ジョルジョ・キエッリーニとは (ジョルジョキエッリーニとは) [単語記事]

ジョルジョ・キエッリーニ(Giorgio Chie llini,1984年 8月14日-)とは、イタリアのサッカー選手である。ポジションはディフェンダーであり、近年は主にセンターバックが主戦場である。しかしもともと左サイドバックが本職であり最近でも稀にサイドバックとして出場することもある。イタリア・セリエAのユヴェントスFCに所属している。サッカーイタリア代表でもセンターバックを務める。イタリアの国立大学トリノ大学卒で学士(経営学)を持っている。

概要

ユヴェントス、イタリア代表の守備の要を担うディフェンダーである。身長やフィジカルはもちろん、１対１のディフェンスや攻撃参加にも優れる。また判断能力が的確であり、ミスが少なく、時に頭脳的なプレーを行うなど総合力が高い選手であると言える。ただラフプレーはやや多い方である。

イタリアの観光名所ピサの出身であり、地元ACリヴォルノの下部組織で育った。ACFフィオレンティーナにレンタルされ経験を積み、2005年からユヴェントスで活躍している。もともとサイドバックの選手であったが、けが人との兼ね合いでセンターバックに転向。以降はセンターバックの名選手となった。

イタリア代表にも常時招集され、EURO2008・2012、W杯 2010に出場。日を追う事に存在感が増して来ている。

キエッリーニで話題になることといえばインテリな面である。彼は経営学に興味をもっており、イタリアの名門国立大学であるトリノ大学経済学部を卒業している。大卒選手はセリエの選手ではごくひと握りの選手であり（全登録中5人、全選手の0.8％)、大変珍しいことである。なおこのひと握りの選手には明治大学を卒業したインテルの長友佑都選手が含まれる。ほかには今年司法試験をうけて話題になったアタランタのステンダルトや、経済学を専攻したシエナのボグダニ、ナポリのコロンボである。ちなみに成績は満点近くで優秀であったとのこと。なお学業についてはキエッリーニ公式ホームページ内にも記述がある。