ジェモ(MSS-009 GEMEAUX)とは、漫画『機動戦士ガンダム エコール・デュ・シエル 天空の学校』に登場するモビルスーツである。
機体名はフランス語でふたご座を意味する。
GEMEAUX ジェモ |
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型番 | MSS-009 |
全高 | 18.6m |
重量 | 38.4t(本体) 57.8t(全備) |
出力 | 1,980KW |
推力 | 84,000kg |
搭乗者 | ジャック・ベアード ヘンゼル・ピノッケル ヤハギ・フランジバック 他 |
武器 |
アナハイム社がル・シーニュの余剰パーツをベースに開発した量産型モビルスーツ。エゥーゴとカラバに配備された。
ル・シーニュから装甲を増強して対弾性を高め、MSAナンバーであるネモやネロとの互換性を考慮している。
一部資料ではル・シーニュの下位モデルと記されているが、突出させた機動性の代償に装甲を薄くせざるをえなかったル・シーニュと比較して、高いレベルでバランスが取れている。
性能はどれをとっても高く、他の量産機とパーツ単位での互換性をもった優秀な量産機である。
ル・シーニュはアスナ・エルマリート専用に調整されたバイオセンサーを搭載しているが、本機ではオールドタイプ(非NT)の搭乗を考慮してバイオセンサーをオミットしている。
ニュータイプのアスナが搭乗するル・シーニュと、オールドタイプが搭乗者するジェモとでは存外この差が大きく、かつてのアムロ・レイとガンダム2号機を想起させる活躍を残したル・シーニュに比べ目立った活躍は残せていない。
優れた性能を持ったジェモだが、あくまでル・シーニュの余剰パーツをベースにした機体であり、パーツ確保の為か極少数機の生産に留まったようだ。
『エコール・デュ・シエル』では、グリプス戦役末期にツバイカウに数機配備され、内一機がジャック・ベアードの乗機となった。アスナはこの機体を羨んでもいた(ジェモというよりツイン・ビーム・トライデントをだが)。
第一次ネオ・ジオン戦争の裏側を描いた漫画『ジオンの幻陽』では、ニューヤークに在駐するカラバ第12MS中隊の機体として登場。尤も、本家エコールでは味方側なのに対し、こちらでは敵方の機体。主人公(ネオ・ジオン側)のバーン・フィクゼスの乗るドライセンに容易く撃破されていた。
余談だが『ガンダムエース』の漫画オリジナル機が連動作でもない他作者の漫画に出るのは珍しい事である(作者の過去作から用いる事は結構あるのだが)。
本編が休載となって久しい今、この先メディア展開する機会があるのかは微妙なところ。
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最終更新:2024/04/24(水) 23:00
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