゴア・マガラしており、ゴア・マガラテーマ曲「蝕む外套」とテンポを合わせて再生すると、エンディング曲の「ひとつの唄」になるという凝った遊び心がある。また、序盤で団長が純鱗を見せている時に流れる「古のかけら」は「と闇の転生」のアレンジ曲。鱗の持ちがシャガルマガラという伏線られていたと言える。

MH4Gのシャガルマガラ

4のラスボスなので、当然MH4GにもG級、それも最高ランクG3に登場。
しかしながらその強化内容はかなり酷かった。

MH4Gシャガルマガラ戦での追加要素

  • 本体の攻撃時に地雷が発生するように
  • 怒り時の地雷稀にハンターの位置に出現するように

まず1つの攻撃時に同時発生する地雷だが、明らかMH4で存在していた安置ポイントに発生している。
そのピンポイントさはニコニコ動画ソロ討伐動画を参考にしたとしか思えないレベル

そしてさらに輪をかけて悪なのが2つハンターサーチ地雷である。この地雷全にランダムかつ、ノーモーションで発生するのでシャガルマガラ戦では全な安置というものが存在しない。
距離制限もないため「を飲もうとしたら足元に発生」「隙を攻撃しようとしたら発生」というのはザラ。酷い時には2~3個連続して足元に発生したりしてガードしたスタミナが0になったり、足元地雷に咄嗟に回避してしまいシャガル自身の攻撃に当たってなんていう事も……

この地雷は発生即爆発ではなく、足元から狂が沸きあがってくるのが見えてから回避行動を起こす余裕は十分にあるのだが、そもそも回避して転がった先に地雷がちょうど沸いたらどうしようもない。上記のようにを飲んだりリロードしたりの行動に被せて発生することもあるため、どれだけ気をつけていようとも、超絶な幸運がい限り、狩りに必要な行動を取る以上はまず食らってしまう。

もちろん地雷の威G級であり、地雷だけで即死するというのはよほどの薄着でない限りまずいものの、ギルドクエスト最大レベルのシャガルマガラなら剣士防具でも体力を1/3ほど持って行かれる。ガンナーであれば半分以上減る。

……さらに言うと、MH4Gでの追加はこれだけであり、追加モーションなどは何もない
他のモンスター達にはだいたい新しいモーションが追加されているのに何故ラスボスであるシャガルマガラだけこの扱いなのか。
終いには「オマケトカゲがついてくる地雷というモンスターと戦うゲーム」などと揶揄されることまで。

そんな有様であったため、MH4では大人気だったシャガルマガラのギルクエ人気は一転して下がり、古龍ギルクエはもっぱらテオ・テスカトル流となった。
ただしシャガルマガラのギルクエを回す人はいなくなった訳ではなく、ごく一部の武器においてはむしろシャガルマガラが一番やりやすいと好まれ、また必ず単体クエストである古龍の面々の中では、お守り練で使う「穢れき狂結晶」を同時に得られる一の存在である[1]ため、地雷の危険を犯してでもあえてシャガルマガラと連戦する人もいたようだ。

MHX・MHXX

事続投したが、流石MH4Gの「地雷オマケトカゲ」が酷すぎたというのが分かったのか、かなりマイルドに調整された。

地雷そのものは発生から爆発までのタイムラグが伸ばされ、G級で出るランダム地雷も頻度が減少。
明確な強化点と言えば本体の攻撃に合わせて発生するサポート地雷が厳しくなったこと、粉爆破ブレスが多段ヒットになりガード体の武器に辛くなったことくらいで、総合的には大幅に狩りやすくなった。

そして後述にある防具の有用に加え、MHXの時点でもクエで上位個体と戦えるクエストが存在したこともあって、少なくとも上位までのシャガルマガラなら単位で狩りまくったという人も少なくない。

MHF-Z

幼体であるゴア・マガラに続いてMHF-Zにて第9の遷種として実装狩猟解禁は2017/4/19。
HR5、G級共に同時実装禁足地狩猟フィールドだが、環境に合わせて岩や段差がくなっている。
ゴア・マガラ同様に発覚、狩猟中、クエスト成功のBGMMH4のもの。

