ジェニュイン（魔人探偵脳噛ネウロ）とは (ジェニュインとは) [単語記事]

概要

新しい血族の尖兵「五本指」のリーダーで、五本指の親指に位置する。他の五本指を動かす権限を持ち、シックス不在の間は直接指揮を出していた。イブニングドレスを着た美女で、かつては大女優「ジェニファー・ユーイング」として世界中の人々を魅了しつくしたが、シックスと出会ってからは表社会から姿を消し、シックスの配下となる。

性格は生粋のサディストで、数多のファンを奴隷（しもべ）として従えている。しかし、シックスの前では一転してマゾヒストへとなり、最後はシックスの身勝手な要求で命をひねりつぶされることを望んでいる。

祖先は群衆の心理と行動を思うままに支配して、数々の戦争を引き起こしては上から眺めて楽しんだ「魔女」と呼ばれる一族。彼女自身も扇動の天才であり、連続した仕草や言葉での心理支配によって、個人や集団を自在に操ることができ、手を振るだけで都市一つ滅ぼせるとまで評されるほど。
五本指の本来の目的である「多くの人間を殺すこと」からすると、最も恐ろしい能力なのだが、ネウロを自分得意の場に引き込むことに固執して、攻めることが大好きなネウロに対して守勢にまわってしまったことが原因で、すべての権利を奪われたうえであっさりと敗北。脳に魔力を注入されて、ネウロの奴隷と化してしまった。ネウロをご主人と認めたものの、それでもなおシックスへの忠誠心は一切揺らぐことなく、シックスの不利になる情報を漏らすことなく、最後は驚異的な精神力で血族としてのプライドを取り戻し、奴隷であるアランとともに自爆して死亡。結果、試合に負けて勝負に勝ったである。