ジョーリンターナー
ジョー・リン・ターナー(英:Joe Lynn Turner)とは、主にHR/HMを専門とするボーカリストである。
(キャリアはHR/HM関係が多いが、本人はジェイムズ・ブラウンなどのブラックミュージックをルーツとしている。)
1951年8月2日、アメリカニュージャージー州ハッケンサック出身。
同じ州にBON JOVIのジョン・ボン・ジョヴィが生まれており、交流もあるという。
身長168cmと欧米人にしては小柄だが、
本人曰く”樽のような胸板”もあってかブラックミュージックに根ざしたソウルフルな歌唱が特徴的。
9歳からアマチュアバンドでの活動を始めていたが、大学に進学して卒業してからは英文学の教師をしていた。
その後ボイストレーニングを受け、音楽グループFANDANGOに加入してプロキャリアを始めた。
4枚のアルバムに参加してギターやボーカル、作曲を担当し、その後解散した。
1980年11月、グラハム・ボネットの後任ボーカリストとしてリッチー・ブラックモア率いるRAINBOWに加入。
彼のポップなメロディセンスと当時のリッチーの市場戦略とマッチしたせいか、バンドの音楽性のポップ化に繋がった。
現在と違ってクリアかつ聴きやすい中音域から高音域が特徴で、前任のロニー・ジェイムス・ディオやグラハムと比較され、「ライブではパワーに欠ける」と言われることもしばしばあった。(この頃からバンドは欠点補強のためにライブで女性コーラスを導入している)
また、ルックスも歴代ボーカリストの中では結構よかったほうなので、彼の加入にともなって女性ファンも増えたそうな。
1984年にDeep Purpleの再結成によりRAINBOWが解散してしまったので、翌年からジョーはソロ活動に専念し、
1stアルバム「Rescue You」を発表した。音楽性に関して述べると、パワーポップよりなアルバムだが、
彼のセンスもあってかクオリティが高いものとなっているので、「Endlessly」も含めて聴いていただきたい。
ちなみにキーボードに元フォリナーのアラン・グリーンウッド、ドラムに後期RAINBOWを支えたチャック・バーギ、プロデューサーに初期QUEENを支えたロイ・トーマス・ベイカーとなかなか豪華な顔ぶれが揃っている。
しかし、ソロ活動を続けるもなかなか大きな成功は収められず、元RAINBOWの肩書もあってか、イングヴェイ・マルムスティーンのバンドへの参加、元NIGHT RANGERのジェフ・ワトソンのMother's Army、ピンク・クリーム69のデニス・ワードプロデュースのSUNSTORM、Deep Purpleへの加入など、ギタリストや1プロジェクトのボーカリストとしての活動のほうが目立っている。
2015年現在、御年64歳となり、声もデビュー時よりハスキーになったものの精力的な活動を続けている。
ちょっとお腹まわりが出てきて顔もやや老け込んだのはご愛嬌。
80年代のハードロックシーンを支えたボーカリストの一人でもあるので、どうか長生きして欲しい。
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最終更新:2021/02/28(日) 14:00
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