基本はやはり(MHF-Zの)狂状態のゴア・マガラ(そちらの項を参照)だが、狂ブレスの起動や大きさが変わる、狂拡散の狂弾の起動が異なるなど差異もあり、もちろん独自の追加技も備えている。
また、コンシューマシリーズとの違いとしては全体的にが強調されキリンのようにくなっていたり放つ狂ウイルス白色に近くなっていたりすること、設置3Wayブレスがオミットされていること、怒り移行の哮に微量のダメージと狂ウイルスが付いていることのほか、爆(地雷)については一定間隔でハンターの足元ピンポイントに設置されるMH4G仕様を持つが、非怒り時は発生せず発生してから爆破までも余裕がありG級でも防御が確保されていれば大ダメージは受けない威になっている。
ちなみに、元々の拘束攻撃やMHFG級ゴア・マガラの最大技である狂ウイルス放出は使用しない。

HR5の個体はコンシューマのシャガルマガラとMHF-Zゴア・マガラを混ぜたような動きだが、G級になると哮が哮にランクアップゴア・マガラ同様・狂が解禁される。
追加技は片方の脚に狂ウイルスを溜めて行う叩きつけ、それより少し長い溜めから行う拘束叩きつけ、哮からのピンポイント爆設置といったものがあり、叩きつけは衝撃波が飛ぶためかなり前方までが攻撃範囲で、拘束叩きつけは被弾すると拘束状態になってしまう。
拘束状態になって抵抗だと即座にフィニッシュの投げ飛ばしに移行されてしまい、投げ飛ばしの際は狂ウイルスハンターに付与し着地と同時に爆発させるため拘束攻撃の危険度が高くなっている。
自動で生成される爆は怒り時のみだが、哮からのピンポイント爆設置は非怒り時も行うこと、哮を受けると爆の被弾が確定すること、G級では哮になっていることに注意。
また、ハンターが背後にいる時はドゥレムディラや怒り時のゼナセリスのように素脚を薙ぎ払いながら180°振り向く攻撃があるため、後ろを取っても攻撃を欲りすぎない方がいいだろう。

そして、残り体力が一定(半分より少し前)になると自身の周囲に狂ウィルスを収束させつつむような動作の後に収束した狂ウィルスの柱となり、そこから中央で一本にまとまった王冠状のを持ち六つに分かれた膜に素材名の「」に相応しいきをったシャガルマガラが姿を見せ、直後に狂ウィルスを広範囲に爆破させ・狂了する。
この形態移行技は打ち上げ高速スリップダメージガード不可のの柱と広範囲中程度ダメージ・ふっとばし・ガードウィルス炸裂(周囲に爆設置)に分かれており、前者に被弾すると後者にも必ず当たるようになっているのだがその場合実質体力300を削られるため、普通尽きるのはもちろんの再燃や根性札Gも片方だけでは耐えられない。
とはいえ予備動作もわかりやすく離脱の猶予時間も十分にある上に、シャガルマガラは一度・狂化すると討伐まで解除されないためこの技も1回しか使ってこない。
・狂化状態ではエリア全域で狂症を発症しているハンターに対してスリップダメージが発生し、拘束攻撃でない叩きつけは左右片方ずつの連撃になり、回転打ち上げコンボ攻撃を使うようになる。
回転打ち上げコンボは側面に回りこんで地面を抉りつつ素く2回転しハンターを打ち上げて直後に叩き落すもので、2回転には打ち上げ効果がく1回転で打ち上げられても叩き落としが当たらないこともしばしばだが、無敵がなく受け身も取れないため落下時に爆が発生すると被弾が確定してしまう。
これも・狂化の高速スリップ同様にゴア・マガラにはかったコンボ技だが、回転・叩きつけともに極端に高い威ではなく防御で耐えることができ、打ち上げられたハンターカメラワークが上からの見下ろし視点に変わるという独自演出がある。

高速スリップコンボはあるが、前者は対処しやすさと頻度、後者は威の面で性が抑えられており、危険度はそこまで高くないと言え、通常技もガードや回避での対処が可なものが多い。
ただし狂症の発症や爆も併せると決して油断はできず、ゴア・マガラと違って単体の哮以外にも哮を伴う行動を持ちその頻度も低くはないため、攻撃チャンスを増やす意味でも辿異スキル(詳しくは辿異種の項)による哮の効化はしておいた方がいいだろう。

