ジュジュ・クー・シュナムルとは、衛藤ヒロユキの漫画「魔法陣グルグル」シリーズの登場人物である。幼少時のあだ名は「クーちゃん」。
テレビアニメの声は天野由梨(第1作及び劇場版)、荒木香恵(第2作ドキ伝)、大地葉(第3作)。
常に眠そうな目をしている少女。架空の宗教「プラトー教」の司祭バジャーニの娘で、生まれたときから神のお告げを聞くことができる巫女(ルナー)として生きてきた。年齢は11歳でトマと同い年、13歳のニケやククリより年下だが、身長・体重共にククリを上回るのはククリより裕福な環境の影響か。
初登場は単行本第2巻第17章「ククリの山ごもり」。ゴチンコが副業の大道芸でニケにタカっているところに偶然居合わせ仲裁するが、その時ニケを見て意味深な言葉を残していく。
彼女が住むシュギ村ではプラトー教の聖地として3ヶ月に1度「降神祭」が行われ、専用アイテム「静寂のガラガラ」でジュジュを半分眠った状態にさせ、その身に神を宿しお告げを聞く習慣がある。だがニケが訪れた際には、闇の総裁のテレパシーを混信して「おならぷう」とお告げしたり魔王ギリが乗り移ったりしてしまう。ガラガラをもう一度使うとジュジュは完全に眠り、憑依も解ける。
一方、ルナー本来の姿はプラトー教の「戦う神官」であり、巫女は余興に過ぎない。シュギ村の一件でのジュジュは戦闘用祭壇でトランス状態になり、その魔力を用いてモンスターを一網打尽にしていたが、この状態は味方も手がつけられない危険なものであった。なお当初はトランス状態が解けると深い眠りに入ってしまいトランス時の記憶を無くす、という設定があったが、物語後半はトランス状態にならず、常に通常状態で戦ったりしている。
悪魔ギザイアを倒しシュギ村住人の犬化の呪いを解いたあとは、自由な旅を続けるニケとククリを羨んでいた(後にルンルンらと共に村を脱走し旅立つ)。パンフォスでククリが悪魔化した時には「あたしククリちゃんが好きなのかもしれない」と発言して男たちを固まらせたうえ、ニケをライバル(?)扱い。ククリも嫌がる様子はなく、二人仲良くリコの花で服を飾るなどの光景も見られた。
その後は新アラハビカに作った出張礼拝堂に残り暮らしていたが、あまりの暇さにトマに毎日「きになる言葉」をメール(便箋)で送ったり、敵のモンスターにわざと捕まって「とらわれのお姫様」気分を味わおうとする。再度ニケらと合流してからは風の王の試練を経てギリの城に本格的に攻め込むなど、最終話まで出番が多かった。
神の子と呼ばれ崇められる立場にありながら、本人は信仰心の欠片もない言動が多く、信徒の前でそんな態度を見せてはバジャーニらに叱られている。お祈りも宗教的な意味より魔力行使のための手段として利用する節があるなど、案外現実的な性格。
ただしプラトーの鳥の伝説にだけは興味を示し、「これまでルナーの立場がイヤじゃなかったのも聖書の鳥の部分が好きだったから」で、自ら旅に出たのも自由な鳥の伝説とニケやククリにあこがれてのもの。この伝説と家出が終盤ギリに攻め込むための重要なきっかけにつながる。
影の団員ゴチンコのことは信頼しているようで、旅立ち(という名の家出)前にもゴチンコにだけは別れの挨拶をしている。その際、普段ジュジュに頭が上がらないゴチンコに猛反対されるが、その物言いにふくれっ面しつつも「本当のこと言ってくれるのはゴチンコだけ」とゴチンコの指摘に理解を示している。
アニメオリジナルシーンでは、原作とは対照的にニケへの恋愛感情と思われる描写が追加されている(ただし第1作は敵が化けた偽ジュジュによるもの)。劇場版ではククリより出番が多く、ジュジュがヒロインのような扱いを受けている。
シュギ村の一件では、尺の切り詰めでガラガラの存在ごとジュジュの催眠描写がカットされた。トランス解除も、暴れ疲れて自ら眠る描写に短縮されている。
一方ぷちあにめ劇場では原作通りルンルンと総裁がゴチンコにもらったガラガラを使用する話があるため、ガラガラの設定自体は残っているらしい。
本編動画は削除の対象であり、現存の動画はMADが中心である。
掲示板
112 ななしのよっしん
2020/01/20(月) 07:36:28 ID: U7AY3r9Xsk
いまさらなんだけど、原作読んで作中のジュジュ→ククリがしっかりコパール城で描かれてると思った。
ジュジュって元々は鳥を見にいくって家出したからニケとククリと仲良くなりたかったんだと思う
でも他人との付き合いがあまりない+ジュジュの性格から不思議なアプローチをした(転んだククリにバナナを渡した)
この後のククリの受け止め方と行動がターニングポイントだと思ってる。
ククリは不思議がりつつもすでに友達認定してて打ち解けようとジュジュにアプローチした。
これがきっかけでジュジュはククリにアプローチしやすくなった。
城門で姉妹をやったり、突然のクーちゃん呼び、ククリの破れた服を自分から縫う。最後に別れる前にはフルネームと昔のあだなを教える。別れる時には「クーちゃんをよろしくね」とククリを心配する。
その後開かれた聖書のページでは最強大臣と戦うニケとククリが記されていた。これはシュギ村での戦いと同じようにニケとククリは協力して戦うことを暗示していて、これからもそうなるだろうから「ニケくん」に託した。ホナスの泉で再開し
(省略しています。全て読むにはこのリンクをクリック!)
113 ななしのよっしん
2020/01/20(月) 08:07:45 ID: U7AY3r9Xsk
ジュジュ→ククリは、レズやバイじゃなくて友情だと思う。ライバル発言は独占欲から来てるんじゃないか。
例えばだけど、親友(自分にとっての1番)がいて、親友にとっては自分が2番目だと嫉妬するような類い
でもこの後に何事もなかったように消えたのは、自然とジュジュが自分のことよりククリのことを考える人間だからだと思う。だからククリの1番を諦めるとかじゃなくてククリを応援する気になったんだと、個人的に考えてる。
2だとおっかさんキャラになってるけど、ガチで お母さんキャラが当てはまると思うわ。
誤ってトマに「いらんくふう」って言うあたり考え過ぎてる。
114 ななしのよっしん
2020/11/09(月) 20:12:03 ID: nFqS6Fq6/Y
3期見てから1期見ると3期の声のが断然いいね
原作読んでたときの脳内ボイスとほぼ同じだ
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/20(土) 12:00
最終更新:2024/04/20(土) 12:00
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