スー

この記事は曖昧さ回避です

スー／スゥ／スウとは、以下のものを指す。

1. Sue - 女性名スーザン（Susan）およびその派生名等の省略形。
   • スー（ティラノサウルス） - 世界最大のティラノサウルスの完全骨格。発見者の古生物学者スーザン・ヘンドリクソン（Susan Hendrickson）にちなむ。
   • スウ姉さん（Sister Sue） - 米国の作家エレナ・ポーターの半自伝的小説にして遺作。
   • メアリ・スー（Mary Sue） - 二次創作における、不必要にご都合主義的なオリキャラ。
2. 徐（Hsu） - 中国語の姓。ウェード式ローマ字転写に由来する読みで、中国語での発音はシュー（拼音： Xú）。
   • ビビアン・スー（Vivian Hsu） - 台湾出身のタレント。
3. スー部族（Sioux） - 米国中北部のインディアンの一部族で、ラコタ３支族・東ダコタ２支族・西ダコタ２支族を総合した呼称。オジブウェー語オタワ方言（Odawa）で「異言語を話す者たち」（バーバリアン）を意味する、北部イロコイ諸族を指す他称ナードウェスィワグ（Naadowesiwag, 単数形 Naadoweisiw）のカナダ・フランス語転写ナドウェスィワク（Nadoüessioüak）、ナドウェスィウ（Nadouessioux）の省略形に由来。
   ７支族による政治機構「七炎評議会」（Očhéthi Šakówiŋ, オチェティ・シャコウィン）があるが、各支族を纏めた総合的な自称は特に無い。
   なお、オジブウェー諸語でナードウェスィワグは尻尾を鳴らす様からヒメガラガラヘビ（Sistrurus catenatus, Massasauga rattlesnake）および類似の小型ヘビ類の呼称にもなっているため、現代オジブウェー語では「炙る者たち」を意味するブワーナグ（Bwaanag）と呼ぶ。
4. スー族（Soo Tribe） - 米国中北部のインディアンの一族で、正式名称は「チッペワインディアン系スーセントマリー族」（Sault Ste. Marie Tribe of Chippewa Indians）。ミシガン州チッペワ郡のアッパー半島の都市スーセントマリーを本拠地とする。Sault （発音はスー）は assault （cf. アサルト）の中世仏語の頭音消失形に由来して「滝、急流」を意味し、Soo はその音写。
5. スーライン鉄道（Soo Line Railroad） - 北米ノースダコタ州～ミシガン州で運行する鉄道。名称は４に由来。
6. スー（sou） - フランス文化圏の旧補助通貨。旧単位はソル（sol）。いずれもローマ帝国後期のソリドゥス金貨（Solidus, ラテン語で「硬貨」）に由来。転じて５サンチーム硬貨の俗称。
7. スーさん - 漫画・映画『釣りバカ日誌』の登場する鈴木建設社長のあだ名で、本名は鈴木一之助。
8. スー（キャンディーズ） - アイドルトリオ「キャンディーズ」のメンバー・田中好子の愛称。
9. スー（ドラゴンクエストIII） - ゲーム『ドラゴンクエストⅢ』に登場する、現実世界の北米に相当する大陸に存在する村。海外版での綴りは Soo で、３および４に由来すると思われる。
10. スゥ（しゅごキャラ！） - 漫画・アニメ『しゅごキャラ！』の登場キャラクター。名前の元ネタは８。
11. スー（モンスター娘のいる日常） - 漫画『モンスター娘のいる日常』の登場キャラクター（綴りは Suu）
12. スー（ファイアーエムブレム） - ファイアーエムブレム 封印の剣に登場するキャラクター。

関連項目

• 海外の姓名の一覧