シューマン(Schumann)とは、ドイツ語圏の姓。直訳すれば「靴(Schuh)の人(mann)」、つまり「靴職人」を意味する。同義異型の姓にシューベルト、シューマハー(シューマッハ)、シュスターがある。
ロベルト・アレクサンダー・シューマン (Robert Alexander Schumann、1810-1856) とは、ドイツの作曲家である。
19世紀のドイツ・ロマン派を代表する作曲家の一人。交響曲、宗教曲、協奏曲、ピアノ独奏曲、歌曲など広範なジャンルで活躍した。日本では合唱曲『流浪の民』、歌曲『2人の擲弾兵』、ピアノ曲『トロイメライ』(子供の情景)が特に親しまれている。
ザクセン州ツヴィッカウの生まれ。文学青年だったが、20歳のときに天才ヴァイオリン奏者パガニーニの演奏を聴いて、音楽の道を志す。最初はピアニストを目指したものの無理な練習で指を痛めてしまい、以後は作曲と評論活動に専念。
1840年、ピアノの師匠フリードリヒ・ヴィーク(Johann Gottlob Friedrich Wieck)の娘で優秀なピアニストだったクララ(Clara Josephine Wieck)と結婚した。当初、師匠に結婚を猛反対され苦悩の日々が続いたが、その経験と元々あった文学的な素養が、『詩人の恋』『女の愛と生涯』など、現在まで愛好される数々の歌曲を誕生させた。妻クララは、ロベルトの芸術の理解者・演奏者としても大きな存在であり、イ短調のピアノ協奏曲(作品54)など重要な作品のいくつかで初演を担っている。
一方、評論家としては通俗的な流行音楽を排除し、本物の芸術を取り上げることに力を注いだ。ショパン、ベルリオーズをドイツの楽壇に本格的に紹介したのも彼である。新進作曲家ヨハネス・ブラームスを世に知らしめた『新しき道』の論文は有名。
作品番号ベースで約150曲の作品を残し、46歳で生涯を閉じた。
ピアノ曲(編曲ものを含む)を自分で演奏したもの、VOCALOIDに歌曲を歌わせたものなどがある。
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17 ななしのよっしん
2020/04/15(水) 00:25:35 ID: Ae8Hy+8611
もちろんブラームスの行動は恩師シューマンへの敬愛からきた善意のものだったが
まず奥さんの意向を聞かなければいけなかった
もっともこういった細かい誤解からくる不和はブラームスとその周囲の友人達とはしょっちゅうのことだったが、ブラームスは誤解を解くという努力を全くしない人物だった
しかしクララとまで絶交というのは耐えられずこの件では和解するため一生懸命に努力したという点では、ブラームスにとってクララは特別な存在だったとは言える
18 ななしのよっしん
2022/05/15(日) 21:01:05 ID: DN55ZqndIZ
ピアノ協奏曲が素晴らしい
技巧とか斬新さとか廃してひたすらピアノが恋を歌う曲
弾くピアニストたちのライブが揃って全力で楽しそうなのが、この曲の魅力を何よりも証明する
19 ななしのよっしん
2022/09/13(火) 06:04:21 ID: BFb7hh9WyY
>>15
晩年にクララが自分の娘に「私が一番苦しい時(シューマンが自殺未遂してうつ病になった)に支えになったのは貴方達ではなく、ブラームスだった」って言ってて、その娘たちも「人生で何を疑おうと、ブラームスの母に対する思いだけは疑ったことはない」って言ってるからなんかプラトニックラブに感じる
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最終更新:2024/04/23(火) 17:00
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