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ゼニヤッタ

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ゼニヤッタ(Zenyatta)とは、2004年まれのアメリカ競走馬アメリカで19連勝(内G1を13勝)したである。

別にを配り歩いているわけではない。

概要

Street Cry Vertigineux Kris S.という血統。は最近売り出し中の名種。半G1に3勝しているがいるかなりの良血。しかし、ゼニヤッタがセリに出された時点では、の産駒もデビューしていなかった。このため、結構お得な値段でアメリカ音楽プロデューサージェリーモス氏に購買された。ゼニヤッタの名前は彼がプロデュースしたポリスというロックバンドアルバム「Zenyatta Mondatta」から。

ゼニヤッタは見るからにデカイで、仕上がりが遅く、故障も生じてデビューはなんと三歳の11月であった。クラシックなんてとっくに終わっている。このデビュー戦を出遅れながら、外を捲って直線でドドドドドって音が聞こえてきそうな迫で抜け出して勝利する。ちなみに、彼女レースはどれもこれも大体こんな感じである。

ここから破の連勝が始まる。三戦で初重賞。四戦で初G1。どれも判で押したように外からドドドドド。出遅れ癖がある上恐ろしく不器用で、これ以外のレースが出来なかったようである。逆に言えばこんなに展開に左右されそうなレースをしておいて負けないのだから、他とはレベルが違ったのだろう。戦騎手のマイクスミスも「出遅れ癖?他のなら別だけど、彼女にとっては問題じゃない。欠点なんてないんだよ」と評価するようになった。

もっとも、ゼニヤッタにとって幸いだったこととして、彼女戦場とする西海競馬場が、彼女の現役時代にオールウェザー馬場を導入していたことが関係しているとも思われる。アメリカの競馬ダートトラックで行われるが、アメリカダートは砂を敷いた日本のそれとは全く異なる粘土質の土のトラックで、芝コース並に速い時計が出る上に先行が止まらない。おまけアメリカの競馬場はそのほとんどが1周1600メートルくらいの小回りで直線は300メートルあるかないか。こういう競馬場で強いを決めるとなると、有利になるのはもちろん快速に任せてガーッと前に行って最後まで止まらない。ゼニヤッタみたいにスタートをモソモソ出て直線勝負なんては本来お呼びじゃないはずなのだ(芝競馬はどうなんだというと、この小回りのダートのさらに内側にコースがあるので、ほとんど日本地方競馬場くらいの大きさ。アメリカの芝競馬は格も施行されているコース日本ダート競馬と思って差し支えない)。

かしこダート馬場、想像するだにの足に悪そうだし、アメリカは基本は少ないは暖かいと言っても、が降ったり霜が降りたりすればたちまちトラックはメチャクチャになって開催自体危なくなる。そんな問題を解決しなきゃと導入されたのが「の足にやさしい、どんな気でも開催できてメンテナンスも簡単」という触れ込みのオールウェザートラックで、これが導入された競馬場ではこれまでと一転、先行が止まりやすくなり、差しや追い込みも決まりやすくなった。ゼニヤッタはダートトラックでも勝っているのでオールウェザーでなければ活躍できなかったということはないが、ダートだけで走っていれば敗の連勝を続けられたかはわからないかも(それでも負けることのほうが少なかっただろうけど)。

余談ながらこのオールウェザートラック、確かに折などの重篤な故障はダートべて統計的に有意に減ったものの、炎下の西海でほったらかしにしておいてコンディションを維持できるほどタフではなく劣化してしまい、当初期待されたや霜への効果としては思ったほどではなかった。また、競馬の質が変わってしまうことも保守的な競馬人にはあまり好評ではなかったようで(ダートの一流オールウェザーで惨敗するのを見るのはショックだし、馬場オールウェザーだからという理由で他の競馬場に所属する一流レースを回避するようになっては行的にもつまらない)、ゼニヤッタが引退した後にどんどんダートに回帰してしまっている。ゼニヤッタの時代とオールウェザーの時代が重なったことについては、後世の競馬議論の対になるかもしれない。まあ、いくら差し追い込みが決まると言っても小回りの競馬場追い込み一辺倒で敗の連勝を続けることは偉業だ、ということは動かないと思うけれど。

相手のレースを選んでいるとはいえ、接戦すらい状態で8連勝。不動の大本命としてブリーダーズカップレディークラシックへと向かう。ここはかなり面子っていたのだが、ここでもまったく同じドドドドド。くそつえぇ以外に表現のしようがレースで圧勝した。

五歳になっても現役を続行したゼニヤッタ。出遅れに磨きを掛けて然と出遅れて、ガ~って捲って、ドドドドドって追い込んで、ぶっこ抜いて勝利。こればっかり。でかい上にシャドーロール。シンボリみたいなの勝負で大外にいるのだから一で分かる。もう動画を見ているだけで「飽きた」と言いたくなるのだから、当時のアメリカファンも同じ事を思ったであろう。

なにしろ、こんなに強いのにゼニヤッタはばかり相手にしてとの混合戦に出走しようとしないのだ。いじめられまくったたちはゼニヤッタが来ると「いい加減にしろ」とばかりにレースを回避してしまうようになり、G1が5頭立てとかで行われるようになってしまう。

