ソシエとは、以下の様々なものを表す言葉である。
以下、本記事では上記のうち『グランブルーファンタジー』の登場人物について記載する。
ソーシャルゲーム「グランブルーファンタジー」の登場人物。CVは白石涼子。
一人称は「うち」もしくは「私」。年齢は19歳、身長は160cm。奇しくもユエルと同じである。
エルーン族の少女。かなり露出が多い服を着ており、すらりと伸びた生足が魅惑的。九尾の力を持った王家「壱之王」の末裔であり、九つある神器のうち扇を継承している。纏っているエロ衣装も舞を奉納する際の正装で、由緒正しきもの。
優しい両親に育てられ、代々伝わる演舞を教え込んでもらって神器と力を継承した。しかし九尾の絶大な力を狙う悪党に両親を殺害されてしまう。今際の母親から「里なら安全」と言われ、まだ幼いながらもソシエは単身里へと移り住んだ。そこで同い年のユエルと出会い、親友となる。王家や九尾の事を話せば周りの人に危害が及んでしまうと考え、ユエルにすら身分を隠し続けていた。畑仕事を手伝っていた事から土いじりが得意。不器用で何も知らない無垢な子だったようで、ユエルに教わりながら少しずつ見聞を広めていった。失われた王家の謎を解き明かすため、ユエルが出立する時には見送りに来ていた。本当はユエルと一緒に行きたかったようだが、声に出す事が出来ず機会を失ってしまった。のちにソシエもユエルを追いかける形で旅に出た。しかし悪党から自身の命も狙われ、壮絶な旅路を歩む。台詞から察するに、何度も襲撃を受けている模様。
旅の目的として「失われた八つの神器」「自分と同じ継承者(演舞)」「九尾」の捜索を掲げており、故に「千年を追いし者」と呼ばれる。しかし旅は前途多難だった。手掛かりは何一つ得られず、人見知りな性格が災いをして他人からの情報収集もままならなかった。加えて悪党の襲撃にも警戒しなければならず、壮絶な旅路を歩んでいた。先祖代々受け継がれてきた巨大な扇と王家に伝わる3つの演舞(壱之舞、陸之舞、白之舞)を使い、青白い炎を操って敵を攻撃する。この炎は九尾から賜ったもので、狐火と呼ばれている。
ソシエの先祖は王家「壱之王」で、九つ存在した王家のうち最上位に位置する高尚な存在。ちなみに先祖はソシエそっくりの姿をしていた。彼ら王家は巨大な白狐である九尾に舞を奉納し、神聖な存在として崇めていた。九尾と王家はともに国を守り、歴史を紡いできた。その信仰心は綿々と受け継がれ、ソシエも両親から九尾は善良な存在だと教わっており、「九尾様」「あの御方」と呼んでいた。
王家に関わる過去の出来事を断片的に幻視する事が出来、王家や九尾の謎に迫る上で重要な役割を果たしている。反面、新たな謎が浮上してくる場合もある。
凛とした振る舞いで、はんなりとした京都弁を喋る。他人を思いやり、心配する優しい性格の持ち主。「事情を話せば主人公たちも悪党に狙われてしまう」として、協力を申し出る主人公を一度は謝絶している。イベント「ごめんなさいとありがとう」では、消滅する運命にあるコウを救うため身代わりになるという聖人っぷりを見せている。コウに騙され罠にはめられた時も、彼をユエルからかばうなど主人公並みにお人好しである(コウ本人が猛省していたのもあるが)。同時に鋭い洞察力も有しており、物事の裏に隠された事実を見抜いた事も。
しかし、嫌いではないものの人と接する事が苦手で、厳かな雰囲気も手伝って彼女と相対した人は恐れをなして避けてしまう。ルリア曰く「見つめられると緊張する」との事。ソシエ自身は友達が欲しいと思っており、去っていく人々の背中を見て人知れず嘆く。悲しいかな両親、主人公、ユエル以外からは優しくされた経験が無いほど。表情は乏しいものの、尻尾や耳の動きで喜怒哀楽を表現する。人見知りの恥ずかしがり屋だが、親しくなった相手には普通に会話ができる。尻尾や耳を触らせてくれる事も。だが、矢継ぎ早に話す人は苦手なようだ。
