シルバーレインとは、株式会社トミーウォーカーが運営する学園伝奇PBW(プレイバイウェブ)である。
別名銀雨、シルバレ、TW2(TW1は同社の運営しているPBW「無限のファンタジア」)と呼ばれている。
ゲームの舞台は現代日本。小学生から高校生まで(一部卒業生を含む)の少年少女たちが「ゴースト」を倒す為非日常的な能力を得て立ち上がるというストーリー。
剣士や魔法使い・武道家といったRPGお馴染みのジョブから、日本の妖怪が由来の土蜘蛛や雪女、西洋由来の吸血鬼・人狼まで、2010年10月現在プレイヤーが選べるジョブの数は約40ほど(まだまだ増えるよ!)。
しかしプレイヤー数が多い反面、「いつも依頼に入れない」「お金が流れ星のように消えていく」といった悩みも少なくは無い。
結社や教室等を使ってのコミュニケーションだけならほぼ無料で出来るものの、キャラのイメージ化を図るためにバストアップやイグニッションカード(全身イラスト絵)に注ぎ込んだり、レベルを上げて強くなるためにキャラに投資をする等といった理由でお金が飛んでしまう。
トミーウォーカーの運営するPBWでは、ASH有限会社の課金システムを利用して課金を行う。その課金した際に出るのが★(※)であり、これを何らかの形で一度に大量消費する事を「流れ星(もしくは流星群)」と比喩している。
※1つあたり1000円、ただし郵便や銀行振り込みにより若干安くなるため一概にそうとは言えない。
バストアップ(BU):いわゆる立ち絵。ステータス画面に表示される。他のあらゆるイラストはこれを参考に作られるため、何を注文するにしてもまずはこれを一枚作らなければ始まらない。
大体★3~4つ(3000円~4000円)。同系統のものに、全身像のSDイラストもある。値段は大方一緒。
顔アイコン(IC):結社(コミュニティやギルドのようなもの)で発言する時や、様々な面で使用される。イラストに金を注ぐのであれば無いとちょっと寂しい。3~5つほど持っているプレイヤーが多い。キャラがクルースニク(人狼)や妖狐など、動物変化可能なキャラは動物形態のアイコンも作る人がいる。大体★1つ(1000円)。
イグニッションカード(IG):「ネギま!」を知っている人はあれのパクティオーカードを思い浮かべれば良い。キャラが能力を行使する時に使用するカードのイラストで、武器を装備しているものが殆ど。大体★4~5つ(4000~5000円)で、使役ゴーストという仲間モンスター的なものを持っている場合、彼らも一緒に描いて貰うことが出来る。ただし追加で★2つ(2000円)。
ピンナップ:日常等の1シーンを描いたイラスト。特定の場面ではカットインに使用することも可能。戦闘中のものは値段が★1つ分高い。★3.5~★5.5つ(3500円~5500円)ほどかかる。また二人~四人で一緒に描いて貰うことも可能で、その場合は★4.5(4500円)つから★2つずつ値段が上がる。注文するメンバーで割り勘するのが普通。
その他結社のバナー的なイラストや、贈り主と受け取った人のみ見られるグリーティングカード、演じるキャラのイメージを粉砕してまで行く勇気やプレイヤーとキャラと割り切れる覚悟があればの話だがオフ会に行くことで使う名刺カードなども存在する。もちろん高い。
通常シナリオ:何かしらの事件が起き、それを8人ほどのメンバーで解決しに行くという話を書いて貰う。参加費は★1つ、確実に参加するために★0.5つを追加で投じることになるが予約せずに参加出来るシナリオは殆ど無いため、実質一回の参加につき★1.5つ(1500円)。
イベントシナリオ:観光に行ったり、何かしらのイベントに参加したりするシナリオ。料金は★0.5つ(500円)で人数制限が無いので確実に参加出来る。ただし余りに人数が多いと自分のキャラは一行描写されておしまいということもザラである。もっとも通常シナリオでも、マスター(執筆者)によってはロクに出番を貰えず終わることもあるが
というのが、多くの人が金を注ぐと思われるメインコンテンツである。課金して楽しもうと思っている人はとりあえず上記の中で欲しいものを検討したうえで、大体の合計料金と自分の財布を照らし合わせで検討するといいだろう。
他にもダンジョンを冒険するミニゲーム的な「ゴーストタウン」、プレイヤーがチームを組み、チームで戦うトーナメント「学園黙示録」といったコンテンツも存在する。オリジナルのアイテムも作って貰うことも可能で、これらに手を出せば更に金は飛んでゆくこととなるだろう。
2008年6月11日にTRPG版銀雨である「シルバーレインRPG」が発売された。
著者は安道やすみち&グループSNE 監修は友野詳&上村大
リードカード20枚、ロールカード40枚が付いて定価は3000円(税込み)
全ページフルカラーである事も魅力の一つ。
PBWとの一番の違いはPBW版では20面ダイスでの判定だったのに対し、TRPG版では専用の「リードカード」と「ロールカード」の2種類を使っての判定となる。これによりダイスが無くてもプレイが可能という変わったシステムになっている。
ロールカードには「アクトワード」が記載されており、このワードに従いロールプレイすることで運命の糸を手に入れることが出来る。TRPG版では運命の糸を使って自分の手番にカードを3枚まで引く事が出来る上に運命の糸が0になると「運命反動」という判定が発生する為、いかにカードを回して運命の糸を多く手に入れるかが戦闘での鍵となっている。
また「エフェクト」によってガード、ジャスト・クリティカルアタック、魂が肉体を凌駕するといったPBWに実在する物から、運命の救い、猛攻、後の先等といったTRPG版オリジナルの物があったりと
世界観はPBWに準じてはいるが、システム面においてはPBWとはほぼ別物であるので注意してもらいたい。
とはいえ、作成システム上の互換性はあるのでPBWのキャラを使ってすぐに遊ぶことは可能である。
8月23日にはサプリメント「人狼VS吸血鬼」が発売され、新しく出たばかりである2ジョブを除く26ジョブと
フランケンシュタインFWとサキュバス・ドールを除く使役ゴーストが使用可能となっており、一部は真・使役ゴースト化する事もできる。
新エフェクトの載った追加ロールカード20枚が付いており、こちらも値段は3000円(税込み)
基本ルールブックと同じく全ページフルカラーである。
再三の延期となったサプリメント「メガリスクライシス」も2009年2月16日に発売、新使役ゴースト「ケットシー」も入り、ほぼ全部のジョブ・使役ゴーストが使用可能となった。
当サプリメントより導入された新カード20枚ならびに「クライシスパワー」によりボスエネミーの増強が為され、さらにスリリングかつ戦略的なバトルを行うことも出来る。
さらに、舞台である銀誓館学園での生活やプールにて行われるPvPこと「学園黙示録」等を収録した
新サプリメント「エンドレスデイズ」も2009年8月19日に発売された。
シルバーレインRPGはオンラインセッションも推奨しており、公式からセッション用ソフト「メガリスドライブ」が公開されている。
さらにプレイログ(リプレイ)の募集も募ったり、Q&Aやメガリスドライブのバグに対する対処の早さを考えるとかなりユーザーフレンドリーなサポート体制となっている。
余談ではあるが、TRPG版シルバーレインから本家シルバーレインに来るものも多い。
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最終更新:2024/04/25(木) 18:00
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