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黒鷲遊撃軍(シュヴァルツァアドラーヴェーア)とは、ゲーム『ファイアーエムブレム 風花雪月』に登場する軍隊の呼称である。
なお、英語版では「Black Eagle Strike Force」と、「黒鷲遊撃軍」を概ねそのまま英訳している。
帝国暦1181年2月、アドラステア帝国皇帝イオニアス9世は帝都アンヴァルにおいて皇位継承の儀を執り行い、皇女のエーデルガルト=フォン=フレスベルグを新たなアドラステア帝国皇帝に即位させる。同月、新皇帝となったエーデルガルトは配下のメトジェイ率いる帝国軍の一部隊をガルグ=マク大修道院の聖墓へ侵入させ紋章石を強奪、自らの正体を“炎帝”であることを大司教レアと士官学校生徒たちに明かす。この時より、帝国は教会に対し事実上の宣戦布告を行い、両者は完全な敵対関係となる。
帝国暦1181年3月、教会の追撃を撒き帝国の仮設陣地へと撤退したエーデルガルトは、帝国軍本隊とは別に“黒鷲の学級(アドラークラッセ)”の生徒と教師を、皇帝直属かつ戦場を自由に移動できる遊撃軍として軍に再編する。セイロス教会の支配を打ち砕きフォドラに暮らす全ての人々の安寧を得るという大義名分を掲げ、エーデルガルト自身もその遊撃軍の前線に立ち血路を突き進むことを宣言する。
だが、ここで一つ問題が生じた。そう…軍隊の名前である。
皇帝直属の軍隊である以上、安易なネーミングは王国や同盟諸侯らに一笑に付され、帝国の威信に傷が付くことは自明の理であろう。そして、エーデルガルトは敬愛する師にこう告げた。
「我らが“黒鷲の学級(アドラークラッセ)”にちなんで、
“黒鷲遊撃軍(シュヴァルツァアドラーヴェーア)”というのはどうかしら?」
といったツッコミどころ満載な皇帝陛下の行動はプレイヤーたちから大いにネタにされている。
そして、シュヴァルツァアドラーヴェーアはその場限りの一発ネタではなく、しっかり定着して第2部でも使われ続ける。5年の歳月で帝国軍の末端にまでその名前は知れ渡るようになり「ちょっとカッコイイ」と思っているモブ兵士も出てくる始末。大塚明夫によるナレーションで毎回のように読み上げられるシュヴァルツァアドラーヴェーアは必聴である。
しかし、やはり一番連呼しているのは発案者のエーデルガルト(23歳)である。「シュヴァルツァアドラーヴェーア、出陣!」と高らかに宣言する姿はこのルートをプレイすれば嫌でもプレイヤーの耳に残るだろう。ヒューベルト「ククク…我が主が楽しそうで何よりです」
作中ではいささか浮いたネーミングかもしれないシュヴァルツァアドラーヴェーアだが、他国の軍隊名と比較すると、一概に浮いているとは言い難い。
試しにシュヴァルツァアドラーヴェーアを色々な軍隊の中に混ぜてみるとこのようになる。
違和感なく溶け込んでいるのがお分かり頂けただろうか。それでも若干浮いている気もするが…。
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掲示板
87 ななしのよっしん
2022/12/16(金) 00:50:14 ID: UZwbZklS+X
侵略者が高揚感に溢れているというのはどうにもついていけなかったな…
88 名無し
2023/08/24(木) 23:48:00 ID: GHWHXbtDq1
自分達を導いてくれた師がいてこその黒鷲遊撃軍なのだから無双で名前が一切出ないのは残当。
89 名無し
2023/09/10(日) 05:15:37 ID: GHWHXbtDq1
>>63
徹夜でシュバルツァアドラーヴェーアとか考えるやつにふざけてるのとか言われたくねえ......
てかその2人どっちも王族なんだよな.....
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最終更新:2025/12/07(日) 21:00
最終更新:2025/12/07(日) 21:00
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