悪党に対しては人見知りの色は鳴りを潜め、毅然とした態度で立ち向かう。
炎を発する魔物がいるとの情報を得たソシエは、探している九尾かもしれないと考え、遺跡に進入。そこで魔物討伐の依頼を受けた主人公一行と偶然出会う。確かに遺跡には炎を放つ巨大な魔物が住み着いていたが、九尾ではなかった。やがてその魔物に襲われたため、返り討ちにして討伐。その実力に驚愕したビィからは「ハリセンの姉ちゃん」と呼ばれた。そんな彼に「これ、ハリセンとちゃうし……」と突っ込みを返している。ソシエに協力すると言う主人公一行に、最初は「巻き込みたくない」と事情を話すのを拒んだが、熱意に折れて旅をしている理由を語った。主人公たちが話しやすい相手なのと、旅している彼らに付いていった方が神器も見つけやすい事から騎空団への入団を決意する。
主人公たちの協力を得て、王家の情報を持つエルーンの男と接触。途中、情報を狙った悪党に襲われるも無事撃退した。彼はソシエの先祖に仕えた者の末裔であったが、末端の家系だったらしく大した情報は持っていなかった。ともあれ手掛かり皆無の状況から一歩前進し、引き続き王家や九尾の謎に迫っていく。心優しいソシエは主人公たちの身を案じて、やはり自分一人で旅した方が良いと進言するが、ルリアとビィの説得によって騎空団に留まった。帝国軍や星晶獣とやり合っている主人公一行が、今更悪党如きに後れを取るとは思えないが…。
『舞を踊る時は、九尾様に捧げるつもりじゃなくてもいいんだよ。』
『大切な人のために舞いなさい。そうすれば、きっと……。』
のちに火属性SSRが実装された事で、フェイトエピソードに続編が作られた。
主人公たちと旅を続ける中、舞の練習を怠らず行っていたソシエは九尾の炎をより上手く扱えるようになり、能力を更に引き出す儀式用の服に着替えた。これにより属性が変化し、古の炎を扱う火属性となった。設定的には水属性版の上位互換に相当するようだ。また旅の途中で親友のユエルと出会っており、彼女も騎空団に入団していた。
しかし王家と九尾の謎は未だ明らかになっておらず、資料や記録を調べつくした主人公一行は手詰まりになりつつあった。思いつめたソシエは、幼い頃に両親から演舞を学んでいた場所に何か手掛かりがあるかもしれないと切り出す。死別した両親を想起するのが怖く、今までその場所の探索を拒んでいたが、いよいよ覚悟を決めたようである。早速場所を教えてもらい、主人公一行は森の中に辿り着く。森林の中にある湖畔、この場所こそソシエが両親から演舞を学んだ場所だった。彼女が舞う壱之舞、陸之舞、白之舞はここで習得したものだったが、唯一終之舞(しまいのまい)のみ習得できず、未だに未完成であった。そんな中、揺れる湖面はソシエの記憶から、両親が授けてくれた言葉を引き出した。
『大切な人のために舞いなさい。』
大切な人――主人公一行とユエルのために、ソシエは静かに終之舞を舞い始めた。そしてそれを完璧にやり通した。あまりの美しさに、相対していた主人公たちは完全に心を奪われてしまっていた。ついに終之舞を物にした瞬間だった。大切なものが出来たソシエは、みんなとの出会いに感謝した。手掛かりこそ得られなかったが、かけがえの無いものが手に入った。
