ジェイス・ベレレンは、トレーディングカードゲーム『Magic: The Gathering』の登場人物である。
身長 : 2.00meter
体重 : 100kg
長所 : トラブルヒーロー
短所 : 逃避癖
(ジェイス・ベレレン ロードオブヴァーミリオン版より抜粋)
後に「デュエルズ・オブ・ザ・プレインズウォーカー2013」で身長:178cm 体重:72kg 年齢23歳 であることが示された。Wizards of the Coast社(WotC)が作ったゲームなのでおそらくこちらが公式なプロファイルだろうか。
ジェイス・ベレレンはいつでも好奇心に勝てません。 魔法を操る神童として、彼は魔道士アカデミーの他のどの生徒よりも魔術を深くまで掘り下げ、教師が彼を不審に思うほどの場所にまで到達するに至りました。
精神魔法の達人として、彼は自らの能力で他人の精神を覗き込み、その中から堅く閉じられた秘密すら見つけるに至りました。 その実践の中で、彼は何度も危険な目にあいました。 そして、彼の精神魔法はプレインズウォーカーと自らの世界の外を見つけるにいたり、さらに大きな秘密に彼は開眼したのです。そして自らの灯に火を入れた彼は、好奇心に導かれるまま、多元宇宙の次元を支える混沌の虚無、久遠の闇深くまで達したのです。最終的にジェイスは、彼の周囲が彼の知識欲を満たすことができるくらい広大であることを理解したのです。
今やジェイスは、他の強大な生命と同じ問題に直面しています。それは、力への誘惑です。
幻影や読心、さらには記憶を操作する彼の技は旅を経て力を増し、その力は彼が求める秘密に至る道をさらに広めていきました。
(WotC公式サイトより抜粋)
人間男性のプレインズウォーカー。魔道士たちは白・青・赤・黒・緑の5色の「マナ」を扱うことで呪文や召喚魔法を駆使するが、ジェイス・ベレレン(以下ジェイス)はその中でも青の呪文を扱うことに非常に長けており、精神操作や幻影魔法は彼の十八番である。そのため、プレインズウォーカーの中では比較的若いことも相まって「神童」と呼ばれることもある。
ラヴニカに居を構え、所属する魔道士ギルドの依頼を受け、他のプレインズウォーカーを追跡するような任に就いている(コミック版より)事から、ある程度の協調性や社会性を持ち合わせているように見える。(とはいっても、私たちヒューマンとは常識・能力その他あらゆる面が異なっているので、そもそも彼らの行動原理を人間が理解すること自体が難しい。)
ジェイスとしてデザインされているカードは、2014年7月現在で5枚存在する。
いずれもパーマネント・タイプはプレインズウォーカーで、神話レア。(ローウィン版の《ジェイス・ベレレン》のみレア)
Jace Beleren / ジェイス・ベレレン (1)(青)(青)
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)[+2]:各プレイヤーはカードを1枚引く。
[-1]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーはカードを1枚引く。
[-10]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーのカードを上から20枚、自分の墓地に置く。3
プレインズウォーカーとしてはコストが安い3マナ域で召喚でき、比較的手軽にカードアドバンテージを得ることができる。また、唯一性ルール[1]を利用して、下記の《精神を刻む者、ジェイス》の対策に使われることもあった。
+2能力が相手にもアドバンテージを与えてしまうため、《吠えたける鉱山/Howling Mine》を併用するようなターボ系デッキの方が使いやすい。しかし能力の強さというか、《精神を刻む者、ジェイス/Jace, the Mind Sculptor》対策として-1能力を2度使って放置される事が多かった。-10能力は…これだけだとフィニッシュも出来ない事もあって忘れて良いと思うよ。
→MTGwikiの解説
Jace, the Mind Sculptor / 精神を刻む者、ジェイス (2)(青)(青)
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)[+2]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーの一番上のカードを見る。あなたはそのカードを、そのプレイヤーのライブラリーの一番下に置いてもよい。
[0]:カードを3枚引く。その後、あなたの手札のカード2枚をあなたのライブラリーの一番上に望む順番で置く。
[-1]:クリーチャー1体を対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-12]:プレイヤー1人を対象とする。そのプレイヤーのライブラリーからすべてのカードを追放する。その後、そのプレイヤーは自分の手札を自分のライブラリーに加えて切り直す。3
ワールドウェイクで登場。通称「神ジェイス」、単に「神」とも。
色々な意味で物議を醸し、登場後のスタンダード環境に青を復活させた張本人。このカード1枚でライブラリー操作、ドロー、バウンス、ライブラリー破壊(フィニッシャー)をこなしてしまうMTG屈指の壊れカード。
詳しくは → 精神を刻む者、ジェイス
Jace, Memory Adept / 記憶の熟達者、ジェイス (3)(青)(青)
