スカスカシステム/スカディシステム/Wスカディシステムとは、スマホゲーム『Fate/Grand Order』における最短周回方法のひとつである。
2名のスカサハ=スカディ(Fate)のスキルによって、高速でNPをためながら強化されたQ全体宝具を三連発し、3ターンで戦闘を終了させることを骨子とする。
2022年12月現在のFGO環境において最速の周回方法の一つであり、構築できれば広く活用ができ、周回時間の短縮ができる。また、システム構築に必要な概念礼装が一つで済むためにイベントアイテム回収効率アップの概念礼装を大量に積む事も出来るというメリットもあるため、イベント周回にも向いている。
2020年8月にアルトリア・キャスター、2021年8月に光のコヤンスカヤが実装され、キャストリアシステム・コヤンスカヤシステムが構築されて以降は環境トップと言うわけではなくなったが、それでも十分利用価値のあるシステムである。
2022年8月に実装された水着スカサハ=スカディも通常のスカサハ=スカディと同様にシステムに組み込める。水着スカディには味方へのバフスキルもあるので、継続火力なら水着スカディに分がある。
水着スカディの実装により、通常スカディと水着スカディの両方が手持ちにいるなら両名をパーティに組み込むことでフレンドのスカディは不要になった。両名とも星5なので、必要コストには注意。
2021年8月に実装されたアペンドスキル「魔力装填」を最大レベルまで上げれば、バトル開幕時にNP20%チャージできるようになった。これで、カレイドスコープ・魔道元帥が未凸の場合でも「魔力装填」と組み合わせれば開幕時のNP100%が可能になった。
事前にQ宝具サーヴァントには凸カレか凸魔道元帥(またはアペンドスキルをレベル10にしたうえで未凸カレか未凸魔道元帥)を持たせておく。
スカディの第1スキル「原初のルーン」(Q性能アップ、Qクリティカル威力アップ)と第3スキル「大神の叡智」(NP大幅チャージ)、または水着スカディの第1スキル「原初のルーン(盛夏)」(Q性能アップ、Bクリティカル威力アップ)と第3スキル「夏の夜更けに我想う」(NP大幅チャージ、Bカードにスター集中度をアップ、スター獲得)は出来ればどちらもレベルマックスにしておきたい。もちろんその他のスキルも出来る限りレベルは上げておきたい。
実際には他のNPチャージスキルやNP獲得アップスキルも活用し、それでも足りなければ魔術礼装でNPを補う。場合によってはオーダーチェンジで控えのNPチャージ要員を引っ張り出す。
宝具一発で倒せなくても、クリティカルスターも大量に獲得しているはずなので、追撃のクリティカルで止めをさせる場合も多い。スカディの第2スキル「凍える吹雪」での防御力ダウンも有効に使おう。水着スカディは第2スキル「真夏のアイス」による攻撃力アップ他も使用してダメージをさらに上げられる。
レベルやスキルレベルなどが不足していると、ダメージが足りず倒しきれない場合がある。また、オーバーキル不足や敵編成の都合でNP獲得量が足りない場合もシステムが崩れてしまう。
スカスカシステムは便利であるが、運用には慎重さが求められると言えるだろう。また、スカスカシステムは3ターン以降はリカバリーが効きにくい戦法なので、計算はしっかりしておこう。
普通のスカスカシステムは3waveをすべて同一サーヴァントの宝具で乗り切るが、1wave目の敵をアーラシュやニトクリスの宝具で突破して、2,3waveのみスカスカシステムを使って突破するというパターンも存在する。
特にアーラシュの場合、オーダーチェンジなしでも実現可能なのがうれしいところ。アーラシュが死んだ!この人でなし!
