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ジャガーノート(ジャガナート、juggernaut)とは、「絶対的な力」「不可抗力」「圧倒的破壊力」「止めることのできない巨大な力」や「人を犠牲にするもの」などを意味する単語。
ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の八番目の化身であるクリシュナの異名、ジャガンナート (Jagannāth) がその語源となる。
イギリスでは巨大な重量を持つトラックの意味がある。これは植民地時代のインドに居たキリスト教宣教師が、狂信的ヒンドゥー教徒が救済を求めてジャガンナート像を載せた戦車の車輪の下に身投げした事件を見て、それを本国イギリスで流布したためである。
それ故、圧倒的な破壊力を持った存在に対して付けられることが多い。また、兵器や自然災害などの物理的な力だけではなく、巨大金融機関やコングロマリットなど市場を牛耳っている組織や、物事を根底から覆すような力の比喩としても使われる。
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最終更新:2024/04/20(土) 10:00
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