その他に特筆すべきなのが部位破壊であり、体力半分以下、G級では加えて・狂化状態という条件がついていて(条件前に怯ませても破壊されないが怯み値の蓄積はカウントされる)、HR帯の個体は特に問題ないがG級個体ではG級クエストの怯み値増加仕様が相まって難度が上がっていた。
攻撃を当てやすい脚と十分ダメージが入っていれば上記の条件を満たした時点で切断できる尻尾はともかく、攻撃が他の部位に吸われやすく二段階破壊かつ耐久値も高いの破壊は困難を極め、大体の流れとして・狂化して少しした後体力半分になる少し前くらいからを狙い始め、体力半分を切ったすぐ後に一段階が破壊できれば討伐寸前に二段階を破壊できるという要領であった。
を狙い始めてからは本当にだけ狙うつもりで攻撃しないと破壊できず、を狙う大きなチャンスの一つが哮からの爆設置であることから、部位破壊を狙う意味でも哮を効化する必要性も高く、一段階は報酬がいが、二段階は破壊に成功さえすれば100%で剛が出るのが一とも言える救いであった。
流石に不評だったため2018年2月アップデート体力半分以下・・狂化状態どちらの条件も撤された

装備

そんなシャガルマガラの素材から作られる装備も、やはりゴア・マガラのものと違ってとか天使と言ったイメージを連想させるものが多い(説明文は)。

武器に「低~中攻撃」「高会心率」「そこそこの属性」「それなりの良れ味」と言った、どちらかと言えば物理寄りではあるが単純に破壊が高い訳でもない、と言ったよく言えばまった、悪く言えば中途半端なバランス

その性質上、一撃の破壊重視で属性があまり重要視されず、かつスキルの関係でよほどのマイナスでない限り会心率も重視されない大剣においての相性は良くない。
一方で手数武器であり会心率もしっかり意味を持つ片手剣などとの相性は良い。
MH4からの新武器である操虫棍片手剣のような手数武器に分類されるため相性は良い…のだが、こちらはとんでもないライバル、というか一強がいたためにあまり使われていない。

ボウガンも概ね「中攻撃」「高会心率」「その他はのない難な性」でっているが、属性に関しては事情は様々。
ライトボウガンは何故か剣士武器で通例になっていた属性ではなく、マガラ種が最も苦手としていたはずの火炎弾のみが装填できる。つまりは壊滅的で使い物にならない。しかしLV2通常弾の速射を持ち、物理ライトとしてはかなり期待できる方である。
ヘビィボウガンは、何故かMH4の時点では全武器種のうちヘビィだけ存在せずMH4Gになってようやく追加されたというの仕打ちを受けているが、ライトと違ってきちんと属性に準拠している(滅弾が使える)。ただしヘビィ自体がそもそも属性の扱いに傾倒しにくい武器であるため特徴という程ではない。
はそこそこの属性に加えて溜め3で拡散4が撃て、かつ新システムの剛射に対応しており、属性としての一に加わっている。

防具は、男性用は「アーク」、女性用は「フィリア」。上位版は「S」G級版は「X」がサフィックスに付く。無印版は官のような格好になり、上位版は男性天使女性妖精のような格好となる。背中から羽が生えており、頭には冠を模した飾りまで付いている。またくシャガルマガラの素材を用いていてるためかを良く反射し、結構しい。

シャガルマガラの加護が秘められているらしく、一式を着込むと解放(上位版では+2)、無我の境地が発動する。無我の境地は狂ウイルスの進行を大幅に抑え、しかもするまでの必要攻撃回数を減らし、さらには後の会心率15%UPを30%に引き上げるという最高の対狂ウイルススキルである(ゴアSシリーズでも発動する)。しかし無我の境地があっても攻撃を受けまくれば直ぐに発症してしまうので被弾は極避けたい。

代わりにマイナススキルとして火耐性弱化が発動する。元々シャガル防具は火に弱く、そこへ弱化が掛かると脅威の-40になってしまう。このままだとクック先生の火炎液ですら致命傷になりかねないので々に打ち消すか、火属性を扱う敵には着ないと割り切るべきである。ちなみににも弱い。逆に耐性があるのはと氷である。
一応、オフラインラスボス防具だけあって防御はとても高い。ゴアシャガル、狂化したモンスターアマデュラと戦うときにシャガル防具は有用と言える。

製作にはシャガルマガラの素材を使うのだが、上位版はや甲殻など下位の素材も必要とされるため上位シャガルだけでなくクエシャガルも狩猟する必要がある。そしてレア素材「天廻龍の玉」を1つ使うため製作難易度が非常に高い。ちなみに上位シャガルのクエストの破壊がサブターゲットになっている。そのためだけ破壊して帰れば報酬に玉が混ざる場合も。確率ではあるが。

