スーパーモンキーボール2とは (スーパーモンキーボールツーとは) [単語記事]

スーパーモンキーボール2とは2002年(お得版は2004年)にセガによって発売された、ニンテンドーゲームキューブ専用ソフトである。

また2005年には前作のスーパーモンキーボールと今作の要素を両方含めたスーパーモンキーボールデラックスが発売された。

概要

今作もボールに入った4匹のおサルを操作して各ステージのゴールを目指しながら進んでいくものとなるが、新たにストーリーモードが追加。本作より登場するマッドヒヒ博士の悪事を止めるためストーリーをクリア、悪事を食い止めていくことになる。

また前作は全118ステージだったのが今作は全150 ステージにパワーアップ。パーティーゲームの数も全12種になり、内容が充実した。前作から大きな仕様の変更はないが、細かい部分に修正等がかかっている。

ストーリーモードの追加
各ステージに滑走路の追加
ステージ内ギミックが追加
- スイッチ - これを押すことにより様々な仕掛けが動く。押すと逆に攻略に不利な状況になる場合もある。
- ワープゲート - このゲートを通ると同じコースの違う場所にワープする。
エクストラモードに行く条件がノーコンティニューになった。
緑ゴール、赤ゴールでのワープ数が固定になった。
ボーナスステージにゴールが出現（制限時間が経過する前にボーナスゲームを終了することが可能になった）。

ジャングルじまには、バナナが大好きなおサルたちが平和に暮らしていました。ですが、マッドヒヒ博士という悪いおサルが現れてからは、島に事件ばかり起こってます。そんなある日、飛行船に乗ったマッドヒヒ博士が、怪しい機械でみんなのバナナを吸い上げ、自分が作った不思議な迷路にばらまいてしまったのです！

島の危機に立ちあがったのは、われらがアイアイと仲間たち。「エイエイプ～！」の呪文を唱えて、不思議な迷路を大冒険することになりました。

マッドヒヒ博士
タイムマシンで未来からやってきた悪の天才科学者。
次から次へと悪だくみを仕掛けるので、すっかり嫌われ者。
大好きなミーミーを自分の奥さんにしたくて、今回の事件を引き起こした。

全10ワールド×10ステージの計100 ステージをクリアしていくモード。ミスをしても何度でもやり直すことができる。最初は島から始まり、後半は宇宙や宇宙基地などにまで出向くこととなる。

チャレンジモード（後述）と違う点としては、バナナを集めても1upはせずスコアが増えるのみ。緑ゴール、赤ゴールに入った場合もワープなどはせずスコアが増加するのみとなる。

ストーリーモードとは違い、決められた残機数でクリアするモード。残機0でミスをするとゲームオーバーになり、コンティニューは３回まで。道中のバナナを取ると100本で残機が1増加、緑や赤のゴールに入ると次のステージ（赤なら更にもう1つ）をスキップすることができるなどストーリーモードと幾つか相違点がある。

「かんたん」なら10ステージ、「ふつう」なら30ステージ、「むずかしい」なら50ステージをクリアすることになる。なお、ストーリーモードと違い、5ステージ及び10の倍数ステージはボーナスステージに挑戦することとなる。ボーナスステージではミスをしても残機が減らず、他のステージと比べてバナナが大量にゲットできる。残機はオプションからプレイポイントを使って購入することができ、最大99匹まで増やすことができる。前作と異なり、コンティニュー回数は増えないので注意。

チャレンジモードの大きな特徴として、ノーコンティニューでクリアすると更に高難易度であるエクストラステージ（全難易度共に10ステージ）に挑戦することができる点である。
更に「むずかしい」のエクストラをノーコンティニューでクリアすると、最高難易度である「たつじん」が、たつじんもノーコンティニューでクリアすると、作者からの挑戦状とも言える難易度を誇る「たつじん」のエクストラに挑戦できる。

たつじんステージはサル界の猛者でも油断すれば即落下となるほどえげつない高難度。心してかかるべし。

一度プレイしたステージを練習することができる（未到達のステージには挑戦できない）。
ちなみに、ストーリーモードとチャレンジモードのステージ(ボーナス除く)はほとんど共通しているため、先にストーリーを進めればチャレンジの練習にもなる(例えばむずかしい46はストーリー9-6をやってからの方が感覚的に楽になる)。