シャケトラ 単語

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シャケトラ

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シャケトラとは、

  1. イタリアで生産されている希少な甘口のワイン。「ワイン」と呼ばれることもある。
  2. 1.を名前の由来とするJRA競走馬のこと。本稿で記述

シャケトラ(Sciacchetra)とは、2013年生まれの日本競走馬である。青鹿毛

名の意味は「イタリアデザートワイン」。

な勝ち
2017年:日経賞(GII)
2019年:アメリカジョッキークラブカップ(GII) 阪神大賞典(GII)

概要

マンハッタンカフェ :*サマーハ Singspiel という血統。

マンハッタンカフェ有馬記念天皇賞(春)などG1で3勝をあげている名ステイヤー。サマーハはイギリスでありイギリスフランス重賞勝ちこそいものの通算4勝をあげている。シングスピールは各G1レースで4勝をあげ、1996年ジャパンカップではファビラスラフインを僅差で競り負かしている。

2013年3月17日北海道町のノーザンファームで誕生。2014年セレクトセールに上場され、金子真人オーナーによって4900万円で落札。

牧場での育成段階での評価が高く「サトノダイヤモンド双璧」と評されるほど期待を集めていた。

その後、東の居勝厩舎に入厩。しかし、デビュー前に骨折し調整が大幅に遅れてしまう。

デビュー~GI戦線

故障のデビューは3歳となった2016年6月12日阪神3歳未勝利戦に。1番人気に推され浜中俊を背に上がり最速を記録し初戦を見事快勝。

この年はその後条件戦を3戦走り、1着2回・3着1回の成績を残し、クラシック戦線には参戦できなかったものの全て3着以内とデビュー前の評判の高さを実明してみせた。

2017年初戦は日経新春杯(GII)から始動。シャケトラにとって初の重賞挑戦となった。菊花賞で5着に入賞したミッキーロケットに敗れはしたものの、ハナ差の2着と健闘。

続く日経賞(GII)(上は田辺裕信に乗り替わり)では、逃げミライヘノツバサを差し切って1着でゴール見事初重賞制覇となった。

次戦は天皇賞(春)に決定。初のGI挑戦ながら3番人気に推される。しかしGIの壁は高く9着に終わる。以降もGIを中心に4戦走ったものの、宝塚記念の4着が最高着順でありそれ以外は全て掲示板外と苦しんだ。

長期離脱

2018年初戦は日経賞(GII)をターゲットに定め調整を行っていた。しかし、左脚のヒザ、球節と2ヶ所に骨折が判明し放牧に出された。

デビュー前の骨折など脚部不安も多いことからこの年は大事をとり全休することとなった。

復活の勝利・覚醒、しかし…

長らく情報がなくファンをヤキモキさせていたが。2019年に入り復帰戦はアメリカジョッキークラブカップ(GII)と発表、約1年1ヶぶりの出走が決まった。上は当初は戸崎圭太の予定であったが、戸崎が直前にインフルエンザを発症したため石橋脩に変更となった。

条件戦ならともかく1年以上の休養で重賞を戦うのはトウカイテイオーでもない限り理」

そんなも叫ばれ、出走には前年の菊花賞フィエールマンが1.7倍の一番人気、他にもダンビュライト、ジェネラーウーノなど有が名を連ねたこともあり人気は11頭中7番人気となっていた。

しかし蓋を開けてみれば好位につけてレースを進め、最後の直線で抜け出したシャケトラはフィエールマンの猛追をアタマ差で振り切って1着で入線。中391日の休養明けでの重賞勝利は歴代2位記録であった(1位スズパレードの461日)。

2戦阪神大賞典(GII)に決定し、上は前回騎乗できなかった戸崎圭太に。前走の勝利もありメンバー較的手薄だったことから1番人気に推され、その期待に応えるかのように前走以上のを見せ2着に5身差をつける圧勝、天皇賞(春)への優先出走権も獲得。レース後、上の戸崎は「強かったです。3000m以上では勝っていなかったので、そういう意味では不安要素はだけだったので、勝ててよかったです」とコメントを残した。

3戦天皇賞(春)(GI)に決定。復活後の2戦で覚醒を印づけ、相手関係もGI勝利経験があるフィエールマンのみと較的手薄であり、そのフィエールマンAJCCで破っていることからシャケトラを本命に推すも多く聞かれていた。

しかしその直前(4月17日)の追切調教にて故障発生。に乗り込む間まで倒れず自分の脚で立ち続けたものの、結果は左前第一粉砕骨折予後不良の診断が下され安楽死処置が取られた。通算成績13戦6勝 [6-1-1-5]。

その後の天皇賞(春)ではフィエールマン勝利を収めたことから「もしシャケトラがいれば…」と考えた競馬ファンも少なくないと思われる。

2021年調教師引退直前にnetkeibaのインタビューにて「なかでも印に残っているといえば、直近ではやっぱりシャケトラが…。競走馬は、一番いい状態になりきったときが危険だという認識はあったんです。ただ、の状態がそこまで到達していたのかどうか、見極めが利かなかった。もっとを見ておくべきでした。後悔が残りましたね」と振り返っている。

血統表

マンハッタンカフェ
1998 青鹿毛
*サンデーサイレンス
1986 青鹿毛
Halo Hail to Reason
Cosmah
Wishing Well Understanding
Mountain Flower
*サトルチェンジ
1988 黒鹿毛
Law Society Alleged
Bold Bikini
Santa Luciana Luciano
Suleika
*サマー
2006 黒鹿毛
FNo.4-r
Singspiel
1992 鹿毛
In the Wings Sadler's Wells
ハイホーク
Glorious Song Halo
Ballade
Genovefa
1992 鹿毛
Woodman Mr. Prospector
プレイメイト
Reigning Countess Far North
Countess Fager
競走馬の4代血統表

クロスHalo 3×4(18.75%) Northern Dancer 5×5(6.25%)

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