タイガーヘリとは (タイガーヘリとは) [単語記事]

タイガーヘリとは、昭和60年(1985年)に発売、稼働開始したアーケード用STG。開発は東亜プラン、発売はタイトー。

概要

ゲームシステム

自機のヘリコプターを操作し、地上に配置された戦車や水上の艦艇を攻撃、撃破しながらステージゴールのエアポートを目指す縦スクロール型 STG。全4面エンドレスだが、2周目以降は2面～4面を繰り返す変則的なループ形式となっている。
東亜プランの縦スクロール STGとしては記念すべき初作品となる。

東亜プランのSTGに見られる特徴の多くは既に盛り込まれており、自機移動遅い・敵弾多い・後方から戦車といった特徴の他に、ショットの射程が短い・封印(戦車に密着することで敵弾の発射を防ぐ)ができないといった要素の影響で難易度は高い。自機の移動速度はオプションで変更できるのだが、高速モードでも遅く、低速モードは非常に遅いのであまり意味がない設定だったりする。また封印ができないのは上記のとおりだが、戦車は弾を撃った後に砲塔が自機に向くまで次弾を撃ってこないという特徴がある。
自機の両端にはボンバーが計2個付属している。撃つと広範囲の敵を攻撃できるが、敵弾に当たった場合自動的に爆発する。使用しなかった場合はステージクリア時の得点が加算される。開発者の一人の上村建也はこのボンバーについては緊急用の救済措置ではなく、爽快感をプレイヤーに与えるために導入したものと語っている。^[1]

各ステージにはボーナスブロックが配置されており、撃つとアイテム、もしくはスコアを得る。

アイテムの種類は以下のとおり。
リトルヘリno1は前方に、no2は左右(右に付ければ右に、左に付ければ左に)にショットを発射する。

+(青色)、B	ボンバー、または3000点
+(白色)	リトルヘリ.no1(オプション)、または3000点
+(赤色)	リトルヘリ.no2(オプション)、または3000点
◇	10個で1機増える。