ジョン・ケネス・ガルブレイス(John Kenneth Galbraith、1908〜2006)とは、20世紀に活躍したカナダ生まれのアメリカの経済学者である。
デカァァァァァいッ説明不要!!
2mを超える身長(203cm)から二つの意味で「経済学の巨人」と呼ばれた。アメリカ独自の経済学「アメリカ制度学派」に属する。カナダ生まれでアメリカに移住したあと経済学ではなく農学を専攻。ドクターコースで農業経済学博士号をとり20代でハーバード大学の教壇に立つ秀才である。アメリカ制度学派は社会構造の重要性を主張する社会主義的な立場であり、市場システムを重視する新古典派(特にフリードマン)とは対立した。
ガルブレイスは若き日に1930年代の大恐慌を経験しており、その背景から生涯を通して積極的に公共政策の関わっていった。1938年ルーズベルト大統領のニューディール政策に参加。二次大戦中は価格管理副局長をやっており、戦後は経済誌フォーチュンでケインズ政策を広く世界に紹介した。49年からはハーバード大学経済学教授になり、ケネディ、ジョンソン大統領の下、経済学顧問を務める。
ガルブレイスは理論よりも実際の経済を大切にして、現代資本主義における民間企業(特に軍産複合企業)の肥大化した権力を鋭く批判した。論文よりも行政に携わることを重視したため、理論の業績に重点を置くノーベル経済学賞は受賞できなかった。
日本では一昔まえにガルブレイスブームがあり、その著書の殆どが日本語に訳されている。なので日本人の間のでの知名度は高く信奉者も多い。今でいうクルーグマンみたいなもんだろう。
ガルブレイスは経済論文よりも政治のパンフレットを書きたかったので、一般人にも読みやすい著書が多い。これはケインズから受け継がれたものであろう。
例えば上記の商品の下二つは大きい文字で100ページちょいしかないので中学生でも簡単に読破できる。
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最終更新:2024/04/25(木) 22:00
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