『ジョーカー・ゲーム』とは、柳広司の著作によるスパイ物のミステリー小説である。また、それを原作とした、漫画、映画、アニメ作品のタイトルでもあり、それを第一作としたD機関シリーズの総称である。
世界史の偉人をシャーロック・ホームズのような名探偵にしたミステリーや夏目漱石の小説の続編をミステリーとしたパスティーシュ等を発表してきた柳広司。 本作はそんな風変わりな作家が初めて、現実でも他のフィクションでも存在しない人物を名探偵ではなく、スパイにしたミステリー。
昭和12年に実在したスパイ養成を目的とした陸軍中野学校。それをモデルにしたD機関の結城中佐を中心とした群像劇である。 毎回、D機関に所属するスパイを主人公にバトンタッチして、昭和12年以降の第二次世界大戦の火種がくすぶるなか、世界各地で暗躍する様が描かれる。 短編小説の連作である
『ジョーカー・ゲーム』を第一作として、続編に『ダブル・ジョーカー』『パラダイス・ロスト』『ラスト・ワルツ』があり、『D機関シリーズ』もしくは『ジョーカー・ゲームシリーズ』と呼ばれている。
2009年に霜月かよ子作画で小説を原作とした 『Dの魔王 〜ジョーカー・ゲーム〜』、
2014年に霜月かよ子作画で映画版を原作とした 『ジョーカー・ゲーム』、
2016年に仁藤すばる作画でアニメ版を原作とした『ジョーカー・ゲーム THE ANIMATION』がある。
「XX[ダブル・クロス]」だけ原作とは結末が異なる。 小学館(ビッグコミックス)
『週刊ビッグコミックスピリッツ』2014年第51号 - 2015年8号、全8話。 小学館(ビッグコミックススペシャル)
帯に『映画脚本に、原作者である柳広司が自らアイデアを注入! 』と表記されている。
『月刊コミックガーデン』2016年3月号 - 2017年2月号、全23話。 マッグガーデン(BLADE COMICS)
2015年に1月31日に実写映画が公開された。 原作の短編を繋ぎ合わせて、一本のストーリーにされている。
放送局 | 放送開始日 | 放送時間 | 備考 |
---|---|---|---|
AT-X | 2016年4月5日 | 火曜 夜11:00~ | リピート放送あり |
TOKYO MX | 火曜 深夜0:30~ | ||
MBS | 火曜 深夜2:30~ | ||
テレビ愛知 | 火曜 深夜1:35~ | ||
BS11 | 2016年4月6日 | 水曜 深夜0:00~ | |
配信サイト | 配信開始日 | 配信時間 | 備考 |
ニコニコ生放送 | 2016年4月14日 | 木曜 夜11:00~ | |
ニコニコチャンネル | 2016年4月21日 | 第一話、最新話を無料配信 |
話数 | サブタイトル | 動画 | 原作収録巻 |
---|---|---|---|
第1話 | ジョーカー・ゲーム(前編) | ジョーカー・ゲーム | |
第2話 | ジョーカー・ゲーム(後編) | ||
第3話 | 誤算 | パラダイス・ロスト | |
第4話 | 魔都 | ジョーカー・ゲーム | |
第5話 | ロビンソン | ||
第6話 | アジア・エクスプレス | ラスト・ワルツ | |
第7話 | 暗号名ケルベロス | パラダイス・ロスト | |
第8話 | ダブル・ジョーカー(前編) | ダブル・ジョーカー | |
第9話 | ダブル・ジョーカー(後編) | ||
第10話 | 追跡 | パラダイス・ロスト | |
第11話 | 柩 | ダブル・ジョーカー | |
第12 | XX ダブル・クロス | ジョーカー・ゲーム |
掲示板
172 ななしのよっしん
2023/01/07(土) 18:09:44 ID: 1/tLPdOuub
ついにジョーカーゲームフォロワーが出てきたか
173 ななしのよっしん
2023/02/27(月) 17:30:31 ID: KkbVLn9pt3
結城中佐は180cmあるらしいけどあの時代としてはかなり大柄だよな。
いくら変装して気の良さそうなおじさんを演じても体格でバレそうな気がする。
ただアニメとして30分以内の尺に収めようとしたらあまり複雑な駆け引きは描き切れるものじゃないし、ビジュアル優先しながらご都合主義に頼らざるを得ない事情もあるんだろうな。
174 ななしのよっしん
2023/03/01(水) 21:02:21 ID: 1/tLPdOuub
辛口評価だけど原作からして作者の考える理想のスパイの生き様とか能力に注力しすぎて本業のスパイ活動がおざなりになっているように思う
(機密をあっさり入手、情報網がいつの間にかできてる、一番苦労しそうな仕込みが既に済んでいるとか)
ただ短編集だから多少仕方ない面もあるけどそもそもの
「1939〜1941年に陸軍の新設諜報機関員が日本人の国際スパイとして一般人に扮して活躍する」という設定自体に無理があることは歪めないし作者も扱いきれてない感がある
だから防諜や軍の尻拭いみたいな本来憲兵隊がやることを肩代わりしたり、国際スパイっぽいことやるとご都合満々になったりするんだろう
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最終更新:2025/03/21(金) 15:00
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