数日後、ソシエとユエルは習得している演舞を互いに教えあい、練習していた。すると突然二人の視界が途切れ、見慣れぬ光景が浮かび上がってきた。燃え盛る街の中、九人のエルーンが九つの尾を持つ化け物と対峙していた。エルーン達は失われた神器を握り、決死の表情で化け物に舞を踊っていた。最後に、ソシエと酷似した女性が終之舞を踊り終えると、怪物は苦しみながら石化していった……。ユエルの声で我に返ったソシエは、突然幻視した光景に困惑するしかなかった。国と民を守っていた、善良な存在であるはずの九尾が、恐ろしげな化け物だなんて到底信じられなかった。だが夢でも幻覚でもないと確信した二人は、化け物が変わった石を探すと決意。主人公たちに一連の出来事を話した。早速主人公一行は情報収集を開始し、各方面へ艇を飛ばした。そして「近くの島に、生き物を殺す殺生石(せっしょうせき)がある」という有力情報を掴んだ。すぐに目的の島へグランサイファーを向かわせ、上陸。木々生い茂る島の中を、手分けして探し始める。殺生石のある場所へ向かおうとすると警備していた現地の住民に見つかり、ひと悶着が起きる。村長の介入で場が収まった後、再び殺生石の下へと向かった。
ところが殺生石に近付くにつれ、主人公たちは毒気にやられてフラつく。一方、ソシエとユエルは「嫌な感じがする」だけで平然としていた。命の危険を感じた主人公、ルリア、ビィは後退し、二人だけで歩みを続けた。ようやく瘴気の発生源たる殺生石の前に到着したその瞬間、再び視界が途切れて幻視が始まる。それは、前回の続きだった。石化した怪物の前で、ソシエ似の女性が舞を踊る。すると石は三つに砕け、空の彼方へと飛んでいった。その際、石から大量の瘴気が発生し、九人のエルーンは全員息絶えてしまった。幻視が終わった後も、ソシエは困惑していた。神聖な九尾を石にして砕いた先祖、そして彼らが九尾の毒によって全員死亡したという衝撃的な光景。教えられてきた事とはまるで違う映像に、全く答えを見出せなかった。ただでさえ謎に包まれている王家と九尾の関係に、新たな謎が現れた事でさすがのユエルも困惑するしか出来なかった。
その謎への解答は、イベント「ごめんなさいとありがとう」(2017年10月31日~11月8日)で明かされる事になる。余談だが2019年10月20日~27日に復刻した。
2019年10月31日、風属性版が実装された。「コウと空っぽ影法師」内で登場した姿に準じている。この衣装は快癒の舞のための特注品で、母親から譲り受けたものだという。下は襦袢になっていて、沐浴の儀式や怪我人の入浴を介助する目的でも使用された。
イベント本編では描かれなかった部分が描写され、ミマカ島の温泉に入浴している場面が描かれた。どうやら混浴らしく、(ソシエの懇願もあって)グラン君も一緒に入っている。
水属性と火属性の二種類が存在するが、どちらも支援型の性能を持つ。仲間を思いやる彼女らしい性能と言えよう。
まず最初に水属性SSRとして実装。強力な回復能力とデバフを撒く事に特化しており、味方の攻撃を支える。特に敵の攻防ダウン(ミゼラブルミスト相当)が有用で、戦線の維持に一役買う。しかし水属性は強キャラがひしめく魔境であり、水ソシエは「弱くはないが出番が無い」という微妙な位置に立たされていた。特に最終上限解放されたアルタイルと役割が被っており、起用率低下の原因となっていた。が、2017年7月7日の調整により一変。追撃効果付与によって差別化がなされ、支援キャラとして水属性内で確固たる地位を築き上げている。更にスロウを付与する事も出来るので、マルチボスの特殊行動を遅らせて体勢を立て直せるチャンスを築ける。緋舞扇入手で仲間に加入する。
続いて火属性SSRが実装。水属性が支援及び敵の妨害を主任務とするなら、火は味方の支援と防御に特化している。終之舞は演舞を止めるまで行動不能になる代わりに、自身の防御アップ+敵対心アップ+火属性の味方のダブル・トリプルアタック率を上昇+カウンター効果。敵の攻撃を一手に引き受け、味方の火力を底上げする防壁の役割を果たす。単純に火力を上げてくれるので、状況を選ばずに活躍できる。更に火属性では珍しいダメージカットを持っており、その軽減率は驚異の60%。使用間隔が短い「かばう」まで持っているので、サラ並みの高い防御性能を誇る。一方、演舞を舞っている間は自発的に攻撃しなくなり、奥義も打てなくなるなど厳しい制約が課せられる。が、2019年6月4日のアップデートで火属性のみ上方修正。演舞中は自動的にゲージが増加し、奥義にも参加可能になった。天華簪入手で加入。