この場合では、スカディが一人いれば足りる場合もあり、フレンドのスカディを借りれれば成立できることもある。
エドモンとランスロットの二騎は、敵クラスをあまり気にせず安定した火力を発揮できる長所があるが、敵編成によってはNPのリチャージが間に合わなくなることもある。
アタランテやパールヴァティー、ワルキューレはクラス相性を気にする必要があるものの、リチャージ量は非常に多いため構築は比較的楽。
その他Q宝具持ちサーヴァントでも、孔明などと組み合わせれば運用可能な場合もあるが、基本的に使い勝手は上記サーヴァントに劣る。
完成すれば非常に使い勝手が良いスカスカシステムだが、構築するにはかなり高いハードルを越えなくてはならない。
最初にぶち当たるのが自前のスカサハ=スカディ(Fate)の獲得である。☆5のSSRサーヴァントであることに加えて期間限定サーヴァントでもあるため、入手難易度が非常に高い。復刻は1年に1度あるかどうかという頻度であり、復刻のたびに多くのマスターが獲得に挑戦している。
水着スカディは2022年8月に実装されたが、こちらも☆5のSSR期間限定サーヴァントであり入手難易度はやはり高い。
次に乗り越えなくてはならないのが、スカサハ=スカディのレベルアップとスキルアップ、そしてそれに必要なアイテムの収集である。
スカスカシステムに必須な第3スキルが解放されるにはレベルを上げなくてならず、そのためには第2部かイベントでしか手に入らないアイテムが要求されていた。
さらに、スカスカシステムを実現できるまでにスキルレベルを上げるにも、やはり第2部かイベントでしか手に入らないアイテムが要求されていた。
2022年1月19日に実装されたピュアプリズムの実装により、ゲームを始めたばかりのプレイヤーでも第2部以降に実装されたアイテムまで入手可能になったため、以前よりは難易度は下がったが、それでもこれらの要求に答えるには相当の苦労が要求される。FGOを遊び始めたばかりのマスターならアイテム不要で最終再臨できる「特別再臨」を使ってしまってもよいだろう。
水着スカディは「ルーラー」クラスなので、霊基再臨に必要なアイテムは各種クラスのピースとモニュメントのみで済む。
スキル育成にも各種クラスの「輝石」「魔石」「秘石」が多く必要だが、それ以外には水着鯖にはほぼ共通して必須な「追憶の貝殻」と、2部4章から登場の「真理の卵」のみで済む。真理の卵以外はカルデアゲートのフリークエストを回れば手に入るので入手難易度は低い。ゲームの進行度にもよるが、卵はピュアプリズムの利用も考えよう。
これはスカスカシステムに限った事ではないが、QPも不足しがちである。QPに関しては霊基再臨だけなら問題にならないだろうが、スキル上げに関しては数千万単位で必要になる。これを宝物庫周回でためるのは厳しいので、ボックスガチャやレイドイベントでためておきたい。
続いて問題になるのが、スカスカシステムの相方となるサーヴァントの獲得と育成である。スカスカシステムを構築できるサーヴァントは限られており、彼ら彼女らを手に入れるのも一苦労であるし、育成にもまた手間がかかる。仮に完成したサーヴァントを準備できても、クラス相性や敵編成の問題でシステムに採用できない場合もある。
最後に問題になるのが、凸カレスコ・凸魔道元帥の入手である。システム構築に必須ではないが、あるとないのとでは、システムの完成度が全く違ってくる。カレイドスコープ・魔道元帥は恒常の☆5礼装であるが、礼装の数もかなり増えた現在のFGOにおいては、1枚手に入れるだけでも一苦労であり、ましてやそれを5枚とは何を言わんかである。
凸カレ・凸魔道元帥の代わりにアペンドスキル「魔力装填」をレベルマックスで開幕NP20%チャージを狙ってもいいが、スキル解放に必要なサーヴァントコインやQP、素材の事を考えるとやはりこちらもいばらの道と言えるだろう
これらのハードルを全て超えた先にスカスカシステムは存在する。
以下の公式生放送内で、セイバーの中の人である川澄綾子さんから「スカスカシステム」への言及があった。発言によると、回す方のノッブもスカスカシステムを愛用しているようだ。
掲示板
8 ななしのよっしん
2020/07/08(水) 22:56:35 ID: l/wXi4GCm+
最近の運営、露骨にHP増やすなり、敵の数を減らすなどして対策してきて笑う。
9 ななしのよっしん
2020/08/02(日) 14:11:24 ID: uRZpBz2ygl
高HPの敵が一体だけのwaveとか1waveに二体しか居ないとかは、スカディ実装前は別にめずらしくも無かったパターンだから
「最近対策してきた」じゃなくて「二年近くに渡るスカディ接待が終わった」が正しい
10 ななしのよっしん
2020/08/02(日) 14:15:08 ID: YjZlG5SM8+
ここ最近のスカスカ潰しもランスロットなら魔力逆流で全然オッケー
急上昇ワード改
最終更新:2024/04/19(金) 15:00
最終更新:2024/04/19(金) 15:00
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