スペースゴジラ (SpaceGodzilla) とは、映画『ゴジラVSスペースゴジラ』に登場する、宇宙からやって来た怪獣である。別名は「戦闘生物」「破壊神」「宇宙結晶怪獣」など。
宇宙空間に飛び散ったG細胞がブラックホールに飲み込まれ、ホワイトホールから放出される際に結晶生物と恒星の爆発エネルギーを吸収して異常進化・怪獣化した生物(ちなみに誕生の経緯は登場人物の推測に過ぎない)。問題のG細胞がビオランテのものなのか、バトラの代わりに宇宙へ飛び立ったモスラに付着していたものなのかは不明である。この説明は「ゴジラVSキングギドラ」において「ゴジラVSビオランテ」は無かったことになったというタイムパラドックスの指摘を受けて修正されたものであり、実際には口のデザインや鳴き声などはビオランテを強く意識している。
口から発射する偏向可能な光線・コロナビーム、重力を操りゴジラをも宙に浮かすグラビトルネード、ゴジラの熱線をものともしない強度のエネルギーシールドなど多彩な能力を持つ。更に結晶体を設置する事で自身に有利なフィールドを作り出し、宇宙からのエネルギーを両肩の結晶体で受けて無限に戦えるというチートじみた能力まで保有。加えて背中の結晶を大型化させることで高速で飛行することも可能という、ゴジラには無い能力を多数操る。弱点は両肩の結晶体。ここを破壊されると供給ができなくなり、弱体化する。しかしそれでもなお元がゴジラなので非常に強い。また体からは常時電磁波が放たれていて、電子兵器を無効化にする人類泣かせの怪獣である。
宇宙で誕生したこの破壊神は、自身と同じルーツを持つゴジラを打倒するため地球に飛来。NASAの宇宙船を襲って破壊した。フェアリーモスラからの伝言でスペースゴジラの存在を知ったGフォースは、MOGERAを出撃させて迎撃を試みる。アステロイドベルトでMOGERAと会敵し、交戦。しかしコロナビームはMOGERAの装甲を易々と貫き、中破させられた。
自身に有利なフィールドを形成するため、あらかじめバース島に結晶体を打ち込んでおく頭脳プレーを見せている。その後、リトルゴジラとゴジラのいるバース島に飛来し、ゴジラとも交戦。結晶体からエネルギーを受け、その圧倒的なパワーを振るう。リトルがいてまともに戦えないゴジラを瞬く間に撃破し、リトルを結晶体に幽閉、いずこかに飛び去っていった。
札幌から山形・神戸などを経由し日本各地を破壊しながら縦断。最終的に降り立った福岡で、福岡タワーのあるシーサイドももちにエネルギー供給源である無数の結晶体を発生させバトルエリアを形成する。エリア内で無限に供給されるエネルギーを武器に当初はゴジラ・MOGERAの双方を完全に圧倒するが、両者の協力によりエネルギー供給の要であったタワーを破壊され、更に続けてMOGERAのスパイラルグレネードミサイルによってエネルギー供給のアンテナである両肩の結晶体を破壊される。なおも圧倒的な戦闘能力で両者を追い詰めるが、半ば暴走するような形で突っ込んできたMOGERAの突進により転倒したところにゴジラが宇宙エネルギーを逆利用してパワーアップした赤い熱線を立て続けに喰らい、ついに耐え切れず爆発・死亡した。
なお、デザインはスーパーファミコン『超ゴジラ』に登場した「超ゴジラ」がベースとなっている。
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最終更新:2024/04/25(木) 17:00
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