シールドライガー 単語

66件

シールドライガー

3.6千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE
ゾイド > シールドライガー

シールドライガーとは、『ZOIDSシリーズに登場するライオン高速戦闘ゾイドである。
1999年に放映された『ゾイド -ZOIDS-』を皮切りにして、後に続くアニメシリーズバトルストーリーにおいて役機の代名詞となる共和ライオンゾイドの元祖的存在である。

機体解説

シールドライガー
SHIELD LIGER
基本情報
RPZ-002
RZ-007
所属 ヘリック共和国
モチーフ ライオン
スペック
全長 21.6m
全高 9.0m
全幅 6.0m
重量 92.0t
最高速 250km/h
武装(旧)
武装(新)
ゾイドテンプレート

ヘリック共和国ゼネバス帝国EPZ-3サーベルタイガーに対抗するべく開発した初の高速戦闘ゾイド

当時、ヘリック共和国の陸戦ゾイドは今までサーベルタイガーに対して直接戦闘では苦戦を強いられており、戦争自体にはRBOZ-5ウルトラザウルスの活躍でどうにか勝利を収めたものの、その後の共和軍にとって何時の日かゼネバス帝国が戻ってきた時のため、サーベルタイガーに純な意味で対抗できるゾイド開発は急務であった。
そこで元帝国基地内に多数残されていたサーベルタイガー鹵獲して底的な分析を行い、それにより得た高速戦闘ゾイドノウハウを反映して生み出したのが、このシールドライガーである。

多数の火器を搭載していたサーベルタイガーとは対照的に武装は最小限に留めつつ、なおかつその武器を収納式にする事でを向上させ、そして新の冷却システムによってその最高速度はサーベルタイガーのそれを優に上回る時速250kmに達している。格闘サーベルタイガーに引けを取る事はく、場合によってはEPZ-2アイアンコングとも戦う事ができるほどの戦闘力を有している。

また本機最大の特徴として頭部から発生させるエネルギーシールドEシールド)があり、このEシールドは敵のビーム攻撃を弾く性質を持ち、これによりシールドライガーは前面からのビーム攻撃に対して絶対的な防御を獲得した。
ただし、このEシールドはシールドライガー自体のエネルギーを大きく消費してしまうため、連続しての展開は稼働時間の短縮化を招いてしまう。

このシールドライガーおよびRHI-3コマンドウルフの登場により、共和軍はサーベルタイガーに対抗する事が可となり、予想通り逆襲してきたゼネバス帝国軍の高速戦闘ゾイド部隊に対して互以上に渡り合えるようになった。
帝国軍がサーベルタイガー火力強化を図るとこちらも強化の良を果たしシールドライガーMk-2となり、同じく良されたコマンドウルフRHI-6ベアファイターとMk-2部隊として戦線に再投入された。

第一次大陸戦争期ではRPZ-15キングライガーやRPZ-20キングバロンなどの後継機の登場により次第に出番が減っていったが、惑星Zi大異変のどの個体が生き残ったため、第二次大陸戦争ではコマンドウルフと共に共和軍の高速戦闘ゾイドの代表的存在として活躍を続けた。

そのボディは後にRZ-28ブレードライガーベースになった。

劇中での活躍

バトルストーリー

ZAC2042年にロールアウト。コマンドウルフと共に“ハドリアンウォールの戦い”を初陣として登場し、論見通りサーベルタイガーを撃破してその優位性を奪った。時にはその機動性を生かし帝国領への強行偵察などを行い、その際に帝国軍のデスザウラー開発の手がかりを得ている。

しかし、帝国補給線を襲撃した際にはサーベルタイガー火力強化機であるグレートサーベルが立ちはだかりあえなく敗北。これによって再び優位性が脅かされたシールドライガーもまた火力の強化が果たされ、シールドライガーMk-2として生まれ変わり、ベアファイターNEWおよびコマンドウルフNEWと部隊を結成してグレートサーベルをはじめとする帝国最強部隊に対抗した。

暗黒大陸戦争では当初はそのまま従軍していたものの、次第にガイロス軍の強な攻撃をもつゾイドに圧倒され、遂にキングライガーキングバロンを後継機とする形にして退役した。

それでもZAC2099年以降には惑星Zi大異変を生き延びて再量産され、再び共和軍の高速ゾイドとなる。

そしてオリンポス山に先行偵察に赴いた独立第2高速部隊とそこに所属するハルフォード中佐の乗機がかつてのライバル機だったサーベルタイガーの後継機であるセイバータイガーと交戦、戦の末に辛くもこれを退けるも、山頂の帝国基地ではオーガノイドシステムを利用してのデスザウラー復活計画が進められており、ハルフォードはこの再生途中のデスザウラー特攻を掛け自らの命を犠牲にしてデスザウラー復活計画を阻止している。

その後はシールドライガーはレオマスター専用機としてシールドライガーDCS-Jへと良されたり、さらに共和軍が手に入れたオーガノイドシステムを組み込まれてブレードライガーへの強化が果たされる事となる。

アニメ

ゾイド -ZOIDS』および『ZOIDS新世紀/ZERO』に登場。

第一作では事実上の主人公機として中盤まで活躍した。
主人公バン・フライハイトの住むの近くで朽ち果てていた機体にオーガノイドジークが入り込んだ事でコア再生し、そのままバンの機となった。

当初はバンも不慣れで、制御の大半をジークに頼っていたが、次第にジークなしでも乗りこなすようになっていく。
しかし、物語中盤でレイヴンの操るジェノザウラー荷電粒子砲をまともに受けて再びコアが停止してしまう。

そこでジークフィーネがシールドライガーのコア融合する事で自己修復を行い、最終的にはブレードライガーへの進化を果たし、バンの新たなパートナーとなった。

他にも同作では共和仕様のシールドライガーも多数登場しているが、基本的に噛ませ扱いがほとんどであった。
また、帝国首都ガイガロスでの対デスザウラー戦でロブ・ハーマンがバンと同じブルーカラーリングの機体に搭乗している。続く共和首都ニューヘリックシティにおける対デススティンガー戦ではカール・リヒテン・シュバルツセイバータイガーと組んで、シールド同士を接触ショートさせることでデススティンガーシールドを破るが、即座に返り討ちにされて戦闘不能になった。
この他にもクルーガーが自身が若りし頃に乗っていたことを示唆する発言をしていた。


/ZERO』ではチームブリッツの前リーダーだったレオン・トロスの乗機として登場。

ビット・クラウドと入れ替わるようにして一度はチームを抜け修行に出ていたが、そこで最終的にシールドライガーを損失してしまい、後に偶然出会った真紅ブレードライガー乗り換えている。


なお、設定のEシールドはキット解説ではあくまで“ビームのみを防ぐシールド”でしかないとされるが、本作に限らず全アニメシリーズにおいてはビームどころか実弾だろうが爆だろうが大抵の物理的攻撃をも防げる万装備として描かれており、むしろ後期ガンダムシリーズに使われていたビームシールドに近いものになっている。

主な機体バリエーション

お絵カキコ

 シールドライガー

関連動画

関連コミュニティ

関連項目

この記事を編集する
関連記事

親記事

子記事

  • なし

兄弟記事

掲示板

おすすめトレンド

ニコニ広告で宣伝された記事

記事と一緒に動画もおすすめ!
biim兄貴[単語]

提供: フライングスパゲッティモンスター

もっと見る

急上昇ワード改

最終更新:2024/04/25(木) 09:00

ほめられた記事

最終更新:2024/04/25(木) 09:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP