スティルインラブとは、2000年産の栗東・松元厩舎に所属していた競走馬である。
主な勝ち鞍
2003年:中央競馬牝馬三冠[桜花賞(GI)、優駿牝馬(GI)、秋華賞(GI)]
この記事では実在の競走馬について記述しています。 この馬を元にした『ウマ娘 プリティーダービー』に登場するウマ娘については 「スティルインラブ(ウマ娘)」を参照して下さい。 |
父は当時を代表する超一流種牡馬サンデーサイレンス。ただし彼は2002年11月の娘のデビューを見届けることなく同年8月にこの世を去っている。
母ブラダマンテは米国生まれのRoberto産駒。スティルインラブの前にはラジオたんぱ賞(現ラジオNIKKEI賞、GIII)を勝ったビッグバイアモン(父バイアモン)を産んでいる。
新馬戦から1番人気に支持され快勝。続く条件戦でも勝利を挙げ、クラシック候補の一頭となる。
続くチューリップ賞(GIII)では2着に入り、桜花賞への切符を手にする。
桜花賞(GI)ではアドマイヤグルーヴと同じ3.5倍に支持される(人気では支持率の差で2番人気)。
そしてシーイズトウショウに1と1/4差をつけ勝利。1冠目を手にする。
続くオークス(GI)でもアドマイヤグルーヴに人気では負けてしまうものの、見事勝利を収め2冠目も手中に収める。
そして牝馬三冠を視野に据え秋に入り、初戦となるローズステークス(GII)に出走するがここで5着と敗れてしまう。
この結果により本番の秋華賞(GI)では三度アドマイヤグルーヴに人気で負け2番人気となってしまう。
しかしそのアドマイヤグルーヴを押さえ勝利、史上2頭目となる牝馬三冠を達成する。
その後挑んだエリザベス女王杯(GI)ではアドマイヤグルーヴに負け2着となってしまうものの、牝馬三冠・連をはずしたのはたった1度だけと素晴らしい成績を引っさげて古馬戦線へと向かうこととなった。
編集した人はどうやら古馬となってからの成績を知らなかったようです。 でも、知ってたとしても書かないのが優しさだって誰かが言ってたような・・・。[1] |
引退後、繁殖牝馬として初年度はキングカメハメハの仔を出産した。
しかし出産と同年の8月、腸重積という病気で亡くなってしまう。自らの血を残した仔はこの一頭だけとなってしまった。
その唯一の産駒であるジューダは大きく期待されながら未勝利で大井に移籍して2勝。引退後は相馬野馬追で神馬として活躍した。2015年からは北海道に移動。その後、ネット上での情報は途絶えている。
*サンデーサイレンス 1986 青鹿毛 |
Halo 1969 黒鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Cosmah | Cosmic Bomb | ||
Almahmoud | |||
Wishing Well 1975 鹿毛 |
Understanding | Promised Land | |
Pretty Ways | |||
Mountain Flower | Montparnasse | ||
Edelweiss | |||
*ブラマダンテ 1986 栗毛 FNo.10-d |
Roberto 1969 鹿毛 |
Hail to Reason | Turn-to |
Nothirdchance | |||
Bramalea | Nashua | ||
Rarelea | |||
Sulemeif 1980 栗毛 |
Northern Dancer | Nearctic | |
Natalma | |||
Barely Even | Creme dela Creme | ||
Dodge Me | |||
競走馬の4代血統表 |
見ての通りHail to Reason3×3というきついクロスを持っており、これが早期の衰えや早逝といった悪影響につながった可能性がある。
ちなみにAlmahmoud4×5のインブリードも持っていたりするが、こちらはHaloとNorthern Dancerが繁栄している日本ではよく起こり得たものだったりする。
中央競馬の三冠馬 | ||
クラシック三冠 | 牡馬三冠 | セントライト(1941年) | シンザン(1964年) | ミスターシービー(1983年) | シンボリルドルフ(1984年) | ナリタブライアン(1994年) | ディープインパクト(2005年) | オルフェーヴル(2011年) | コントレイル(2020年) |
---|---|---|
牝馬三冠 | 達成馬無し | |
変則三冠 | クリフジ(1943年) | |
中央競馬牝馬三冠 | メジロラモーヌ(1986年) | スティルインラブ(2003年) | アパパネ(2010年) | ジェンティルドンナ(2012年) | アーモンドアイ(2018年) | デアリングタクト(2020年) |
|
古馬三冠 | 春古馬 | 達成馬無し |
秋古馬 | テイエムオペラオー(2000年) | ゼンノロブロイ(2004年) | |
競馬テンプレート |
掲示板
57 ななしのよっしん
2024/09/09(月) 19:15:50 ID: alkHUmT4AP
古馬になってから着外負け続きになった理由の話ってどんなのがあるの?なんか見当たらなくない…?
58 ななしのよっしん
2024/09/10(火) 10:00:05 ID: o9RSVvGIwE
03年三冠牝馬スティルインラブ今明かされる秘話
https://
要約すると3歳秋の時点で気性の不安定さが出てきた
晩年はテンに引っかかるようになってマイルぐらいまでの馬になっていた
体つきは古馬になってからの方が立派で走れそうだったが精神面が大切
2004年の宝塚記念の後に脱水症状で腹痛を起こしていた
気性はサンデー産駒の特徴だから仕方ないかなと思う
距離の問題は当時のレースにVMがあれば、もう少しチャンスがあったかもしれない
59 ななしのよっしん
2024/09/12(木) 19:17:41 ID: alkHUmT4AP
>>58
テンに引っかかる…スタートしてからすぐ前に行きたがる。つまり体力の消費が激しくなったということか
桜花賞の頃はアドマイヤグルーヴより立ち回りは良くて、オークスでは落鉄しつつも余力はあったのか…
そして秋華賞の時はピリピリしてた辺り気性の悪化が垣間見えてたのかな
オフでも気性が激しくなってたのだろうか。そうならヘイルトゥリーズンの影響をますます感じる…
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最終更新:2024/10/06(日) 04:00
最終更新:2024/10/06(日) 04:00
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