スカイフィッシュ(けものフレンズ)

スカイフィッシュ(けものフレンズ)とは、各種メディアミックス企画「けものフレンズ」のアニマルガール/フレンズ（動物が女の子の姿になった擬人化キャラクター）である。

CV：―

概要

1990年代を騒がせた、空中を超高速で飛び回るという棒状の未確認生物、スカイフィッシュのフレンズ。本来の意味でのUMA（未確認動物）フレンズのひとり。

スカイフィッシュの正体については様々な説が提唱されたが、2000年代以降は映像の検証を進んだ結果、昆虫の映り込みが原因であるとされ、生物としてはその存在は否定的な意見が主流である。オフィシャルガイドブック曰く、「真相はゴロンドリナス洞窟へ行けば解るかも知れません」。

容姿

全体的に白を基調としたその姿には、「棒状の体躯に翅が連なるように生えている」というスカイフィッシュの要素が随所に取り入れられている。

前髪はスピード感を感じる流し前髪風に、フリル状のリボンでツインテールにまとめられている。その先端部は緑・黄色へグラデーションし、スカイフィッシュの翅のような形になっている。また、黄色いレンズのような髪飾りは生物の目を思い起こさせる。瞳の色はグレーベージュで、UMAフレンズであるからか、瞳孔の周りに白い輪が入る。ハイライトも通常の白いもののほか、薄っすらと緑色のものも。

首元にフリルのついた白いワンピースに、内側にはシースルーのような服を着用。首元には緑のリボンを結んでおり、その先は黄色になっている。また、尻尾もスカイフィッシュの翅を思い起こさせる不思議な形となっている。足には紺色のリボンのついた白のセミロングブーツを履く。

ネクソン版アプリでの扱い

「……………………！　…………？　…………♪」

……………………。
…………♪　…………☆
……………………？
……；　……………？
……………………。
…………！　…………♪♪

アプリ内プロフィールより

ピュア属性（緑）、レアリティ1のフレンズとして登場。コストは200、攻撃タイプは中距離、サイズはM、地形は雲海得意・平原苦手。スキル「ふるふるしぇいくらいと」は、10秒間味方全体の移動速度を40％上昇させる。

2016年3月31日の完全無料化と共に実装されたフレンズ。☆1ではあるがゴールドスカウトからは登場せず、裏ストーリーの10-7、つまり裏ストーリーのすべてのクエストをクリアすることで入手できる。

☆1でありながら、移動速度は全フレンズ中で最速の110を誇る（次点はハヤブサ（☆3）、キングチーター（☆5）、ビャッコ（虹★5）で、いずれも105）。そしてそのスピードでありながら中距離型であるという癖の強い性能だが、低レア限定クエストやサーバルバッジ集めなどで活躍させたい。

言葉を喋ることができず、そのため本作中で唯一CVが割り当てられていない。言葉の理解自体はできるようで、自らは身振り手振りで応えたり、話しかけたりしている。この方法でも、少なくともアニマルガールとの意思疎通は程度の差はあれども出来ているようだ。

シナリオ上では、無料化以前に追加された強敵クエスト・ヤマタノオロチ戦にて登場。主人公たちに酒を呑んで暴れているヘビが居ると身振り手振りで伝えた後、そのヘビことヤマタノオロチの許へ案内する。ツチノコの酒を奪い好き放題しているヤマタノオロチに対し、その気圧からサーバルでさえも畏まってしまう中でも抗議を続け、ヤマタノオロチの攻撃もそのスピードで避けるなど、強かな一面をもつ（ヤマタノオロチ曰く、「可愛げがないのが玉にキズ」）。

なお、ヤマタノオロチ戦はゲーム上ではATKが約8000以下のフレンズはATKが更に半減してしまうギミックがあり、残念ながら最大ATKが1484のスカイフィッシュをこのクエストに連れて行くとこの強制デバフを受けてしまう（更に言うとツチノコ（同4085）とサーバル（同5990）もデバフを受ける）。

ようこそジャパリパークでの扱い

10話に一瞬だけ登場。本作が過去に起きたできごとの再現映像だという描写だろうか。

けものフレンズ3での扱い

アーケード版に先行して登場。なかよしフォトを撮影するとまれに写り込むことがある。写り込むとなかよしフォト効果がLv.3確定する。所謂ボーナスキャラ的な扱い。

2020年11月20日からアプリ版にも登場。通常攻撃の動作は多段ヒットするチョップで、高速で振動しているように思わせる。けものミラクルでは背景がゴロンドリナス洞窟らしき場所に切り替わる。やはり会話は出来ず、ツチノコなど一部のフレンズと一部の人間(後述)にしか彼女の言葉は分からない。CVは「？？？」表記で、音声はSEになっている。

イベントストーリーでは空飛ぶ魚（鯉のぼり）を探しているというイエネコに反応するも、ツチノコから「お前は魚…ではないだろ」と突っ込まれてたりしている。メインストーリーシーズン2では、洞窟内で写真を撮っていたジョフロイネコたちの後ろに高速で現れ、そのまま気付かれずに去っていった。その後ジョフロイネコたちが探そうとし、割とあっさり見つかる。既にイベントストーリーに登場していたからね。フレンズの間ではツチノコにしか彼女の言葉は分からないと認知されていたようだが、パークスタッフで飼育員のナナも言葉を理解できることが判明して皆が驚いた。

主な台詞

どうやら台詞が絵文字になっているようだ。

…………；；　…！	「ガーーン」のSEと共にしょんぼり顔になる
＃～～＃…　☆――｜…！！	見つけた凧は、木に引っかかっていた
…………※　……………………☆ …●　………！○∞○！	最近できた洞窟に潜ってたら 何か大きなものが奥に居てびっくり （表情も○∞○顔になる）
…………＄～？●＠⇒ ……＞＜…………；☆｜？？？	奥に逃げたから追いかけてみたんだけど なぜかその先は行き止まりだった （表情も＞＜顔になる）
★～～～～	うーん…花？　それとも星型？
…………＆＠◎￡	…みたいなのが、ぐるぐる
…………⚲ ……………………→	状況から、目の前の洞窟に入ってみようという旨の発言と思われる

ぱびりおんでの扱い

「………………☆」

2020年8月6日から観察可能になった。けもトークアイコンの背景色は緑。ぱびりおんでも言葉は喋らないので一人称や二人称は不明である。

事前に登場予告は無く、当時のプレイヤー達の発見報告ツイートなどから推察すると2020年8月6日にサイレント実装されていたようだ。公式からは7日に謎のフレンズの発見報告、8日に正式に観察可能の告知が出された。なお初発見するまでは、あーかいぶ欄にはシルエット表示すらされない仕様となっていた。

引き寄せ効果のあるあそびどうぐは存在せず、「ひかるおたから」の中に「けものマーク」のものが出現することがあり、それをタップすることで設置中のあそびどうぐのいずれかに遊びに来た。おそらくだが、この方法以外での出現はなかったものと思われる。

なおスカイフィッシュの存在自体は他のフレンズからは認知されているため、ちゃんと名前で呼ばれる。ぱびりおんでも言葉は喋らず、「…」「；」「♪」「☆」「！」「？」などの記号や（擬音）のみで台詞欄が構築されるが、身振り手振りなどのボディーランゲージでも意外と通じているようで困っている様子は特に無い。

翅を凄い速さで震えさせて飛行することが出来るようで、高速飛行時には姿も見えなくなる。ただし気配や音などはあるようで視覚以外の感知は可能であり、飛行音で他のフレンズを起こすなども可能である。

珍しい行動は現在確認されていない。

関連静画

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関連項目

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