スマホオチタロウ
そんなぁ!やだよぉ・・・
ある男性が中央本線を走行中の電車内のトイレにスマートフォンを落とし、車掌に(恐らく)「今取るのは無理だろう」と告げられ、他の乗客が距離を取るほどの悲痛な慟哭をあげている動画が発端。
スマートフォンの中に個人情報や様々な連絡先、重課金したアプリアカウント等重要な情報が入っていたのならこの崩壊具合も理解できなくもないかもしれない。
ちなみに、現在日本の電車は旧来のボットン便所のように大きな穴があいたものではなく、一昔前だと重量物が乗ると金属の蓋が開閉されて落ちるタイプの物か、近年の電車で使用される、汚水タンクへ圧縮空気を用いてソレと洗浄水を吸い出しタンクへ送る真空式の洋式便器が主流である。
が、喜劇悲劇の舞台となった211系電車は国鉄末期近くからJR初期に掛けて製造された車両であり、国鉄時代に多く採用されたタイプの、大きな穴に申し訳程度の菊割れゴムが付いた和式便所である。無論油断しておろしたズボンのポケットからモノを落とすと…一巻の終わりである。
しかも、このタイプのトイレは臭気や汚物を遮断する目的で硫酸銅の薬液と混合して底部の汚物層に溜め込むタイプであり、汚物と薬液に長時間浸かったスマートフォンを取り出すには、それ専用の施設を併設する車両基地で車外から容器(500L程)を取り出し内部を改める必要がある。要するに車掌さんや駅員さんでもどうしようもできないのだ。仮に耐水性でも使用は不可能になっているだろう。
無論、人身事故等の適当な理由が無い限り、個人の為に電車が停車してくれる事はまずない。
仮にそんな事態になれば相当な賠償請求が届く事となる。なお、海外では同じようにトイレに携帯電話を落とし、大穴に腕を突っ込み挟まれて大騒ぎになったケースもある。余計な事をしない方が無難である。
この記事を見ているみんなも、明日は我が身の精神でトイレでスマホを落とさないように注意しよう。
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最終更新:2022/08/13(土) 06:00
最終更新:2022/08/13(土) 06:00
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