タイプとは (タイプとは) [単語記事]

タイプとは

語義

日本で「タイプ」といった場合は「～型」「～形」「種類」「属性」などを意味する事が多い。

また、個人の趣味や好みの異性に含まれる要素・評価、本人の属性などを指す。

「あの男性タイプだわ」と言えば…
「あの男性は私の好み」「あの男性は私のツボ」「あの男性は私の理想」などを意味する。

「お前は漫画よりアニメが好きなタイプだな」と言えば「お前はアニメ好きの種類の人間の一人だな」「お前はアニメ好きの人間のグループだな」のような意味が含まれている。「髪の長い女性がタイプ」「アクション映画を見るタイプ」など、要素を指すこともできる。

「着痩せするタイプ」「向いてないタイプ」と評価に用いられる場合もある。

「××って○○な人が多いんだろ？」といったイメージ（→ステレオタイプ）もある。

どの意味も「全体を総括した印象で分けた分類群」という意味がわずかながら入っている。

前者とは異なり、印象・評価はあまり考慮されないもの。

「横にスライドさせるタイプのドア」（引き戸）など、人によって開き方は変わらない。

名称として、××式、A型、B型などそれによって構造や方式・利点・欠点・コストのタイプ等が大きく異なるものもある。プロトタイプのような試作品・実験用を示す場合もある。軍用品などは名称の英数字^[1]が用途を示す場合もある。

ゲームにおいては属性に応じて使用できる技やスキルが異なったり、属性同士に得意・不得意な関係性（三すくみ）を付与することでゲーム性を高めた場合が多い。炎、水、草などは定番か。

（例：ピカチュウはでんきタイプで、みずタイプに強い）

ゲームにおける強弱としての属性の利用は「３すくみ」の項目が詳しい。
一部は特性とも重複する。

なお、「タイプ」の語源のギリシャ語には「打つ」の意味があるり、これは今日の「タイピング」「キーボードをタイプする」の「タイプ」の使い方と直結している。かつてはタイプライターの名の通りそれを打ち込んで書き出す装置への入力を指していた。

現在はキーボードを見ないで入力するものはタッチタイピングと呼ばれ、ショートカットキーと共に覚えておくと高い作業効率を誇る。近年はスマホの普及で活用可能な方が減ったようだ。

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