シャープアステカ 単語

シャープアステカ

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シャープアステカ(Sharp Azteca)とは、2013年1月31日生まれのアメリカ競走馬である。黒鹿毛

な勝ち
2016年パットデイマイルステークス(G3)
2017年シガーマイルハンデキャップ (G1)ガルストリームパークハンデキャップ(G2)ケルソハンデキャップ(G2)モンマスカップステークス(G3)

概要

Freud(フロイド)、So SharpSaint Liam(セインリアム)という血統。

Freud(フロイド)は12戦1勝、G2で3着までであったが、Giant's Causeway(ジャイアンツコーズウェイ)を全に持つことから種牡馬入りして複数のG1を輩出した。

So Sharpは未出走で、その半Mint LaneはG2。5代Kamarの子孫にはその他*ファンタスティックライトなどがいる。

Saint Liam(セインリアム)は現役時代にG1を4勝したヘイロー系の種牡馬で、逝したため産駒は1世代のみであったが、その中からG1を3勝したHavre de Grace(ハバディグレイス)を輩出している。

アメリカクロイス・クラークジュニアによって生産され、1歳時に3.5万ドル、2歳時に22万ドルで取引された後、ゲルフェンシュタインファームなどが馬主となった。

戦績

2歳(2015年)

ホルヘ・ナヴァロ厩舎に入厩し、エドガード・ザヤス上に12月ダート6ハロン戦に出走したが、2馬身差の2着となった。

3歳(2016年)

1月ダート7ハロン戦では1番人気に支持されたが5着。

2月ダート8ハロン戦では1番人気に応えて4馬身差で初勝利

続いて4月ダート8ハロンのオプショナルクレーミングに出走すると、ここも1番人気となり7馬身半差で勝利

5月パットデイマイルステークス(G3)では6番人気となったが、直線に入ると先頭に立ちそのまま2馬身半差を付けて重賞初制覇となった。

ジョーブラボ騎手上に臨んだ6月ウッディスティーブンスステークス(G2)では、1番人気に支持されたものの結果は4着。

8月にザヤス上でリステッドスーパーダービープレリュードステークスに出走したが、半馬身差の2着。

裂蹄を発症したため休養に入った後、11月リステッドのシティオローレルステークスで復帰すると、5馬身差以上付けて圧勝。

12月には3歳限定のマリブステークス(G1)に出走。3番人気に支持されたレースでは好位に付ける形となったが、*マインドユアビスケッツに半馬身差で敗れて2着。

4歳(2017年)

4歳初戦となる、2月ガルストリームパークハンデキャップ(G2)では2番人気となったが、追い上げて4馬身半差付けての圧勝。

続いて3月にはドバイに遠征し、ゴドルフィンマイル(G2)に出走。4番手から始めて途中で先頭に立ったが、調教師騎手の仕掛けがかったようで、結果は3着。

6月にはパコロペス上でメトロリタハンデキャップ(G1)に出走して2番人気に支持されたが。*エスケンデレ産駒の1番人気Mor Spirit(モアスピリット)に6馬身差以上付けられての2着。

7月にはモンマスカップステークス(G3)に出走。4頭立てで1番人気に支持されたレースでは、先頭に立ってからは差を広げていき、7馬身半差の圧勝。

9月ケルソハンデキャップ(G2)でも1番人気に支持され、先頭に立って4馬身差を付ける逃げ切り勝ち。

11月に行われたブリーダーズカップ・ダートマイル(G1)では2番人気に支持され、直線でもったが7番人気Battle of Midway(バトルオブミッドウェー)に半馬身差で敗れて2着。

12月はハビエルカステリャーノを上にシガーマイルハンデキャップ(G1)に出走。3番手からの追い込みで、2着*マインドユアビスケッツに5馬身以上の差を付けてGI制覇を果たした。

5歳(2018年)

5歳初戦は1月に、同年で2回となる当時は高額賞金の競走であったペガサスワールドカップ(G1)に出走。イラッド・オルティス・ジュニア上に3番人気に支持されたが、結果はGun Runner(ガンランナー)の8着。

当初予定していたゴドルフィンマイル調子が上がらないことから回避していたが、10月にそのまま引退が発表された。

種牡馬入り

2019年からスリーチムニーズファームにおいて種付け料1万ドル種牡馬として供用され、初年度の種付け数195頭と人気を集めた。2年2020年101頭、2021年は36頭、2022年は37頭と減少傾向であったが、2022年北米ファーストシーズン&2歳総合サイアーランキング数第1位になったこともあり、2023年の種付け料は1.5万ドルとなった。

2023年10月には日本種馬協会によって導入されることが発表され、初年度の2024年は種付け料150万円で種付け数146頭、2年は78頭となった。

血統表

Freud
1998 黒鹿毛
Storm Cat
1983 黒鹿毛
Storm Bird Northern Dancer
South Ocean
Terlingua Secretariat
Crimson Saint
Mariah's Storm
1991 鹿毛
Rahy Blushing Groom
Glorious Song
*イメンス Roberto
Imsodear
So Sharp
2007 黒鹿毛
FNo.14-c
Saint Liam
2000 鹿毛
Saint Ballado Halo
Ballade
Quiet Dance Quiet American
Misty Dancer
Sister Girl
1992 黒鹿毛
Conquistador Cielo Mr. Prospector
K D Princess
Scipio Danzig
Forlis Key

クロスGlorious SongSaint Ballado 4×3(18.75%)、Northern Dancer 4×5(9.38%)Hail to Reason5×5(6.25%)

主な産駒

2020年産
2022年産

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