シャガルマガラの素材から作られる武器も存在し、どれも属性を帯びる。しかし何故かヘビィボウガンだけい。
ちなみにシャガルマガラの武器ゴア・マガラ武器を強化していく事で製作でき、完成するとゴア武器不気味で禍々しいイメージから一転して々しいデザインへと生まれ変わる。

武器名はというと『◯◯of◯◯』から『THE◯◯◯』になるなどMH3Gのミラオス武器並みに厨二ぶりが加速する。

先述の通り、ニャンタークエストにも登場するという事で上手く倒せば天廻龍の端材が手に入り、オトモ用の武器や防具が作れるが攻撃技を2種類も持っていて非常に強い。ネコレベルが低いと、たとえ相性の良い技を何度も繰り出せても負けるほど。その代わりシャガルの武器・防具はとても強なので一式を作れれば心強い。ただシャガルマガラの出現率は低く、しかも強いので一式をえるには時間が必要。

MHX

武器は強化システムの変更に伴い、「ゴア・マガラ武器のまま最終強化まで迎えた」生が新たに登場している。
剣士武器は概ねMH4/MH4Gの頃と同じ傾向を保っているが、ボウガンは大きく様変わり。
ライトボウガン一の強みであったLV2通常弾速射を奪われて一気に個性化。高会心率を活かした会心率特化装備ができる分全な産廃ではないもののネタの域を出ず、一気に使いくなってしまった。これに限らずMHXでの通常弾ライトは「単純に速射を奪われただけ」というあんまりな投げやり調整を受けてしたライトが多い。
ヘビィは4Gの頃は通常弾しゃがみに関しては一定の評価があったがライバルが強すぎたが、こちらの強さはそのままにライバルが控えめであるため、一線級の通常弾しゃがみヘビィとして初心者から熟練者まで幅広く使われる名武器に昇されている。

MHXでは上位装備のアークフィリアS一式がガンナーに非常に重宝される性で、大人気になっている。
通常弾・連射矢UPに加え、ガンナーだと維持しやすいフルチャージ、秘などに発動してくれると嬉しい満足感の3つのスキルが一式で発動する上、スロット不足のMHXにおいてスロット7個と言う大盤振る舞い。しかもレア7防具なので防御もしっかりある。
特に弓使いは今作で非常に強「勇猛と明の凄」が連射であるためにこの一式の需要がさらに高い。装飾品とお守りで集中を付け足す必要があるが、スロットが7個もあるお陰でハードルは高くない。
という武器そのものがMHXでは非常に強である事もあり、オンライン野良部屋ではテオアークフィリアS一式を装備した弓使いが複数人いるなんて事がザラにあるほど。
ちなみに剣士バージョンは通常強化の代わりにが発動するのでこちらも強と言えば強なのだが、フルチャージが活かしづらい事に加え、装備ならディノS一式の方がより特化されていて使いやすいため、剣士アークフィリア一式を着る人は少ない。

G級では回避性が舞踏(体術との複合スキル)に差し替えられる程度で、ほぼ上位防具の性を踏襲したバージョンアップ版になる。
ただ、G級シャガルマガラの登場がG4を半分くらい済ませてからとかなり遅いのが難点。もちろんこの時期でも弱い訳でないのだが、何せあと少し進めてG級ラスボスにたどり着ければ超絶的な汎用性を誇るネセト一式に乗り換える事ができてしまうからだ。

ちなみにMHXXでは「」の名を冠する古龍バルファルクが追加されているのだが、こいつの素材が「の〇〇」でっぽいアイコンでボックス内でも近い位置に並んでいるという、非常に紛らわしい仕様となっている。
しかも、バルファルク防具で天廻龍素材を使う事があるから尚の事紛らわしい。

