ジュゥべえ

単行本組は注意だぜ？

オイラ、ジュゥべえの項目には 『魔法少女かずみ☆マギカ』4話以降のネタバレが満載となってる 単行本1巻には3話までしか収録されてないぜ 単行本2巻を読んでいるのなら別だが ネタバレが嫌ならさっさと退散した方が身のためだ

オイラの紹介だぜ

第3話ラストに初登場、第4話から正式に物語に参加する主人公かずみを始めとした作中の魔法少女チーム『プレイアデス聖団』と契約した妖精っぽいものであり、里美からは「べえちゃん」と呼ばれている。
読者からはQBになぞって『JB』と表記されている。

キュゥべえに酷似した姿をしているが、全体的に黒猫に近い容姿で色は黒を基準とし、リングのついた触腕は耳からではなく首元から生え、 グリーフシードを取り込む第二の口が額にあるなどの違いがあり、眼の形もキュゥべえと比べ若干縦に長い。
一人称は「オイラ」で「～だぜ」口調で話し、（良くも悪くも）無垢であどけない少年のような口調のキュゥべえに比べてやや粗暴でやんちゃな印象を受ける。

かずみ☆マギカのキュゥべえはアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』に登場するキュゥべえと同じく、無表情なスタイルを継承しているが、ジュゥべえはキュゥべえに比べると表情豊かであり、かなり可愛らしく描かれている。

さあ、ジェムの掃除の時間だぜ

キュゥべえと同じく、少女と契約し願いを叶える代償として魔法少女にする。
さらにまどか☆マギカではグリーフシードに移して浄化していたソウルジェムの穢れを、自分自身に吸収できるという能力を持ち、プレイアデス聖団全員分のジェムを一度に浄化することも可能。
集団で魔法を連発している聖団にとってソウルジェムに穢れが溜まる心配がなくなるかなり便利な力となっている。 （逆に言えば、もし今後彼がこの浄化を拒否、または出来なくなる事態が来たら・・・）
現状では、この穢れ浄化作業にデメリットの説明は一切ない。

浄化後に額の口からグリーフシードを捕食するが、作中に登場するグリーフシ－ドの模造品である 『イーブルナッツ』は食べることは出来ずにスグに吐き出してしまう。 本人曰く、げろまず！
ちなみにキュゥべえと比べて美食家なのか、穢れが溜まって熟れているグリーフシードが好みらしい。

インキュベーターとの関係？知らねえな

第2巻時点ではプレイアデス聖団を的確にサポートするマスコットを全うしており、ユウリ様の襲撃の際には唯一奇襲に気づいた。もっと頑張れよ魔法少女
しかし、ジュゥべえ自身の正体や目的は依然として謎のままである。その名前や姿からキュウべえとなんらかの関係があると思われ、第4話冒頭ではキュゥべえと一緒に並び立ち、 共にプレイアデス聖団（及びかずみ）を観察するような描写がされている。
その際にキュゥべえから「プレイアデス」と言われているが、これは聖団を指してのことなのか、 ジュゥべえの本名なのか、現時点では不明である。

5話にてユウリのジェムを浄化しようと試みたものの拒否されて撃ち殺されてしまうが、次の6話では何事も無かったようにピンピンしていた。
一見、キュゥべえのスペアによる復活とも思えたが、よく見ると血痕がそのまま付いているため 撃たれた個体と同一のものが直接蘇生したと思われる（もしくは最初から死んでおらず、単純に自己回復しただけかもしれない）。
6話での復活後、あいりの魔女化をションボリした顔で

「理屈はわかんねぇが時々いるんだ、ジェムが暴走して魔女化する魔法少女が」

と 明らかにキュゥべえはしないような言い回しをしている。
本当に彼自身は知らないだけなのか、キュゥべえとは違い明確に嘘をつけるのか・・・。
キュゥべえの後継機、眷属、別目的の為の試験固体、キュゥべえ達とは別惑星の敵対種族など、様々な考察が行われているが、現時点ではいずれも推測の域を出ない。
話が進むにつれて、次第に不審な言動が増えてきた彼の今後もまた、物語の行方と同じく気になる要点である。


まあつまり、マスコットのオイラをよろしくってこった！

それがオイラの役目ってわけだ

ここから先は 単行本3巻のネタバレが満載となってる

第10話にて海香と共にかずみに魔法少女システムの矛盾を説明する。前述の魔女化の理屈が分からないというのも、海香曰く「私たちの嘘」である。そして海香の魔法でかずみの記憶が甦る。

「ボクならキミの願いを叶えることができるよ　だからボクと契約して魔法少女になってよ！」

ジュゥべえと最初に契約をしたのは他でもないかずみだった。その後、かずみが助けた6人の少女がジュゥべえと契約し、プレイアデス聖団を結成した。
ところがある日、彼女たちの目の前で一人の魔法少女が魔女に変わる。

