オリジナルは米ICOM Simulations社がMacintosh向けに開発した作品であり、MacVentureシリーズの一作である。
主人公「しんのゆうしゃ」が魔王ワーロックを倒し世界を救うことを目的とする。タイトルのシャドウゲイトとは、冒険の舞台となる魔王ワーロックの城のことである。
スペランカーと並び「死にゲー」と称される、ファミコン時代の所謂「クソゲー」「バカゲー」の1つ。
しかし特筆すべきは、ゲームの難解さや死に易さはもとより、その死に様にある。
死に際の「しんのゆうしゃ」の言葉は「辞世の句」とも呼ばれ、その独特の言い回しがこのゲームの「死にゲー」さを物語っている。武器も道具の一種として自分に使うことができてしまうそのシステムと上記「辞世の句」が本作の評価を落としているのだろうか?
しかし、このような評価はあくまで日本特有のものであり、開発本家アメリカではアドベンチャーゲームとしての評価は高い。元々がマウス操作が前提のMacintoshで開発されたものであるため、ファミリーコンピュータのコントローラでの操作は正直かったるい。そこも評価を落としている原因の一つであろう。
2014年4月30日より、ファミコン版がニンテンドー3DSのバーチャルコンソールで配信されている(514円/税込)。何故かタイトル画面のリリース年がファミコン版当時のものではなく、VC版のリリース年である2014年に変更されている。
2012年にシャドウゲイトのリメイクプロジェクトが発表され、クラウドファンディングサイトのKickstarterで出資者を募っていたが、2014年8月21日に無事にSteamでリメイク作「Shadowgate」が配信された。→関連サイト
ちなみにMiiverseのシャドウゲイトコミュニティではコミュニティタイトルに他のゲームではタイトル画面を表示しているのに対して、シャドウゲイトの場合はゲームオーバー画面となっている。ここまでゲームオーバーがコミュニティでもネタとしてプッシュされるタイトルはシャドウゲイトぐらいである。
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冒険BGM | ![]() |
死亡BGM |
実況プレイ動画をタグで検索→シャドウゲイト実況プレイPart1リンク
海外では本作の前日談となる小説「Before Shadowgate」が出版されている。
続編のゲームは
「Beyond Shadowgate」(海外版PCエンジンTurboGrafx-16。日本未発売)と
「シャドウゲイト64」(NINTENDO64)
「シャドウゲイト VR:ミスロクの鉱山」(Steam。日本語対応)の3作がある。
また、リメイク作品として
「シャドウゲイトリターン」(ゲームボーイカラー)
「Shadowgate」(2014年。Steam、PS4、Switch。日本語版は無い)の2作が出ている。
「Beyond Shadowgate」がリメイクされる事になった。
元はシャドウゲイトとは異なるシステムのゲームだったが、
リメイクではシャドウゲイトと同様のシステムに変わっており、
「Beyond Shadowgate」の復活よりも「シャドウゲイトの続編」という印象が強い。
「ディジャブ」と「悪魔の招待状」。シャドウゲイトに前後してケムコから発売されたこれら2作のファミコンゲームソフトは、どちらもシャドウゲイトと同じくMacVentureシリーズからの移植作であり、殆ど同じシステムを使ったアドベンチャーゲームである。
しんのゆうしゃほどポエマーではないが、やはりよく死ぬ。
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最終更新:2023/05/30(火) 13:00
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