ソードアート・オンライン ―ホロウ・フラグメント―とは (ソードアートオンラインホロウフラグメントとは) [単語記事]

終わりの見えない虚ろな世界で、俺たちは生き続ける

ジャンル	RPG
開発元	アクリア
発売元	バンダイナムコエンターテインメント
発売日	2014年 4月24日(PSVita) 2015年 11月29日(PS4) 2018年 3月31日(SAOFBをSteamで発売日前に購入したユーザー限定配信) 2018年 8月21日(Steam)
プレイ人数	1人
プロデューサー	二見鷹介
対応機種	PS4、PSVita、Steam

ホロウ・フラグメントがインフィニティ・モーメントの内容を含めた完全版であるため、当記事では両方の作品について説明する。

概要

ソードアート・オンライン－インフィニティ・モーメント－とはバンダイナムコエンターテイメントより2013年 3月14日にPSP用ソフトとして発売された「RPG」である。原作者の川原礫氏が監修しており、本作のみ原作通りの構成となっている。
(ホロウ・フラグメントでは『階層攻略編』に位置付けられる。)

ゲームの舞台は現実世界ではなく、SAOというVRMMOの世界を舞台としている。例えるなら、普段私たちがMMOをプレイすることのみをゲーム化したと言える。これは今までのゲームにない視点と言えるのではないだろうか。

ストーリーにおいては、アインクラッド編のIF バージョンであり、第75層から始まり、クリアできるかどうか分からない極限の緊張感の中、ただひたすら100層攻略を目指す。本作は原作が忠実に再現されており、『データをセーブする』といった概念が存在しない。(その代わりオートセーブが行われ、ゲームオーバーになったら最新のオートセーブが行われたところからやり直しとなる。)また、装備についての自由度が高く、原作にはない属性の全く異なった装備を行ったり、原作では実現できなかった『武器コンプリート』が可能である。

ソードアート・オンライン ―ホロウ・フラグメント―とは、『インフィニティ・モーメント』に続く第2作目であり、バンダイナムコエンターテイメントより2014年 4月24日にPS Vita用ソフトとして発売、さらに2015年 5月28日～6月24日まで期間限定で有料ダウンロード版として発売された。

PS4版である『Re:-ホロウ・フラグメント-』の発売日は2015年 11月19日。ゲームディレクターズ・エディション購入後にダウンロード版として配信。なお、期間限定配信されたVita版のセーブデータは引き継ぎ可能。

Steam版である『RE: HOLLOW FRAGMENT』の配信開始日は2018年 3月31日。フェイタル・バレットをSteamにて発売日前に購入した人にのみ配信。なお、後日Steamにて正式リリースする可能性があるとのこと。

(ホロウ・フラグメントでは『ホロウ・エリア編』に位置付けられる。)

ストーリーにおいては、キリトがアインクラッドにある謎のエリア、『ホロウ・エリア』を発見し物語は始まる。そこでキリトは一人の少女、フィリアと出会い、クリアに向けて進むという目的が一致し共に歩み出した。しかし、キリトと共に歩み出したその少女の実態は、オレンジプレイヤー(=SAOでは犯罪者の意味)であった・・・。

本作の大きな特徴として、バトルシステムとグラフィックの解像度が前作に比べて大幅に改良されていること、さらに最大4名のマルチプレイ機能があるという点である。

また本作は前作込みの完全版である。ホロウ・エリア編と階層攻略編の2つのシナリオから構成されていることから、前作の内容を知らないユーザーでも気軽に物語が楽しめる。

・ストレアの存在をめぐるエピソードが追加。

・PS4での追加要素がSteamでも実装

・PSVita,PS4からのデータ引継ぎ不可

ホロウ・フラグメントのセーブデータは次作で何らかの形で使用する可能性があるため、消去せず保管しておくこと。

『マザーズ・ロザリオ編』の主要キャラクター、『ユウキ』が参戦。ユウキを仲間にしたい場合は、先にホロウ・エリア編をクリア、その後階層攻略編で100層のボスを倒すことで隠しイベントが発生し、仲間にすることができる。なお、こちらのユウキは初回対戦時よりも強化されているため、充分な装備で戦う必要があるだろう。