スムーサーとは、以下の意味を持つ言葉である。
ここでは2.について解説する。
いすゞ自動車が開発し、自社の製造するトラックに搭載している変速機。マニュアルトランスミッションの燃費性能とオートマチックトランスミッションの運転操作の容易性を両立した変速機であり、一部を除いて運転席からクラッチペダルが廃止されている。
クラッチペダルが付いているものもあるが、微速進行用なので道路を巡行する時に使用することはほぼない。
小型トラックのエルフに搭載されているタイプ。エルフのOEM車の日産・アトラス、UDトラックス・コンドル、マツダ・タイタンにも搭載されている。
運転者が速度に応じて変速操作を行う必要があるが、クラッチの操作が自動化されている狭義のセミオートマチックトランスミッション。
スムーサーEをベースに変速操作も自動化したもの。ただし運転者が任意のギアを選ぶことが出来るので状況に応じた変速操作が可能。普段は自動変速でも構わない。
スムーサーE オートシフトを改良したもので、乗用車のAT車のようにPレンジがある。
中型トラックのフォワードに搭載されているタイプ。スムーサーEシリーズと機能や機構は同様である。
大型トラックのギガに搭載されているタイプで、このタイプのみ微速進行時用にクラッチペダルを備えている。変速機にかかる負荷がエルフ・フォワードに比べて大きいため、Eシリーズ・Fシリーズとは機構が異なる。シフトレバーの見た目はいすゞ・エルガやエルガミオ及びそのOEM車種に搭載されているフィンガーシフトにそっくり。
2003年より採用。
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最終更新:2024/03/29(金) 17:00
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