ソルル（キラッとプリ☆チャン）とは (ソルルとは) [単語記事]

ソルルとは、アニメおよびゲーム『キラッとプリ☆チャン』の登場キャラクターである。誕生日は2月22日（猫の日）。
CV：斎賀みつき

アリスのマスコット。
少年のようなしゃべり方で一見そっけなく見えるが、やさしくアリスを見守っている。

～公式サイトおしらせより～

概要

ネコ型のマスコットでアリス・ペペロンチーノがサーカス団で拾われたころからずっと一緒にいる唯一の肉親に近い存在。なお、少年のようなしゃべり方だが、性別不明。この点に関しては監督のTwitter アカウントのbioでも特に決まってないこととして書かれていた頃があり、日本大学の講演録によると当初は男の予定だったが最終的に性別不詳になったとのこと。

一見そっけないドライな人物のように思われるが、性格は面倒見がよく太陽のように優しい存在である。その対象はアリス・ペペロンチーノのみならず、迷えるマスコットたちも導いている。

ただし、ルルナによれば記憶喪失とのことなので、本来のソルルがどのような存在だったかは今のところはわからない。本来のソルルと思われるこの「白い人」、「ナイト様」は、ソルルが眠っていると認識している間活躍しており、アリス・ペペロンチーノの困難をソルルが無意識のうちに陰に日向に支援している。この「ナイト様」は幼い頃のアリス・ペペロンチーノのもとにも現れており、まだ謎の多い存在である。

ただし、こちらの「ナイト様」も視聴者目線では極めて善性の人物像のキャラクターであり、これがソルルが記憶喪失によるものかどうか、定かではない。現在全登場人物の中で唯一ルルナが持っている真実のカードがどのようなものかは、今はまだ全くわからない状態である。

ちなみに、「プリたまGO」では初期設定の名残かアイドルマスコット時の語尾が「ルル」である。

沈められた太陽

ネタバレ注意

その正体は15年前に初めて現実世界とコンタクトをとった、ヴァーチャル世界の住人の片割れである。つまり、ソルルとルルナは始まりのマスコットともいうべき存在であったのだ。

しかし、ある時期からルルナは自身がコンタクトをとった世界の住人に対し、自分たちの世界の側の住人たちが管理することによって、より新しい理想の世界に至るのではないかという信念を抱くようになる。その結果、ソルルとルルナは対立にいたり、ソルルと乳児だった輝アリスがその余波で輝家と離れ離れになった上に、ソルルも記憶を失うこととなったのだ。

しかし、ルルナは輝イブに自身の理想を形作る旗手としての姿を見出し、彼女とマスコットをさらにこちらの世界に呼び込むプリ☆チャンランドを築く。ところが、そこになんの偶然か、アリス・ペペロンチーノと名を改めた輝アリス、そして何も覚えていないソルルもやってきてしまった、というのが3年目の基本構造になる。

黄泉国からの帰還

ネタバレ注意

しかし、案の定ソルルは復活を始めた。そしてそれに伴い、アリス・ペペロンチーノも輝イブと交流し始め、ついに輝イブもプリ☆チャン活動に興味を持ち始めてしまう。そして起こったのが、輝イブのデビューであった。

この事態をルルナはしばらく静観したが、状況が変わらないのを見ると、プリ☆チャンランドを掌握する。ところが、ほぼ勝手に居ついていた激川ゆいのドリーミーライスエリアがルルナの乗っ取りから免れており、桃山みらい達がここを橋頭保にしてプリ☆チャンランドに乗り込んでいく。

ところが、彼女たちを救うために、ソルルはダメージを負ってしまう。しかし、これが最後のトリガーとなって、ソルルは記憶を取り戻す。その結果、輝アリスも真実を知り、ソルルとルルナがかつてこの世界に与え、アリスとイブが手にしていたバスタープログラムがライブで発動。ルルナの力をそぎ落としてしまったのであった。

掩蔽の終焉、そして宇宙へ…

ネタバレ注意

しかし、ソルルは真実を思い出したからこそ、ある事実を知ってしまう。これまでいろいろあったことによって地球に惹かれて集まりつつあった、バグホールの接近である。本来自身とルルナがそろってこの世界を守る事ができる力があったのだが、上述の通り月は欠けたままであった。

ソルルは、変にまっすぐなルルナの性根を理解したうえで、ある芝居を打つ。イルミナージュクイーンとルルナをぶつけ、ルルナを納得させる状況を作るために、ルルナに力を貸したのである。この芝居の結果、キラッCHUの絆を目の当たりにしたルルナはようやく自身の考えを改め、2人は力を合わせてこの危機に立ち向かうこととなった。