ジャイアントロボとは、故・横山光輝原作の作品群とそれらに登場する巨大ロボットである。
複数の種類にわかれ、それぞれがほぼ繋がっていない。共通点は、「主人公が草間大作」「大作がジャイアントロボ(GR1) を動かすことができる」「(6のTVアニメ版を除き)世界征服を狙うビッグ・ファイア団(BF団)と国際組織の戦い」であることくらいである。
本項では1及び2について解説する。
東映の「ウルトラマンと大魔神のコンセプトを合体させた新しいロボット物」をという依頼により、横山光輝が「鉄人28号との差別化」として「主人公草間大作にしか従わない」「各種強力な武装を持つロボット」という要素を加えて企画されたのが本作である。
当初漫画版は、横山光輝は原作に徹し、実際の実際の漫画執筆は、この少し前から横山との親交があり、いずれ合作をと約束していた小沢さとるが行うという形を取っていたが、小沢が連載途中で多忙化し、連載続行が不可能となったために、横山光輝が作画を受け継ぎ、連載が続けられた。
漫画版は人気作ではあったが単行本化されたのは2005年とかなり遅く、長らく幻の名作と呼ばれていた。
TV版との違いは多々あるが、スパイ物要素がロボット物要素より多めというのが一番の違いかと思われる。
一方、TV版ドラマは、鉄人28号の実写版で実写化に対して強い不信感を抱いていた横山光輝の実写化への不信感を解消した程の良作で、かなりの人気作であったが、制作費の問題から続行が不可能となり、惜しまれつつも全26話で終了した。
本作は後に3.や5.といったアニメ版の製作の切っ掛けともなっており、それ以外にも後にクリエイターとなった多くのファンによって、ネタ的にも取り上げられることが多く、江口寿史の様に作中で自キャラにジャイアントロボネタをやらせたり、その特徴的なジャイアントロボの声を「ま゛」と表記したりしており、実際にジャイアントロボを視聴したことは無いが、ネタとしてのジャイアントロボは知っているという層を生み出している。
また、本作は北米にも輸出されており、それを幼少時に見てファンとなったロックギタリストのバケットヘッドの様なファンも存在している。
こと、バケットヘッドの場合、CDデビュー以前から自身のライブでは本作のOPのロックアレンジ版を演奏したり、ジャイアントロボ風にロボットダンスをする時間を設けるのを習慣としており、ガンズ&ローゼスに二代目ギタリストとして加入した際にもそれは実行されている。
通常「ジャイアントロボ」で検索をすると3のOVA版ばかり出るため、「ジャイアントロボ 特撮」で検索をかけるのが吉。
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最終更新:2025/01/19(日) 22:00
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