シャビ
チャビエル・エルナンデス・クレウス(Xavier Hernández i Creus, 1980年1月25日 - )とは、スペインのサッカー選手である。通称シャビもしくはチャビ(Xavi)。スペイン・バルセロナ出身。FCバルセロナ所属、サッカースペイン代表。
1991年11歳でFCバルセロナのユース(カンテラ)に入団。1998年に18歳でトップチームにデビューし、コンスタントに試合に出場するようになる。なおこの1998-99シーズンにバルセロナは優勝している。
ジョゼップ・グアルディオラがイタリアに移籍すると彼の後継者として中央でのプレイメーカーの役を受け継いだ。2005年に右ひざの靱帯断裂の重傷を負い、5ヶ月離脱。グアルディオラが監督に就任した2008-09シーズンにはチャンピオンズリーグ決勝でマンオブザマッチに選ばれるなど三冠達成に貢献した。
代表には各カテゴリで選出されており、1999年のワールドユースでは優勝している。フル代表には2000年に初選出。主要メンバーとして活躍。2006年ワールドカップには怪我からの復帰直後だったが代表に選出された。スペイン代表が優勝したEURO2008では大会MVPに選ばれた。
2010FIFAワールドカップ、EURO2012でもチームの要として活躍し、いずれも優勝。スペイン代表は主要大会3連覇中であり、黄金時代を象徴する選手の1人となっている。
卓越したボールコントロール、視野の広さ、パスセンスを兼ね備えた司令塔。運動量も多く、守備技術も高い。小柄だがボールキープの技術に長けており、前述のワールドユース決勝で対戦した元日本代表MF稲本純一が何度チャレンジしてもボールを奪う事が出来なかった程。ピッチ上での存在感と影響力は絶大で、彼次第でバルセロナとスペイン代表のポゼッションサッカーの質は大きく変動する。特にバルセロナにおけるアンドレス・イニエスタ、セルヒオ・ブスケッツと構成する中盤は世界最高峰。
熱くなりやすい節があり、判定に異議を唱え続けしばしばイエローカードを掲示されている。
根っからのクレ(バルセロナファン)であり、行き過ぎたバルセロナ愛ゆえに問題発言を放つ事がある。2008-09シーズンのチェルシー戦、2009-10シーズンのルビン・カザン戦やインテル戦において相手が超守備的な布陣を敷いた際にそれらを「アンチフットボール」と揶揄し、相手ファンからの顰蹙を買っている。また、バルサの下部組織出身であるセスク・ファブレガスの復帰騒動について踏み込み、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督から苦言を受けた事も。
近年は釘を刺されたのか、守備的なチームに敗れても感情的に相手の戦術を批判する事は殆ど無くなった模様。
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最終更新:2021/04/20(火) 06:00
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