スティールダイバーとは (スティールダイバーとは) [単語記事]

『スティールダイバー』（STEEL DIVER）とは、ニンテンドー3DS専用ソフトである。

概要

2011年 5月12日発売。当初は3月の発売を予定していたが東日本大震災の影響もあってか延期となり2ヶ月遅れての発売となった。

ジャンルはモードにより異なる。

任天堂公式サイト『社長が訊く』の宮本茂の発言によると、氏は2004年のE3発表以前から構想を練っていたという。DS用ソフトとして開発を進めていく途中、3DSの仕様を見て3DS用ソフトとして開発を始めた。

CMには最後の『M-1グランプリ』決勝進出コンビ、スリムクラブを起用。しかし、発売が延期となり幻のCMとなった。

プレイヤーは潜水艦を操作し、敵艦船の攻撃を避けつつ、魚雷で撃沈する事が目的。

タッチペンを使って潜水艦を操作するアクション「潜水艦モード」、魚雷を使って敵艦を撃沈させるシューティング「潜望鏡モード」、戦略シミュレーションが楽しめる「海戦モード」と様々なモードが用意されている。

潜水艦の前進後退・浮上沈下・武器管制を、全てタッチパネルで行う。操作の多くがタッチパネルに集約されているという点では「超操縦メカMG」などに通じる。

大まかには大中小に分けられる3タイプの潜水艦を操作して、障害物や複雑な地形を潜り抜け、敵艦とも戦いながら、ゴールを目指す。

タッチパネルによる操作は、さながら艦橋から指示を出したりあるいは機器を操作しているかのように、艦に反映されるまでにラグがある。そのため、ゲーム自体の進行速度は一見遅いように見えて、進行方向の地形や敵艦の行動を数手先まで読むことが求められるため、プレイヤーは素早い思考を求められる。

3DS本体を潜望鏡に見立て、ジャイロセンサーによって操作する。
上画面には、潜望鏡からの眺めが広がっており、本体の向きを変えることで、周囲360度に渡る風景を見渡せる。
プレイヤーは、下画面でズームや潜望鏡の高さなどを調整しつつ、周囲の敵艦をとらえて、攻撃指示を出して包囲を突破していく。

海面が穏やかなステージもあれば、嵐で荒れまくっているステージもある。

六角形を組み合わせて作られたフィールド上で繰り広げられるシミュレーションゲーム。

それぞれの艦の索敵可能範囲は決まっており、フィールド上を移動しつつ敵艦をいち早く見つけ出すことが目的。
敵艦の索敵に成功すると、潜望鏡モードが発動して敵艦への攻撃フェイズへと突入する。
これを繰り返して、海戦における勝利を目指す。

オンラインマルチプレイ用にチャットもある…のだが、入力方法がモールス信号で、使用できる文字は英数字のみである。なおモールスなのは入力のみで、出力は英文字なので安心していい。入力時にもちゃんとモールスと英数字の対応表が表示されるので無理にモールスを覚える必要はない。

どんなアイテムかというと、なんと潜水艦型の銃であり、アイテム名はそのまんま「スティールダイバー」。
使うと弾速の遅い魚雷を撃つ。