セロー(serow)は、ヤマハ発動機の販売するオフロードバイク。
【セロー225】
乾燥重量108kg・装備重量122kg(225WE)と軽量な車体に225ccエンジン、6速ミッションを装備。軽量、スリムな車体で悪路での走りに定評がある。排気量が中途半端なのは車体とエンジンのバランスの良さを追求したため。単純な構造で各パーツも軽く小さいので整備もしやすい。
【セロー250】
2005年、トリッカーがベースの車体に5速ミッションの250ccエンジンを装備、ヘッドライトが角型から丸型に変更されるなどフルモデルチェンジ。乾燥重量115kg、装備重量126kgとやや重くなり燃費も悪化したが、225の弱点だった高速性能や乗り心地は大きく向上した。
整備性の良さも継承しているが、コストダウンが目的なのか足回りのグリスニップルは廃止されてしまった。
2008年モデルのDG17型からは燃料噴射装置・触媒を装備して燃費や始動性が改善されている。
また、メーターにCo2濃度調整やタコメーター、電圧などが表示可能な自己診断機能「diAGモード」も装備。重量は乾燥119kg、装備重量130kgに増加。最高出力もキャブモデルの15kw(20PS)/8000rpmから14kw(18ps)/7500rpmに落ちたが、中低速域のトルクが厚くなったため体感上のパワーは逆に上がっているらしい。
2012年モデルからは純正オプションのアドベンチャースクリーン、ブラッシュガード、アドベンチャーリアキャリア、アルミアンダーガードの4点が取り付け工賃込みでパッケージされた「ツーリングセロー」も発売。その名の通り高い積載性と快適性がプラスされ、より旅向きのバイクになっている。
225/250両者とも「二輪二足」をコンセプトに掲げる極めて良好な足つき性があり、女性ライダーをはじめ初心者からベテランライダーまで幅広いユーザー層を形成する。「セローに始まりセローに終わる」と言われるほどで、オフロードバイクとしては初心者のとっつきやすさピカ一である。
セロー225の動画
YSP(正規販売店)における08年モデルの乗り出し価格は50万円から。
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最終更新:2024/03/28(木) 22:00
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