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)[+1]:プレイヤー1人を対象とする。あなたはカードを1枚引く。そのプレイヤーは自分のライブラリーの一番上のカードを自分の墓地に置く。
[0]:プレイヤー一人を対象とする。そのプレイヤーは、自分のライブラリーの一番上から10枚のカードを自分の墓地に置く。
[-7]:望む数のプレイヤーを対象とする。それらのプレイヤーはそれぞれカードを20枚引く。
4
これまでの3枚の中で最も重いコストを持つ。上記の《精神を刻むもの、ジェイス》が禁止された直後の発表ということもあり、適切なバランスのジェイスを創り出そうとした開発部の苦慮が伺える。「強いプレインズウォーカー・カードは4マナである」(《鎚のコス》発表時)と標榜するWotCがあえて5マナとデザインした背景には、先の反省が含まれているのだろうか。ただしこのカードが弱いかと言われれば決してそんな事はなく、プラス能力でのドローなど差別化できる点は多数見られる。今後のトーナメントシーンでの活躍に期待したい。
Magic2013でも再録、構築では後に強力で軽いジェイスが登場してしまったために使われなくなったが、リミテッドでは出て+-0能力を3回使えばゲームが終わる事から、他のどのカードよりもチートなカードとして一躍トップクラスの評価を得た。
イラストの容姿から某エヴィンカーの腰巾着呼ばわりされることもある。
Jace, Architect of Thought / 思考を築くもの、ジェイス(2)(青)(青)
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)[+1]:あなたの次のターンまで、対戦相手1人がコントロールするクリーチャー1体が攻撃するたび、それはターン終了時まで-1/-0の修整を受ける。
[-2]:あなたのライブラリーの一番上から3枚のカードを公開する。対戦相手1人は、それらのカードを2つの束に分ける。一方の束をあなたの手札に加え、他方をあなたのライブラリーの一番下に望む順番で置く。
[-8]:各プレイヤー1人につき、そのプレイヤーのライブラリーから土地でないカードを1枚探し、それを追放する。その後、そのプレイヤーは自分のライブラリーを切り直す。あなたはそれらのカードを、そのマナ・コストを支払うことなく唱えてもよい。
4
ラヴニカへの回帰で登場。
能力は、対戦相手のクリーチャー弱体化、小型《嘘か真か》、全プレイヤーからのライブラリーサーチ+コストなし使用の3つ。
プラス能力で相手クリーチャーの打点を下げられるため、相当に倒されにくくなっている。微妙に忘れられがちだがプレイヤーを殴るクリーチャーも弱体化する。
小マイナス能力では最低でも「2枚のカード」「3枚のうち1番欲しいカード」のどちらかが必ず手に入る。本家《嘘か真か》と違って選ばれなかったカードは墓地に置かれないため墓地利用によるアドバンテージは稼げないが、この能力を連打して使い捨てるのも強力である。
忠誠値大マイナスは性能が多少対戦相手に依存するが、自分のデッキに大技を仕込んでおけば安定した必殺技になる《世界火》とか。どこを切っても便利な仕上がりの強力カードであり、コントロールデッキではお約束のように見かけるカードとなっている。
このジェイスはライブラリー破壊系の能力を持っていない。心境の変化があったのだろう。お店作ってるし。
2014年3月に発売された「デュエルデッキ ジェイスVSヴラスカ」では新イラストになったこのカードが収録される。この新イラストは七三分けで顔つきが険しいせいで銀行員とかサラリーマンとか半沢直樹とかなかなかひどい言われようである。
Jace, the Living Guildpact / ギルドパクトの体現者、ジェイス (2)(青)(青)
プレインズウォーカー — ジェイス(Jace)
[+1]:あなたのライブラリーの一番上から2枚のカードを見る。それらのうちの1枚をあなたの墓地に置く。
[-3]:他の土地でないパーマネント1つを対象とし、それをオーナーの手札に戻す。
[-8]:各プレイヤーは自分のライブラリーに自分の手札と墓地を加えて切り直す。あなたはカードを7枚引く。5
基本セットMagic2015に収録された5枚目のジェイス。
このカードは「ラヴニカへの回帰」ブロックのストーリー終了後、ギルドパクト(次元「ラヴニカ」の法の基礎を成す魔法)そのものとなったジェイスの姿を現している。
プラス能力はライブラリー操作。不要な1枚を弾いて今後引くカードの質を強化できる。墓地にカードを送るため、墓地利用カード、ライブラリーの一番上のカードがわかるためライブラリーの一番上を参照するカードと合わせることもできる。
だが、正直なところ4マナも払ってこの能力は弱いと言わざるを得ない。
小マイナス能力はバウンス。一時しのぎではあるが、手札にたたき戻せる範囲が広いので便利な効果である。
ただし、忠誠度の消費が[-3]と非常に大きい。あと、自分を手札に戻せないので小マイナス→再設置→忠誠度復活、という操作はできない。
この効果が《虚空の罠》(1マナ)とほぼ同じものであることを踏まえると渋い顔にならざるを得ない。
大マイナスは大規模リセット。全プレイヤーが手札をライブラリーに戻すが、カードを引くのは自分だけなので対戦相手の手札を全部消す(あと墓地も)効果だと考えていい。この効果はそれなりに期待が持てるが、いかんせんプラス能力が弱いというところがかなり苦しい。
前4代のジェイスと比べて初見での印象はかなり良くない。そんな能力で大丈夫か?10月までは《思考を築くもの、ジェイス》もいるんだぞ?
