ジョージ・ベンソン

ジョージ・ベンソン（George Benson）とは、１９４３年３月２２日アメリカ合衆国ペンシルヴァニア州ピッツバーグ生まれの
ジャズ/フュージョン・ギタリスト及びスキャット歌手である。

化け物じみたギターテクニックを持ちながらも、歌手として大きな成功を収める。

概要

略歴

８歳の頃からナイトクラブで歌い始め、１１歳でギターを手にする。１７歳でロックン・ロールのグループを結成。
１９６２年１９歳の頃から１９６５年までブラザー・ジャック・マクダフのグループで活動。
１９６４年マクダフのグループをバックに初のソロ・リーダー作『The New Boss Guitar』を発表。
その後も、ロニーキューバ、ルー・ドナルドソン、ジミー・スミス、ジョニー・ハモンド・スミスらと共演。
１９６８年にはマイルス・デイヴィスの作品『Miles In The Sky』に参加。

これまではギタリストとしての活動が主だったが、７０年代に入ると本格的に歌手としても活動を始める。
１９７６年『BREEZIN』発表。ビルボード総合アルバム・チャートで一位を獲得。
グラミー賞のベスト・ポップ・インストゥールメンタル・パフォーマンス賞も受賞する。
これにより、ベンソンはソフト＆メロウと呼ばれる音楽スタイルの旗手と謳われる様になる。
また、このアルバムからシングル・カットされた『This Masquerade』は
ビルボード総合シングル・チャートで１０位を獲得、グラミー賞最優秀レコード賞も受賞し、
ベンソンはギタリストとしてだけではなく歌手としての名声も欲しいままにしていく。

１９８０年『Give Me The Night』発表。
ビルボードのジャズ、Ｒ＆Ｂ、ＰＯＰの３チャートにて同時一位という離れ業をやってのける。

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