ジンクスとは (ジンクスとは) [単語記事]

ジンクスとは教訓・法則のようなものである。

曖昧さ回避

ジンクス（ガンダム00） - 『機動戦士ガンダム00』に登場するMSの名称　（「GN-X」を参照）
ジンクス（野球狂の詩） - 漫画『野球狂の詩』に登場する野呂甚久寿の愛称。
ジンクス(Jinx) - アメリカンコミックおよびアニメーション「ティーン・タイタンズ」に登場する悪役（スーパーヴィラン）本項の下の方にて説明

概要

ジンクスとは、定型化された法則・慣習の類である。

ことわざや箴言のように、人間の生活における経験則のようなもので、特に論理的・科学的な根拠は存在しないが、信じている者はいる（後に根拠・裏付けが確認されたジンクスもある）。

なお、ジンクスとは英語であり、「jinx」とつづる。語源は不明で、説は多数あるようだがどれも決め手に欠けておりはっきりしない。1800年代後半から1900年代初期の文献においてやっと登場し始める英単語のようで、少なくともこのつづりになってからの歴史はあまり古くなさそうである。

原語である英語としては一般的に「縁起の悪いこと」の意味で使われる。しかし日本においては、全く反対の「縁起の良いこと」としても使われる事がある。

ジンクスの一例
- 黒猫が目の前を通ると災難がおきる
- 13は不吉な数字とされる（キリストを裏切ったユダが13番目であったという宗教的理由）
- 13日の金曜日は不吉な日とされる（ジェイソンの影響か）
- 魔の8月（ロシアでは8月に大事件が起こることが多い）
- レッドソックスはワールドシリーズで優勝できない（ベーブ・ルースを手放した事によるジンクス）

日本でのジンクスの一例（吉事・凶事は順不同）
- 物や写真立てなどが倒れたり割れたりすると、その持ち主に不幸な事が起こる
- 湯呑みの中の茶柱が立つと良いことがある
- 軒下にスズメバチの巣がある家は金持ちになる
- 二度有ることは三度ある
- 4と9は不吉な数字とされる（ほか42、49なども）
- 祝い事は「大安」が良いとされる（結婚式など縁起が良いことが大事なものでは特に顕著）
- 1年目に活躍した選手は2年目に活躍できない
- 春場所と名古屋場所では番狂わせが起こりやすい
- 阪神タイガースは道頓堀のカーネル・サンダースのせいで優勝できない（カーネル・サンダースの呪い）
- 雪女・超人ロック・筋肉番長（漫画雑誌の廃刊）
- ○○なアニメは名作
- 牛の出るゲームは良いゲーム
- トイレが作り込まれているゲームは名作

ジンクス（アニメーション版ティーンタイタンズ）

CV English　Ms.Lauren Tom→Ms.Tara Strong　
日本語版　黒河奈美さん（無印版）→沖佳苗さん（ティーンタイタンズ GO!）

犯罪者養成組織「H.I.V.E」の元卒業生（タイタンズに負けたので卒業取消）
余談ですがHiveを日本語に翻訳するとミツバチの巣箱という意味だそうで…実際、校舎はミツバチの巣みたいだし…ちなみに中学課程とか言ってるのでひょっとしたらちゃんとした学校なのかもしれません…（人間道徳なんて教えてないと思うけど）
能力は人や物の運を悪運に変える事。上にも書いてある通り英語では悪い事が起きるという意味なので彼女の不幸ビーム？に当たった者（物）はたちまち不幸になる。あと身体能力も優れている。物も操れる。この部分だけ見てしまえば万能キャラだが、運が悪いので基本やる事なす事うまくいかない。（幸運を招くネックレスを盗もうとしてシーモアに「それ幸運を招くネックレスだろ？悪運を招くお前が身につけてどうすんの？」と突っ込まれる位に不幸を招くご様子）悪運を招く女神に愛されている…というか彼女自身が悪運を招く女神様なのかもしれない…
ただ、恋愛運は悪いという訳ではなく目玉おやじシーモアやキッドフラッシュが好意を寄せたりしたので平均よりちょっと下位は持ち合わせている様子。（気づいているのかは別問題）
所属はH.I.V.E　Five⇒ブラザーフッド・オブ・イーブル⇒ティーンタイタンズ
当初ハゲチビのギズモがリーダーだったが後に彼女がH.I.V.E　Fiveのリーダーになる。（おいそれでいいのか？はなしね）
サイボーグの変装であるストーン（ちなみにサイボーグの本名）に好意を抱いていたが実るはずもなく破局…
後にキッドフラッシュと出会う事になる。初めての出会いには幸運のネックレスとバラをすり替えられた。（どう見てもキザです本当にありがとうございました）
これより先シーズン5のネタバレを含むので反転。　

シーズン5のメインエピソード回ではキッドフラッシュをひっ捕まえてマダム・ルージュというおばはんに取り入ってブラザーフッド・オブ・イーブルのメンバーになる事を目論むもののやっぱりそれも失敗した挙句尊敬していたマダム・ルージュの実態を知り失望。その後シーモアとの会話でSee you（またね）と彼が言ったのに対しGood Bye（さよなら）と言い返す。そしてキッドフラッシュからのバラのプレゼントを受け取り何か笑いを浮かべて闇の中へと消えていった…

その後ブラザーフッド・オブ・イーブルの基地総攻撃作戦にキッドフラッシュと共に参戦。（勿論敵キャラじゃなくて味方キャラ）ギズモに「ジンクス！お前裏切ったな！」って言われたり…
その時キッドフラッシュがサイボーグに「ガールフレンドを連れてきたから遅くなった」と言っているが彼の事だから洒落っ気を含んで言ってるに違いない…そうであると信じたい…いやそうであってほしい…いや絶対にそうやねん！

その後に関しては無印版が制作終了となったため不明…（ティーンタイタンズGOではH.I.V.E　Fiveに戻っているがGOと無印版は設定や世界観は同じであれど基本パラレルワールドだと思うのでここでは切り分けておく…あとキャラ崩壊とかそういうのがギャグ重視なので当たり前に起こるので無印版のノリで見ているとかなりテンション削がれるのでご注意あれ）

さてこれまでの状況から推察？するに惰性的に悪役をやっていたこともあり悪役キャラをハッ倒したり（描写されているのはH.I.V.E　Fiveとマダムルージュだけだが）してても満更でもない様子。
正義の心が芽生えたのかは定かでは無いもののシーズン5の「原題　Light　Speed　邦題　キッドフラッシュ」の回に一旦失望を味わったものの彼女の心に何かしらの変化が起きたのでしょう…
恐らくは彼女自身のBad　Jinxを上回るGood　Jinxを見つけたと思います。
（彼女自身ミステリアスな所が売りのキャラクターですしキャラクターの心の中を極端に詮索して読みすぎると面白くなくなっちゃうのでここでの言及はこれくらいに留めておきます）

なお、ティーンタイタンズ自体日本のアクションアニメを元に作られているのでもしかしたら、彼女の名前「JINX　ジンクス」も英語の意味だけじゃなくて日本語としてのジンクスの意味を持ち合わせている…のかもしれません。

ちなみに、アメコミ原作版では電撃や炎を操るインド人魔術師で剃髪しており、その外見を一言で言うと「スト2のダルシムをセクシーな女性にした感じ」であった。しかしアニメーション版では可愛い悪役魔女っ子的なキャラへと大きく変更されており、完全な悪人ではないこともあって本国アメリカでも日本でも割と人気がある。