また、この頃には、競馬ファンえて知名度と人気を獲得するようになっていた。他のを圧倒するようなデカイ体と、快なレースぶりなどがアメリカ人の好みに強マッチしたのだろう。競馬場にはプロレスラーにするかのように「GO ZENYATTA!」と大書されたボードを掲げる熱ファンが多数押し寄せるまでになっていた

13連勝して、流石に観念したのかゼニヤッタはブリーダーズカップクラシックでついに相手にレースをすることになる。の一流Rip Van Winkle、サマーバードなんかがいるこのレースでは流石に苦しい展開となる。

直線を向いて、内で最後方だったゼニヤッタ。ああ、これは駄か。と思ったのだが。

そこから何が何でもという感じで大外に持ち出すと、いつもどおりのど迫フットワークドドドドドって追い込んで圧勝。「連勝は相手だったから」とめていたファンに、いやいや、やっぱり桁違いに強いぞこの!というところを見せ付けたのだった。

ゼニヤッタはここで引退引退式までやって、後は牧場に出発するだけ。

だったはずなのだがなぜか引退するといったな。アレだ」と言って突如復帰を発表。全然とさせた。どうしてそんな意味のい事をしたのか・・・。

おそらく、2009年G1に5勝してゼニヤッタから年度代表の座を掻っ攫った、Rachel Alexandraと対決するためだったと思われる。こっちはケンタッキーオークスに勝ち、ともきっちり対決してプリークネスステークス85年ぶりに優勝している。この二頭の対決は当然アメリカ競馬ファンの期待を集めた。

ところが、これが実現しなかったのである。わざわざ条件を整え、ゼニヤッタがあんまり好きではないダートコースアップルブラッサム招待に出ると言って、催者が色々条件を整えたのにも関わらず、Rachel Alexandraが回避しやがったのである。なんというか、盛り下がっちゃったレースはゼニヤッタが当然勝って、連勝を16に伸ばした。

あんまり強過ぎるには斤量を積むのが競馬の習いである。ゼニヤッタも58.5kg(他の54kg以下)積まれるもそれでも勝ってしまう。スローペースで展開が向かなくても根性でり勝ってしまう。あんなに不器用レースしか出来ないなのにとにかく負けないのである。競馬常識的にあんなありえないと思える強さである。

しかし、そんなゼニヤッタにも負ける日はやってきた。2010年ブリーダーズカップクラシック日本エスポワールシチーも挑戦したこのレース。いつも通りぽつんと最後方を進んだゼニヤッタは、3コーナーから捲って、いつも通り大外から信頼のドドドドドという感じの追い込みを掛けた。しかし、このレースは先に抜け出したBlameが強かった。ゼニヤッタの迫にも怯まずに更に伸びる。勢いは全にゼニヤッタだったのだが、頭差を詰め切る前にゴールが来てしまった。

20連勝ならず。チャーチルダウン競馬場は騒然。マイクスミス騎手はを仰いだ。しかし、負けてなおその強さを見せ付けた好レースだった。オールウェザーよりもさらに先行に有利なダートトラックで、一流相手にいつもと同じドドドドドでこの大接戦なのだから。

ゼニヤッタはこれで引退した(今度は本当に)。19連勝は北タイ記録(これは2011年Rapid Reduxに破られた)。相手のレースが多いが、ブリーダーズカップクラシックの勝ちが然とく限り、その価値が貶められる事はいだろう。最後の一敗があまりに惜しいが、アメリカの名Man o' WarNative Dancerなどのように一度だけ格下相手に負けを記録する伝統?があるので、ゼニヤッタもそれに習ったと思えば良い。

繁殖初年度は事にBernardiniの出産。受胎も子出しも問題はなさそうでなにより。子供にもトラックを沸かせてもらいたいもの。なんとなく見たメジロラモーヌに似ているので心配だが。

意外なことに、引退した年以外、年度代表に選ばれていない。しかし、近年もっとも世界を沸かせた名であったと言っても過言ではいだろう。とにかく物凄い人気を得たで、その評価は競馬界に留まらない。AP通信は2009年「今年を代表する女性アスリート」でゼニヤッタを第2位に選出した。1位セリーナ・ウィリアムズである。日本で言うなら、1位浅田真央2位ウオッカ、ってものだ。のくせにビールが大好きだというおばちゃんみたいな快なところからか特に女性から人気があったそうである。

欲を言えば、もっと積極的に海外遠征をしてくれていればなぁと思わなくもい。是非ジャパンカップに来て欲しかった。まぁ、アラブの王族級の大持ちなわけじゃないから仕方がい。約束通りに外から追い込んでくるそのレースっぷりは日本ディープインパクトに似ているが、迫は断じてゼニヤッタが勝る(でけぇし)。ドドドドドドっと地きを立てていそうな追い込みを是非ナマで見たかったものである。

血統表

Street Cry
1998 鹿
Machiavellian
1987 鹿
Mr. Prospector Raise a Native
Gold Digger
Coup de Folie Halo
Raise the Standard
Helen Street
1982 鹿
Troy Petingo
La Milo
Waterway Riverman
Boulevard
Vertigineux
1995 鹿
FNo.4-r
Kris S.
1977 鹿
Roberto Hail to Reason
Bramalea
Sharp Queen Princequillo
Bridgework
For the Flag
1978 鹿
Forli Aristophanes
Trevisa
In the Offing Hoist the Flag
Mrs. Peterkin

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