「やがて魔女になるキミたちは　魔法少女と呼ぶべきだよね」

と、ここまでのジュゥべえは無表情で一人称が「ボク」と、外見以外の特徴はキュゥべえと変わりない。

「いってー　おい海香おっかねえ顔してなにやってんだ？」

この直後に海香の魔法で記憶を書き換えられる。表情と口調が変わったジュゥべえはプレイアデス聖団の為に働くようになった。

ごめんね 大きな嘘が入っていたの

…という内容は、海香の魔法で植えつけられた記憶であり、事実と異なる内容が混じっているようだ。
記憶が書き換えられたはずのジュゥべえは「魂を抜いてソウルジェムにするのがオイラの役目」と説明しているし、キュゥべえ（正常な記憶の個体）と一緒に並び立っている。
この他、巴マミらしき魔法少女の足元にジュゥべえが立っていたりと、ジュゥべえ・キュゥべえどちらも、プレイアデス聖団視点の場合はジュゥべえの外見で、それ以外の視点ではキュゥべえの外見で描かれている可能性がある。

ここから先は ジュゥべえの正体についてのネタバレが満載となってる　　　　　　　　　　　　　　　　　 それでもいいならお構いなく

ジュゥべえの正体

ジュゥべえはプレイアデス聖団が作成した、理想のマスコットである。もう少し具体的に言うと、

インキュベーターに対抗するための策のひとつとしてプレイアデス聖団（というか、神那ニコほぼ一人）が作った人工インキュベーターである。名付け親は神那ニコ。キュゥべえの死体をベースに制作した。

神那ニコ「従属するインキュベーター略してジュゥべえ」

ニコとジュゥべえが作中で一緒にいる描写が多い理由が分かった気がする。

余談だがジュゥべえが誕生した後に自分たちにとっての理想の世界を完成させるために御崎海香があすなろ市全域にキュゥべえをジュゥべえとして認識する魔法、キュゥべえの存在を忘れる魔法、そして記憶改竄魔法を使ったという記憶を忘れる魔法をかけている。
つまり、「キュゥべえっぽい口調で喋るジュゥべえ」はジュゥべえではなく、本物のインキュベーターだった可能性が高い。

ジュゥべえの最期

聖カンナ（今作のラスボス）との戦闘の最中、かずみが魔女化しかかりジュゥべえに頼ろうとした際、ジュゥべえの体はボロボロになり「チャオ」という言葉を残して消滅する。

それと同時に海香やカオルのソウルジェムも限界に達し、海香の記憶改竄魔法は解ける。
そしてキュゥべえが海香たちの前に姿を現しジュゥべえのシステムの致命的な欠点を語る。

キュゥべえ曰く「インキュベーターとしての本能が浄化を許すわけがない」とのこと。
つまり浄化システムがそもそも上手くいってなかったのである。
ニコや里美の魔女化が不自然だったのも納得の話である。
もっともキュゥべえの死体をベースにしなければ上手くいってたかもしれないが。

余談だが夢が解けた後にキュゥべえが登場するという構図は（スタッフが意識したかどうかは不明だが）叛逆の物語でも使われている。

動画鑑賞の時間だぜ

コミュニティに入会しなよ

（◕‿‿◕）今度は上手くいきそうかい？プレイアデス

• かずみ / ユウリ様 / 神那ニコ / 浅海サキ / 飛鳥ユウリ / 双樹あやせ / キュゥべえ
• 美国織莉子 / 呉キリカ / 千歳ゆま
• 鹿目まどか / 暁美ほむら / 美樹さやか / 巴マミ / 佐倉杏子

みんな！逃げろぉ

• 魔法少女かずみ☆マギカ / 魔法少女まどか☆マギカ / 魔法少女おりこ☆マギカ
• プレイアデス聖団 / 悪魔の調理場
• 魔法少女まどか☆マギカの関連項目一覧
• かずみ☆マギカ海外wiki

魔法少女かずみ☆マギカ
メディアミックス	魔法少女おりこ☆マギカ | 魔法少女まどか☆マギカ | The different story 魔法少女すずね☆マギカ | 魔法少女たると☆マギカ ポータブル | オンライン
登場人物	メインキャラクター	かずみ - 御崎海香 - 牧カオル 浅海サキ - 若葉みらい - 神那ニコ - 宇佐木里美 - ジュゥべえ ユウリ様 - 飛鳥ユウリ - 双樹あやせ - 和紗ミチル - 聖カンナ
	サブキャラクター	立花宗一郎 - 石島美佐子
	モブキャラクター	スライス秋山
	まどか☆マギカ	鹿目まどか - 暁美ほむら - 巴マミ 美樹さやか - 佐倉杏子 - キュゥべえ - 百江なぎさ
	おりこ☆マギカ	美国織莉子 - 呉キリカ - 千歳ゆま - 優木沙々
	すずね☆マギカ
	たると☆マギカ
	その他	魔女 - 使い魔
関連人物	スタッフ	新房昭之 | 虚淵玄 | 蒼樹うめ 宮本幸裕 | 岩上敦宏 | 岸田隆宏 | 劇団イヌカレー | 鶴岡陽太
	関連団体	シャフト | ニトロプラス | アニプレックス | MBS
一覧	関連項目一覧 | 関連商品一覧