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ソースネクスト

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SOURCENEXT

ソースネクスト(SOURCENEXT)とは、日本ソフトウェア販売会社である。代表取締役松田幸。

概要

1996年8月に設立。当初の社名はソースであった。
その後ブランド名を「ソースネクスト」と改めた後、1999年に社名も統一した。

1997年にはタイピングソフト「特打」シリーズヒット、翌年には携帯電話の普及によって、携帯電話データバックアップソフト「携快電話シリーズヒットし、同社の看板商品となった。

2003年にはコモディティ戦略を開始、落ちとなったソフト安価シェアウェアなどを1980円で売るようになる。

2004年にはウイルス対策ソフトに進出、2006年には更新料のかからないウイルス対策ソフトウイルスセキュリティZERO」を発売する。その後もバージョンアップ更新費用のかからないZEROシリーズを発売していく。

2007年にはアイフォーなどから年賀状作成ソフト「筆王」の著作権、販売権を、BHAよりB'sシリーズ著作権商標権を取得した。

2010年には中国検索サイト会社「バイドゥ百度)」と提携した。

SSIトリスターとの関係

創業者である松田は、日本IBMを退職後、SSIトリスターの社長を務め、ソースネクストも当初は同社ソフトの販売代理店の存在だった。その後不当な手段(権力の濫用)で、SSIトリスターのソフトウェアの販売権などをSSIからにほとんど移管させ、ほぼ乗っ取りに近い形で売れ筋ソフトを自らのものとしてそのままSSIトリスターを退職した。

それによってSSIトリスターはソースネクストに刑事、民事訴訟を起こし、一方で奪われた商品の競合タイトルを出してあからさまな対抗心を燃やしていた。結局のところ民事においては、2001年にソースネクストが2億円の賠償金を払うことで和解が成立したが、刑事については未だ決着が付いていない。一方でソフトウェア著作権において別の民事訴訟に発展し、数年間続くこととなった。

その後SSIトリスターはライブドア下に入ってトリスターと社名を変更し、その後プラネックスに買収され、法人としての歴史に幕を下ろした。 

代表的な製品

ソフトウェア

製品 説明・その他
ZERO ウイルスセキュリティ
(ウイルスセキュリティZERO)
基本的な機と検知精度を備えた、更新料が不要な「ZEROシリーズ」のウイルス対策ソフトエンジンインドのK7 Computing社。上位版としてルーマニアのBitdefender社のエンジンを使った「ZERO スーパーセキュリティ」がある。 [1]
B's Recorder ディスクのライティングソフト。もとは別会社のソフトだったが、権利の譲渡を受けてソースネクスト社のソフトとなった。
いきなりPDF 様々なファイルPDF変換したりPDFを編集したりするソフト
筆まめ
筆王
宛名職人
年賀状作成ソフトおよび住所ソフト。いずれも全て他社から出ていたが、すべて権利が譲渡され、現在はソースネクスト名義となっている。

ハードウェア

製品 説明・その他
ポケトーク
(POCKETALK)
翻訳AI通訳デバイスシリーズ。会話の相互翻訳写真による文字翻訳を可としており、SIMWi-Fiがあれば世界数十ヶで使うことができる。
エントリーモデルの「ポケトークW」、ハイエンドモデルの「ポケトークS」、Sの大画面バージョン「ポケトークS Plus」が展開されている。

関連動画

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関連項目

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脚注

  1. *ZERO ウイルスセキュリティとZERO スーパーセキュリティの違いを比較!おすすめは? (マイナビニュース 2022.08.06)exit
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