スーパー野田ゲーWORLDとは (スーパーノダゲーワールドとは) [単語記事]

スーパー野田ゲーWORLDとは、吉本興業所属のお笑いコンビ、マヂカルラブリーの野田クリスタルによる超面白ゲームの続編である。

概要

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 https://twitter.com/yoshimotogames/status/1550443893946101762

基本情報
スーパー野田ゲーWORLD
ジャンル	パーティーゲーム
対応機種	Nintendo Switch
開発元	面白法人カヤック
発売元	吉本興業
発売日	2022年 7月28日
価格	1,600円(税込)
対象年齢	A（全年齢対象）
その他
オンライン対応
ゲームソフトテンプレート

吉本興業所属のお笑いコンビであるマヂカルラブリーの『野田クリスタル』が作り上げた奇妙な世界観のゲーム「野田ゲー」と、それに目を付けた『面白法人カヤック』、さらにクラウドファンディングによる出資の呼びかけなどにより集められた素材をほぼ全てぶち込んだ前代未聞のゲームとして世に送られた「スーパー野田ゲーPARTY」の続編。2021年 8月19日に発表された。

本作はオンライン対戦に対応しており、「つり革」を始めとした前作のゲームや新作ゲームがオンライン対戦で楽しめる。また世界ランキングもあり、自分と同じぐらいの実力のプレイヤーとマッチングできる。

2022年発売を目標に、前作と同じくクラウドファンディングによる資金調達と素材募集を実施した。募集開始1日で早くも前回のクラウドファンディングの最終到達額であった1357万3000円を突破し、最終的には4245万3000円を集めた。
前作以上に新しい試みばかりであるため今回も任天堂の審査が通るかどうかわからないという懸念もあったが、無事審査が通り7月28日に発売する事となった。発売に際して、公式の手で昔ながらのBBSページが開設された。バグの報告やゲームの愚痴などを書き込んでほしいとのこと。野田もたまに書き込みをするらしい。

収録ゲーム

前作を超える20本のゲームが収録されることが発表されている。

…完全新作　…スーパー野田ゲーPARTY（以下前作）に収録されたゲームの続編　…既存の野田ゲー（以下PC版）の移植
 ★印はアップデートで後日追加予定のゲーム

みんなのつり革

マヂカルラブリーが「Mｰ1グランプリ2020」にて優勝を決めたネタ「つり革」を元としたゲーム。前作では優勝記念として急遽収録が決まった。

ネタ同様激しくゆれる電車内で、野田クリスタルを始めとした様々なキャラクター（「つり革の乗客になれる権」に出資した皆さん）を操作して左右に動かしてバランスをとり、長い時間耐え続けるゲーム。オンラインでは最大20人で対戦可能（予定）。画面外に飛び出してしまったらゲームオーバー。つり革に捕まって耐える事も出来るが強度が弱すぎるのですぐにちぎれてしまい長くは耐える事が出来ない。

前作では路線は中央線（中央線快速）のみだったが、新作では同じくネタにも登場した箱根登山鉄道や、マヂカルラブリーにも縁がある大宮を通過する東北新幹線（当然、新幹線なのでつり革はない）など新たな路線が追加されており、それぞれ長さや激しさが異なる。路線内のトンネルなども忠実に再現しており、その際は画面が真っ暗になってしまう。日本国内だけでなく、海外の路線もあるらしい。

将棋III

名作「将棋」の続編「将棋 II」が出るのに約千年、わずか一年後に三作目が出ることになった。

最大四人で対戦可能。コマを置くとそのコマの動きに応じた場所が爆発し、相手を攻撃できる。ボンバーマン前作からゲーム性が大きく変化している。

スーパー音声衰弱

最大四人で対戦可能。同じ音を揃えるゲーム。「あなたの音声がゲームのどこかに使われる権」のリターンで集められた大量の音声素材が使われている。前作で大変やりこんだ人がいたらしく、「じゃあもっと難しくしてやる」という野田の意向のもと大幅にボリュームアップ。「机をたたいた音」など判別しづらい音声が追加されていたり、デッカチャンやバイク川崎バイクの声のみのステージや、絶対音感が必要なピアノの一音のみの難関ステージが追加されている。

大乱闘ブロックくずして

デッカチャンを操作してブロック崩しの弾をよけ続けるゲーム「スーパーブロックくずして」が最大4人までの対戦が可能となった。くずされるブロックからアイテムが出ることがあり、入手するとデッカチャンが一段階小さくなったり他のデッカチャンを攻撃できたりといった効果が現れる。

