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ジオング

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ジオング(MSN-02 ZEONG)とはTVアニメ機動戦士ガンダム』に登場するジオン軍MS(モビルスーツ人型ロボット兵器)の一種である。

概要

宇宙世紀0079年、1年戦争末期ジオン公国開発されたニュータイプ専用モビルスーツである。
両腕先(先)からビームを発射して攻撃をするが、サイコミュシステムを利用することで両腕とも切り離し、独立して攻撃が可サイコミュシステムとは、ニュータイプから発せられる感応波を搭載されているサイコミュで受信・増幅し、パイロットの意のままに操作出来るシステムのことである。これは俗にオールレンジ攻撃と呼称される。
ただし有線コントロールであるため、その攻撃範囲は限られる。線の物もMAN-08・エルメスに搭載され実戦での使用もされたが、サイズMSに搭載出来る程小化出来なかったのと、信頼性の確保と言う点で有線式にされた(それでも通常のMSべれば十分大きく、脚部の未完成状態でも全長が18m近くある)。
また頭部は緊急用脱出ポッドも兼ねており、口にあたる部分のメガ粒子砲で攻撃も可

搭乗者はシャア・アズナブルで、両脚と上腕部の装甲がない完成度80%の状態でア・バオア・クー攻防戦に出撃。直前のシャアと整備士のやりとりは特に有名。 →ジオング整備士

シャアテストすらされていないジオングにぶっつけ本番で乗せられるが(サイコミュシステム直前に整備士から口頭で説明されたぐらい)、アムロガンダムと対峙するまでにMS18機、戦艦4隻を単機で撃墜するという素晴らしい戦果を挙げている。更に今まで何度も苦汁をめさせられたガンダムの左腕と頭部を破壊。最後は自動操縦のガンダムビームライフル(ラスト・シューティング)を受け頭部側面のバーニヤを破壊され撃墜されるものの、撃墜直前に自身もメガ粒子砲を放ちガンダムの右腕と右脚を破壊、相打ちという形に持ち込んだ。

アニメ企画当初は本体を頭部・胴体・部・両腕・両脚の7つに分離させて攻撃するという設定だったが、この発想は20年を経て『∀ガンダム』のターンX実装される形となった。

 

後年に製作された「機動戦士ガンダムUCOVA版ではジオングの名を冠した巨大モビルアーマーネオ・ジオング』が第7話にて登場する予定。容姿的にはジオングよりも寧ろシナンジュコアに据えたαアジールと言った方がしっくりくる構造になってはいるが。

パーフェクトジオングについて

パーフェクトジオング(以下PFジオング)とは脚部と上腕部装甲を取り付けられた完成状態のジオングのこと。全長は35mにもなる。元ネタアニメーター板野一郎が書いた落書きである。
PFジオングが有名になったのは漫画プラモ狂四郎』のによるところが大きい。最初にPFジオングを生み出したのは四郎のライバルの一人、満。1/144のジオングに1/100ドムの脚を付けるという改造で登場した。後に四郎のパーフェクトガンダムと戦うサッキー竹田のPFジオングは洋サーベルを装備しており、これはMGシリーズのPFジオングでも再現されている。

しかし最近では、宇宙空間でならジオングはTVアニメに登場した足しの状態で完成とも言われる。最もAMBACシステム間内で四肢を動かす慣性により推進を使わず方向転換するシステム)を考えれば足付きのPFジオングでもいい気もするのだが。まあAMBACシステム自体後付設定だし。

こぼれ話

シャアはジオングに乗る際は他のMS同様部から乗っている。ところが緊急脱出する際は頭部を切り離した。いつ乗り移ったのか? …実はジオングは当初複座機として製作されていて、サイコミュMAブラウ・ブロのように通常の操縦は部から、サイコミュシステムは頭部の座席から操作する予定だったのだ。だが通常操縦はどちらの席からも可なのである。シャアは最初に乗り込んだのは部座席で途中で頭部座席に乗り換えたのだ。(これがシャアの生死の分かれになった)

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最終更新:2024/03/29(金) 08:00

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