精神を刻む者、ジェイス 水文明 (4)
クリーチャー:ヒーロー/プレインズ・ウォーカー 3000
このクリーチャーがバトルゾーンに出た時、カードを3枚引く。その後、自分の手札を2枚、山札の一番上に置く。
このクリーチャーが攻撃する時、相手のクリーチャーを一体選び、持ち主の手札に戻す。
MTGの弟分のTCG、デュエル・マスターズのジョーク拡張パック「超ブラック・ボックス・パック」にて敵対しているニコル・ボーラスと共にプレインズウォークしてきた収録されたクリーチャー。
元のカードをイメージしてか、場に出た時で山札を操作しつつ1ドローする能力と、攻撃時にクリーチャーを一体バウンスする能力を持っている。
これらとは別にもう2つ能力を持っていたが、「プレイヤーを一人選び、そのプレイヤーの山札の一番上を見て、デッキの一番上に置くか一番下に置く」能力は出た時能力と上手く噛み合わない為か採用されず、もう片方の「プレイヤーを一人選び、そのプレイヤーの山札をすべて追放し、手札をすべてデッキに戻し、シャッフルする」能力は、こちらの世界でもブッ壊れた能力だった為かこちらも採用されなかった。
とは言え、水単色のコスト4でパワー3000、攻撃時のバウンスと場に出た時の山札操作と1ドローは、システムクリーチャーとしては十分過ぎるので、考え無しに水単のデッキに入れてもいいかもしれない。
また、デュエマには山札の一番上を参照する能力も多いので、それらと組み合わせてもいいかもしれない。
そんなこのカードだが、ジョーク拡張パックのそれも極めてレアな枠での収録、尚且つ再録も怪しいコラボカード。と云うのもあってかシングル市場では値段が高く、一緒に来た収録されたニコル・ボーラス程ではないにしろ、やはり手を出すには少々キツイ値段であるようだ。
前半に出てくるフードをかぶった人物がジェイス。後半の人物はアーテイ。
ジェイスがPとして活躍(?)
掲示板
162 ななしのよっしん
2023/08/09(水) 20:26:07 ID: MPn+FiyeXU
₍₍⁽⁽🚹₎₎⁾⁾
見て!ジェイスが空回っているよ
かわいいね
🚹
みんなが気合いでなんとかしてしまったので、ジェイスは面目を潰してしまいました
ナヒリのせいです
あ〜あ
163 ななしのよっしん
2023/08/09(水) 20:34:07 ID: ifqs/T7fAz
「悪の道に走り、邪な精神魔術で人々を苦しめる“悪のジェイス”」のイメージからアショクが生み出され、好き勝手しつつも巧妙に本当にヤバい奴には目を付けられないよう暗躍を続けついにはエリシュ・ノーンすら悪夢で苦しめ新ファイレクシア壊滅の遠因を作っていたことが明らかになったのに、肝心のジェイスが完成化されてしまい本当に悪堕ちしてしまったやらかし枠認定される皮肉。
164 ななしのよっしん
2024/03/29(金) 19:48:27 ID: 2f9GACqz0j
まさかオーコが出てるサンダージャンクションで2マナPWになるとは思わなかった。
なんでアショクの見た目してるのかはストーリーで明かされるのかね
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/18(木) 06:00
最終更新:2024/04/18(木) 06:00
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