MHF-Z

武器は元々存在する12種+新規デザイン穿龍棍で全武器種存在し、ゴア・マガラ同様のイメージ優先かつ対になる属性+)を備えており、近接武器は他に見られない特徴としてが短い代わりにゲージHRの生産時点で実用レベルで(要れ味レベル+1)持ち、遠距離武器を含めて最終的な性G級武器Lv50クラスの攻撃に高属性値高会心率と辿異武器にも劣らない。
ちなみに、ゴア・マガラと同時実装でないため生ツリーは独立しており「THE 〇〇」を生産して最終強化までシャガルマガラ素材しか使わない。
防具はMHFにおいて既に別のアークシリーズが存在することから、男女とも「シャガル」シリーズとなっており、通常スキルポイントは剛撃・一体に高性で、自動発動スキルは通常発動にスキルポイント30が必要となる「状態異常効【多種】」でありこちらも有用性は高い。
とここまでなら単なる武具だが、武器には防御-400or500が付いており、防具は一般的なGXシリーズより防御100ほど低い上にゴアシリーズでもネックだった属性耐性まで悪化、火(-20)・(+10)・(-15)はそのままに+5だった氷は-5になり-10だった耐性はなんと-25まで低下している。
G級では防御普通2000えるが、一般のG級モンスターならともかく対辿異種などにおいては防御-100は十分痛く、-400・500ともなると大技でない攻撃やコンボ技で即死するようになってしまい危険度が跳ね上がる。また、属性耐性も辿異種の使う属性やられ【特大】を防ぐために重要になっており、それ以前に被ダメージが割合で増加するため属性耐性のマイナスも大きなデメリットとなる。
このように高性だがペナルティも大きいため、武器は生産時のものをG級序盤までの繋ぎに、防具は耐性と防御を他の部位の防具や秘伝書効果でカバーして運用すると良いだろう。

シナト村に伝わる伝承

かつて天空山一帯を襲った大災害の原因であり、「山の神が懲らしめた」「が山を蝕んだ」などと、数々の伝承の中でとしてその名を残すシャガルマガラ。

シナト村にはかの有名な黒龍伝説を彷彿とさせるわらしべ唄が残されている。

闇がそのを覚ますなら 彼方にが生まれ来て

大地に若芽が伸びるなら 彼方にが生まれ来る

すべてを照らすはなれ あまたのは地に還り

いずこにが帰る時 新たなが生まれけん

やがてはが地に還り 新たな命の息吹待つ

共に回れや 

常世にれや 

そしてひとつの唄となれ

りて戻り来よ

時をりて戻り来よ

また、とあるクエストクリアすることでこの唄の続きが発見されネタバレに付き反転

がそのを覚ますなら 彼方に命が生まれ来て

心がそのを醒ますなら 方に想いが生まれくる

すべてを包むは御なれ あまたの想いはに変わり

命が御に帰る時 新たな想いが生まれけん

消えぬ想いは御に帰り 新たな命の息吹待つ

共に回れや 命と心

常世に回れや 命と心

そしてひとつの唄となれ

共に歩みて戻り来よ

共に歌いて戻り来よ

共に生きる

と想い

 

余談

  • MHXでのシャガルマガラのクエストでは、依頼文から明確にMH4の頃とは別の個体のシャガルマガラが天空山に現れたと言われている。
    シナト村伝わる伝承が数年前のものである事からも分かる通り、本来ならばシャガルマガラの生殖の1サイクルはそのくらい年がかかるもの。しかしMH4からMHXの時代はらの団のメンバーど外見も変わらずに全員健在であることから数十年どころか数年すら経っていないごく最近の話である。こんな短期間で新たなシャガルマガラが発生する事は本来ならばあり得ない。
    これは上でも触れた、シャガルマガラの生殖システムの仕組みによるもの。
    述べた通りいち禁足地にたどり着いたゴア・マガラ1頭のみがシャガルマガラへと成り、その他のゴア・マガラは全て成長阻物質を撒き散らされてシャガルマガラになれないまま死んでいく。しかしMH4の時代に戻り来たシャガルマガラは遺跡平原イレギュラー脱皮してからそう経たないうち、十分に成長阻物質を拡散する前にらの団ハンターによって討伐されてしまったため、本来なら死ぬはずだった脱皮寸前個体が生き残ってしまった
    シャガルマガラを放っておけば、シャガルマガラが何頭も発生する事はないが、その代わりに天空山近辺の生態系が致命的なダメージを負い、新たなゴア・マガラが多数発生する。
    速にシャガルマガラを討伐すれば、生態系の壊滅および次の世代のゴア・マガラの発生は防げるが、その代わりに同世代のシャガルマガラが複数発生してしまう。
    つまりシャガルマガラを相手にする限り、「脱皮を控えた同世代の個体がいなくなるまでシャガルマガラが現れるたびに速に討伐する必要があり、1頭でも逃せば全てが元の木弥に戻ってしまう」と言う事。
    これが、本来ならあり得ない短期間で次のシャガルマガラが現れた理由である。

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関連項目

脚注

  1. *ゴア・マガラレベルが上がれば穢れなき狂結晶を出すようになるが、報酬の質・量がシャガルマガラを含めた危険度最高クラスモンスターに劣るため、レベル140で繰り返し回す対として数えられない事が多い。
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