ジムⅢ/ヌーベルジムⅢとは、アニメ『機動戦士ガンダムZZ』等に登場するモビルスーツである。
カラバ主導のジムⅡアップデート計画(ジムⅢ計画)で開発されたジム系量産機。ジムⅡにガンダムMk-Ⅱのテクノロジーを導入した機体である。
強化点は頭部センサーとメインカメラの高性能化、メインスラスターの強化による機動性・運動性の向上、アクチュエータの追加による構造の強化、各部オプションラッチの増設など多岐に渡る。オプションとして脚部スラスターノズルとアンプリファイア・エイダも用意されており、推力と機体構造の更なる強化が図られている。
マイナーチェンジに過ぎなかったジムⅡに対し、本格的な強化改修が行われ、ガンダムMk-Ⅱと同等の総合性能を得るに至った(一説には部分的にもムーバブル・フレームを採用しているとも)。
ジムⅢの主な活躍期は第4世代MSが台頭する第一次ネオ・ジオン戦争期からである。火力とサイコミュが物をいう同時代に於いても、ジムⅡの生産ライン流用による優秀なコストパフォーマンスと、オプションラッチを介した外付け火器による柔軟な対応力は非常に優秀だったと言われている。
カラバが連邦軍に統合された後、RMS-179(後期生産型ジムⅡ)やネモを下し、連邦の主力機として採用された。
第二次ネオ・ジオン戦争期にはRGM系の量産機はジェダを経てジェガンに移行しており、ジムの名を冠する量産機は本機で途絶え、その後100年以上たっても確認されていない。
『ガンダム・センチネル』に登場。
連邦機として再設計されたジムⅢ新規生産機で、カラバ仕様に対してMk-Ⅱ簡易型と呼べるほど性能が高く、区別する為にヌーベル・ジムⅢと呼ばれている。
本体の違いはバルカン装弾数の改善とセンサー類が強化された頭部ユニットだけだが、オプションとしてジェネレーター出力を強化する腰部ユニット、冷却機能強化用のベンチレーター2基、各部のミサイル、シールドの近接防御ミサイルクラスター、脚部フィールドモータ・アンプリファイアを装備する。
公式外伝『アクロス・ザ・スカイ』ではガンダムデルタカイの技術検証比較用としてマリアナ基地に配備。他の検証機同様、同基地の立ち入り禁止区域「ボイド・クリフ」に厳重に格納されていた。
レイブン隊の離反後、追撃任務のために「フレスベルグ」に配備、レックス・ファビオ中尉の乗機になる。
センチネルに登場。コストダウンのためにジェネレーターをネモと同型にしたタイプ。
U.C.0093まで主力機として活躍しているが、ジェガンが普及した後も一線を張っている。
没案。ジムⅢのカスタム機扱いだが没となり、武装案として流用された。ヌーベルジムⅢ(ベンチレーター装着型)がカトキハジメが描いた初期デザインに近い。
また、『0083』のパワードジムや『センチネル』のネロも共通した形状である。
掲示板
36 ななしのよっしん
2023/10/31(火) 02:57:20 ID: MqqcofM6Ww
>>35
でも胴体と腰回りはあんまり変わってないからな。性能強化と部品流用を両立させた絶妙な塩梅だと思う。
37 ななしのよっしん
2024/03/31(日) 21:16:40 ID: GQlUVlpziy
Mk-IIの影響受けまりな機体なのに型番が86なのがよくわからないよね
年代と型番が一致する訳じゃないと言われたらそれまでだけど
38 ななしのよっしん
2024/03/31(日) 21:53:16 ID: 8nW2WQfg7m
ジム2が出回った0086に既にジム型再アプデ構想そのものはスタートしてた…とかでひとつ
Zほんへ前に既にハイザックの大量配備が始まってたので、ジム2どうすんべ的な話はあったのかもしれない
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最終更新:2024/04/25(木) 06:00
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