スクリューパイルドライバーとは、ゲーム「ストリートファイター」の登場人物、ザンギエフが使う必殺技の一種である。
ザンギエフが持つ必殺技の中では、ダブルラリアットと並ぶ代表格。内容は、プロレス技で実在するパイルドライバーを跳び上がってから繰り出すもの。
相手の近くでレバー1回転+パンチボタンというコマンドでは、ストII稼働初期はレバーをしっかり1回転させないと出せないと思われており、(主に)ジャンプで入力時間を作る必要があると思われていた。
しかし、研究が進むと、しっかり1回転させなくとも、テンキー表示、始点不問で6248、または4268の順に入力が確認されれば技を出せることが判り、立ちガードからのリバーサルなどを駆使した立ちスクリューと呼ばれるテクニックが広まる。もともとのダメージの高さや、吸い込みとも形容される、広めに設定されていたコマンド受付の間合いと併せて、ザンギエフの評価を上げるきっかけにもなった。
それでも、スーパーファミコンなど家庭用ハードのパッドでは出しにくい技であることは変わらず、立ちスクリューを(ある程度)狙って決めることができる人は、勝率に関わらず一目置かれる存在になりえた。
その後は、バニシングフラットで相手を固めてからの立ちスクリュー、CAPCOM vs SNK2での前転など、ジャンプに頼らなくても技を出せる環境が整備されたことで、その魅力にとり憑かれる人も増えた。
1回転投げと呼ばれ、主に投げ系統の必殺技をあてられることが多いコマンドだが、ザンギエフが出演するストリートファイター、カプコンvsの両シリーズを除くと、採用しているゲームは意外と少ない。
主だったところでも、
の各シリーズと、せいぜいバーチャファイターで4から搭載された亜種コマンドの8624または2684G+Pくらいである。
(ザンギエフはストIIIに出演していないが、アレックスのハイパーボムと、ヒューゴーのムーンサルトプレスが1回転投げにあてられている)
理由は明言されていないが、上方向へのレバー入力で、(特に初級の)プレイヤーが意図しないジャンプを防ぐため、もしくは、対戦のテンポを上げるために、できるだけ簡素なコマンドで必殺投げを出せるように工夫されたためと思われる。
たとえば、KOFでは、41236のレバー半周型や、応用形である412364(半周させたレバーを始点に戻す)コマンドが投げにあてられる場合が多い。餓狼MOWでは1回転投げだったジャスティスハリケーンも、KOFでは63214+パンチに変更されている。ギルティギアシリーズのポチョムキンバスターも632146+Pである。
また、攻撃方法が強弱ではなく左右で区別されている鉄拳では、1+両パンチでのタックルをはじめ、独創的なコマンドが用意されている。
中には、北斗の拳のように、必殺投げ自体が設定されていない格闘ゲームもある。
掲示板
35 ななしのよっしん
2021/03/21(日) 22:11:10 ID: v88bfui5Sd
37:20ごろ〜ね
36 ななしのよっしん
2023/09/20(水) 02:32:12 ID: Shs4UXsuhQ
37 ななしのよっしん
2024/09/06(金) 20:26:51 ID: Uyh2N4TEho
カクテルのスクリュードライバーも掛けてるのかな
回るし意識飛ぶし
急上昇ワード改
最終更新:2024/10/15(火) 09:00
最終更新:2024/10/15(火) 08:00
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