JHADOWVERSE（邪道バース）

マヂカルラブリーがCMに出演しているゲーム「Shadowverse（シャドウバース）」の製作元であるサイゲームスの専務・木村唯人に「野田クリスタルと一緒にオンライン対応した野田ゲーをつくれる権（500万円）」の出資を求めたところ、あっさりOKしてくれたことがきっかけとなり制作。そしてこのネーミング及び「シャドウバースのパクリみたいなゲーム作ってもいいすか？」の呼びかけにもあっさり快諾してくれたらしい。

400種類以上のカードを使って対戦するカードゲーム。ルールはシンプルだが、相手にバレないようにカードを2枚引いたり、ライフをこっそり回復したりといった邪道行為も可能。イカサマも戦略の一つとなっている。プレイヤーは相手がイカサマをしているか指摘することが可能で、イカサマが複数回バレると負け。逆にイカサマが一定時間バレないと時効が成立し指摘ができなくなる。このためターン制バトルというよりリアルタイムバトルのようなゲームとなっている。
収録されたゲームの中ではぶっちぎりで処理が重たいゲームのためか、発売直後からバグが続出し、中にはフリーズしてゲーム続行不可能となるバグも発生する。

NAGAIAS（ナガイアス）

ダライアス本格的なシューティングゲーム。様々な攻撃手段がある自機を選んでボスを倒す。ただしスタート地点とボスまでの間が一画面に収まっており、自機や敵の攻撃が開始直後から届いてしまうというゲーム。初期段階では三段構成だが、レベルが上がるにつれて四段、五段、六段…と長くなっていき、最終的には野田曰く「Switch本体（携帯モード）じゃ見えない」ぐらいに小さくなってしまうとのこと。

信～NOBU～

子供が野田ゲーの大ファン（ただしおたけさいこっちょーゲームだけは一笑いもしなかった）という千鳥のノブが「野田クリスタルと一緒にゲームをつくれる権（100万円）」に出資したことで制作されたゲーム。先輩による巨額の出資にプレッシャーを感じたため、野田ゲーとしては初めて本格的な3DCGを用いることにしたらしい。

異世界に迷い込んだノブがモンスターをなぎ倒していく「かっこよく言うとダークソウル」の様な一人用死にゲーで、なんと初期段階で難易度がハードモードしか選べない。（ノーマルモードはcoming soonとなっている）ノブ自身もキャラの声やフェイスモデルなどで登場し、ダメージを受けると「ヨロイ姿」→「私服」→「パンツ一丁」と弱体化していく。ちなみにカプコン承諾済みである。ダークソウルというより魔界村では

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★クラウドファンタジー

一人用のRPG ゲーム。とにかくたくさんのキャラクターが仲間になるのが特徴で、基本的には出てくるキャラクターは全て仲間になるという。倒れたキャラクターは二度と復活しないので、どんどん新しいキャラクターに入れ替わりしていくことが重要らしい。

主人公は本作に出資した元東京ヤクルトスワローズ監督の真中満。野田は思わぬ高額の出資に「引いちゃった」らしい。

Ashi Kogi Racing

ゲーミングチェアブランド「AKRa cing」が「野田クリスタルと一緒にゲームをつくれる権（100万円）」に出資したことで制作されたゲーム。

AKRa cingのイスを使ってコースを駆け抜けるレースゲーム。前向きや後ろ向き、リクライニングを倒して空気抵抗を減らすなど漕ぎ方によってスピードや挙動が変わるらしい。

仕分け SHIWAKE

野田がかつて郵便局で配達員としてバイトしていた経験を活かしたゲーム。

郵便物を住所別に仕分けていくが、住所が読みづらく仕分けしにくいなど「郵便局あるある」をふんだんに盛り込んだゲームになっている。多人数戦では対戦ではなくプレイヤー同士で協力して仕分けしていく。

回転めし

「あなたの料理が登場する権」のリターンに膨大な量の料理素材が集まってしまったため、料理に特化したゲームとして制作された。

画面に表示された料理がレーンから流れてきたときに素早くボタンを押して取り合う早押しゲーム。レーンは手前と奥に存在し、レベルが上がるとレーンのスピードが上がっていく。

The 連射

かつてマヂカルラブリーとコントをした経験もある高橋名人とコラボした、ボタン連射を競うゲーム。あのスイカも登場するよ！対人戦のほか、COMとして高橋名人と対戦することも可能。1秒あたりの連射数も表示されるほか、さらにトレーニングモードも搭載されているので、連射の練習ツールとしても優秀である。