ソシエには、ユエルという同い年の親友がいる。二人は幼馴染で唯一無二の朋輩であったが、彼女もまた千年前に滅んだ王家の謎を追って旅に出た。どうやらソシエより先に旅立ったようで、バラバラに行動していた模様。ユエルも実装されているので、二人を揃えると感動の再会となる。同じパーティーに組み込むと、掛け合いの台詞が発生する。このような設定から、よく二人一組で扱われる。主人公率いる騎空団に入った後は、グランサイファーの甲板で一緒に舞の練習している。
ユエル(SR)が着ている衣装は、ソシエのお下がりである。この衣装は狐火の力を一時的に抑えるも、最終的には増大させる訓練用の強化服みたいなもので、ソシエもこの衣装で強くなったという。
ちなみにソシエは水、火、風の三種類しか無いが、相方のユエルは四種類もバージョン違いがあるため、ユエル側のフェイトエピソードに登場する事がある。水着ユエルのフェイトエピソードでは、ユエルへの日頃の感謝からこっそり水着を購入し、プレゼントする姿が描かれた。解放絵では水着姿となったソシエとユエルが一緒に映っている。
火属性ユエルのフェイトエピソードでは、ソシエが加入しているかどうかで物語に変化が生じる仕様となっている。どうやらソシエは幼馴染のユエルにすら自身が継承者である事を隠していたようで、彼女に怒られるワンシーンがある。ただユエルを危険に巻き込みたくない考えに起因するものだったので、納得したユエルは矛を収めている。神器の捜索中、お人好しのソシエは悪党に騙されかけるも、ユエルの介入で間一髪助かっている。何故か力を失って戦えないユエルに代わり、主人公とソシエが悪党の親玉を叩きのめした。ユエルの力が出ない事を受け、ソシエは「正当な手段で力を継承していないのでは?」と指摘。実際、ユエルは両親から神器と力を継承しておらず、力を発揮出来ていたのは先祖返りによる偶然であった。その後、神器を得るために捜索するユエルを傍らで支える。祠で神器から試練を課せられた時には一緒に戦い、ユエルの手に神器が収まるのを見届けた。
クロスフェイトも実装されており、ソシエとユエルのレベルを上げると見られるようになる。内容は上記の火属性ユエルの番外編。ユエルの演舞は、ソシエから教えられたものだと判明する。クリアするとユエルの攻撃力が360、ソシエのHPが240アップする。
ソシエとユエルのコンビはSSR召喚石にもなっており、「ごめんなさいとありがとう」では蒼紅之舞・竜胆が、「コウと空っぽ影法師」では蒼紅之舞・葉牡丹が配布された。二人が修行の末に編み出した演舞で、どちらかが欠けても完成しない舞の極地である。竜胆は味方のダブル及びトリプルアタック率を上昇させると同時に火と水属性の威力を40%引き上げる。隠し機能として、パーティにソシエとユエルがいた場合、二人のトリプルアタック率を上げる。一方の葉牡丹は、敵に状態異常の狐火を付与。トリップダメージを与えつつ、狐火を付与された敵からのダメージを10%カットする。更に3ターンの間、味方にバリアを付与。しかしながら配布SSRという事で性能は低く、よほど愛着が無い限りは砕かれる運命にある…。
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最終更新:2025/01/16(木) 02:00
最終更新:2025/01/16(木) 01:00
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