ジョイメカPとは、ファミコン音源とVOCALOID『初音ミク』『鏡音リン・レン』とを用いて、オリジナル楽曲・カバー曲の制作を行うVOCALOIDプロデューサーである。チップチューン界隈ではm_036として知られる。
一視聴者がピアプロの良作紹介スレで紹介するにあたり、「ジョイメカP」と名づけられた。由来はファミコン末期の対戦格闘ゲーム『ジョイメカファイト』(任天堂)からきている。
NSF職人としてのデビュー作は、「日本ブレイク工業・社歌」がインターネットで流行した当時、2chのDTM板リミックススレにおいて発表した、NSFによるファミコン音源アレンジである。なお、このアレンジは、「日本ブレイク工業・社歌」の公式コンピレーションアルバム『ブレイク祭り』に収録されている。
ニコニコ初参加は、2007年7月15日『「マイペース大王」ファミコンアレンジ』。人気アニメ『げんしけん』のOPテーマをnsfで再現したもの。
9月23日投稿の『ネオコントラ』と併せて好評であったが、ミク登場以前に「市井の人間が作った曲を聴く」という習慣がなかった(DTMコミュニティー崩壊後にネットユーザーとなったであろう、若年層の多いニコニコでは仕方ないともいえる)ニコニコにおいて苦戦することになる。 しかしジョイメカPと同世代であろう視聴者の支持は固く、当時の思い出話に花を咲かせたり、効果音の入りに横隔膜を痙攣させたりと楽しい時間を過ごしている。(正直視聴者が『ダブルドラゴン』持ってくるとは思わなかった。)
昭和60's(昭和60年代に義務教育を受けていた者の総称)にとってファミコンなしの幼少期などありえないのである。
ちょうどニコニコ初投稿と同時期に『Famicompo mini vol.4』が開催されており、ジョイメカPはオリジナル部門で総合13位 テク部門17位 センス部門5位 アイディア部門12位 お気に入り部門10位と上位で健闘する。
このときに出品された『RobotBoy Returns』を、初音ミクを起用してVOCALOID曲に仕立てたのが2008年2月16日発表である。
完成度の高さに、マイリストやブログでの紹介をする「ファミっ子」たちが数多く居た。「忘れないで、忘れないよ」とは歌詞の一フレーズだが、これを聴くものにとって「忘れようにも、忘れようがない」のがファミコンである。
前面端子のキャップはなくしても、思い出はなくせないのだ。
ふみP、akijin氏、アンテナP、ヒッキーP、鉄風P、ypl氏、kalPらとともにサークル「捻れたアヒル」を結成。10月13日「M3」にサークル参加を表明、VOCALOIDコンピレーションアルバムを頒布するとしている。詳細は告知ブログにて。
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最終更新:2024/12/30(月) 23:00
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