ジャコモ・マイアベーア(1791~1864)とは、19世紀前半のグランド・オペラを代表する作曲家である。
本名はヤコブ・リーバーマン・ベーア。
ベルリンでユダヤ系の家に生まれた。幼いころからピアノの才能を発揮する一方、ダルムシュタットてカール・マリア・フォン・ウェーバーとともにフォーグラー神父に師事する。はじめはオラトリオを何曲か作曲するがいずれも失敗に終わる。しかし1816年から24年まで過ごしたイタリアでジョアキーノ・ロッシーニに触発され、26年に作った「エジプトの十字軍」がヴェネツィアとパリで成功し、一躍有名になった。
その後しばらくは身内に不幸が続き活動を休止するが、「悪魔のロベール」、「ユグノー教徒」をはじめとしたグランド・オペラを確立し、第一人者としての地位を確立した。
その作品の規模の壮大さからワーグナーなどに影響を与えた一方、没後は忘れ去られつつあったが、今日では再評価が著しく、録音なども増えつつある。
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最終更新:2025/12/08(月) 04:00
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