★動・級・生

動物のみ登場する学園恋愛シミュレーションゲーム。台詞も全て動物の鳴き声準拠となっているため、何を言っているのか分からないまま進まなくてはならない。

★The芸人

芸人を育成するシミュレーションゲーム。多数のシミュレーションゲームを製作・発売しているカイロソフトより素材を提供されている。

★コマンド長すぎだぜ！技出なさすぎ君

出資者によって考えられた、あまりにも長すぎるコマンドを入力して技を出す格闘ゲーム。

★つめあつめ

ツムツム出資者のネイルをなぞって消すパズルゲーム。

無理して集まらなくていいよどうぶつの国

広大なフィールドに上空から降り立ち、フィールドに隠れた動物たちをカメラで撮影するゲーム。
このゲームも出資者のペットたちが大量に登場するほか、出資者の観葉植物や背景写真もフィールド内で使用されている。

やせちゃうよ？

満を持して、野田の相方である村上のゲームが登場。村上の架空のギャグ「やせちゃうよ？」が元ネタのゲームで、放っておくとどんどん痩せちゃってしまう村上の口に、食べ物を運ぶゲーム。食べ物ではないものを食べさせると、更に痩せちゃうので要注意。対戦では他プレイヤーに食べ物でないものを食べさせる妨害行為も可能。元々は野田のYouTubeの生配信内で1時間で作りあげたゲームであり、野田曰く「前作のおたけさいこっちょーゲームに続くクソゲー枠になる予定だったが、リメイクしてみたら面白いゲームに化けた」との事。リメイクに際して村上の画像が撮り下ろしになったり、村上のボイスが搭載されている。（ちなみに、独特なイントネーションの「うまいー！」は村上の本物のギャグである。ちょっとややこしい。）こちらにも「あなたの料理が登場する権」の料理が大量に使用されている。
ちなみに余談であるが村上が発売日の数週間前に入籍したため、図らずもおたけに続き野田ゲーで自分のゲームが作られた芸人が結婚するという事となった。

★マッチョあつめ

ねこあつめトレーニングジムの前にトレーニング器具やプロテインなどを置いておくといつの間にか寄ってくるマッチョを集めるゲーム。野田がかつて作っていたゲームの一つだが、バグが多すぎてどうしようもなくなっていたものが今回復活を果たした。
クラウドファンディングには「あなたのマッチョが登場する権」というリターンがあり、恐らくこれに出資したマッチョが登場すると思われる。

考え中

発売時点で未定だが、さらに一つゲームを配信する予定。

ラインナップが発表された2022年 3月時点では以下のようなゲームも登場する予定だったが、とある協会からストップがかけられたためにボツとなったそうである。

競技人口1万人のスポーツゲーム
既存の野田ゲーに「あつまってくるファンにモルックを投げつけるさらば森田（あつ森）」があるが、モルックの競技人口は日本で約1万人と言われている。

コレクション

出資者が提供した素材を鑑賞できる。素材はゲームをプレイすると手に入る「クリスタル」を消費して解放するが、ガチャ形式だった前作とは違い選択式となっている。ちなみにクリスタルは各ゲームの要素の解放にも使える。

余談

本作も上記で挙げた芸人の他にも、天津・向清太朗、麒麟・川島明など野田と交友のある多くの芸人仲間や著名人が出資している。
そんな中で野田と一切面識のない真中満（元・東京ヤクルトスワローズ監督）が「主人公になれる権」のリターンに出資していたことが判明している。（真中氏自身はパワフルプロ野球のe-Sports大会の解説をしたり、パワプロアプリとコラボするなどゲームにも造詣がある人物である。）
他にもコロコロコミック編集部も別冊コロコロコミックに掲載された『スーパー野田ゲーPARTY』の作者であるコーヘー氏の描いたイラストなどを提供している。
野田が準レギュラーとして出演している配信番組「東方ステーション」にて7月9日に行われた『東方花映塚番組イチ決定戦』において、野田の持ち込み企画として「NAGA IAS」の先行プレイが野田・ビートまりお・もこう・まらしぃの4名によるトーナメント方式で行われた。
当然の事ながら野田以外の3名は全くの初見であり、もこうは六段構成のステージの視認の難しさに苦戦を強いられた。

スーパー野田ゲーWORLD 単語

概要