タイラント（ウルトラ怪獣）とは (タイラントとは) [単語記事]

概要

今までにウルトラ兄弟によって倒された怪獣や星人の怨念が海王星に集まって誕生した怪獣である。タイラントの身体を構成している、怨念の元である怪獣や星人は以下の表の通りとなる。

腹部から放たれる冷気、口から吐く火炎、両腕の鎌と鉄球が武器である。また、スペシウム光線やメタリウム光線を受けても通用しない程の防御力も誇る。手から放つ光線によりウルトラサインを掻き消し、救援を阻むという能力を発揮した事もある。

手始めに海王星にて偵察任務に当たっていたゾフィーを叩きのめし、その後は天王星にてウルトラマンを、土星にてウルトラセブンを、木星にてウルトラマンジャック、火星でウルトラマンA・・・・ウルトラ兄弟らを次々と強大な力で撃退して回った。最終的には地球へと降り立つ。ウルトラマンタロウと激しい闘いを繰り広げたが、最後はブルーレーザーによって腕の鞭を切断され、切断した鞭をキングブレスレッドで変化させた「ウルトラランス」を投擲され、倒された。

ウルトラ兄弟らを次々とKOして行った程の力を持つタイラントであったが、タロウに敗れた敗因としては

・・・・の説が考えられる。

長くロケット基地の地中で眠り呆けていたのか、怪獣の怨念が弱まった所為なのか、「ウルトラマンタロウ」で見せた強さは大幅に劣化し、基地の爆発に巻き込まれ死亡するというスペランカーに成り下がった。

新しく身体のパーツにゴモラ（後ろ足を構成）、ジェロニモン（羽飾りを構成）を加え、あたかもファンタジー作品に登場するケンタウロス、ウルトラマンAに登場した「最強超獣ジャンボキング」を思わせる体格に進化し、身長もウルトラ戦士の倍以上に巨大化しており、その巨大な身体には掴み技が一切通用しない。

戦闘能力もより一層増強されており、その攻撃方法も

・・・・といった想像を絶する技を繰り出し、プレイヤーの度肝を抜いた。

後に「EX タイラント」という名で「大怪獣バトル ULTRA MONSTERS」に登場している。

ミッション中に倒されたかに見えた改造タイラントが、より多くの怪獣の怨念を更に取り込んだものの、取り込み過ぎた故に暴走し、「亡霊怪獣シーボーズ」を思い起こさせる様な骨のみの姿になってしまう。しかし・・・。
白骨となっても回りの怪獣の怨念により、動き続ける事が出来た。これが「改造タイラント II」である。

他のキャラと比べ、体力は少ないが、回りに漂っている怨念を吸収する事で体力を回復する事が可能であるのが特徴。

必殺技も身体中の怨念を使って敵の魂を喰らうと言う・・・・・これまたプレイヤー驚愕の技である。

改造タイラントと同じく「EX タイラント（デスボーン）」という名で「大怪獣バトル ULTRA MONSTERS」に登場している。

ウルトラマン列伝第39話「超決戦！ウルトラヒーロー！！」に登場。この回はウルトラマンサーガと連動した内容となっており、サーガ版のバット星人が怪獣墓場で眠っていたタイラントを怪獣兵器として実戦配備したという設定。

体の各所にゼットンの発光部分を思わせるパーツが取り付けられ、目からは瞳が無くなっている。

他の怪獣兵器がそれぞれ因縁のあるウルトラ兄弟と戦う中、タイラントは余りもの同士でウルトラマンレオと対決、レオキックを受けて倒された。

テンペラー星人・極悪のヴィラニアスと「極暴タッグ」を組んで登場。ダークネスファイブと同様に目が赤くなっている。一度ヴィラニアスに役立たず呼ばわりされたものの、ほとんどダークネスファイブの一員のような扱いでウルティメイトフォースゼロと戦い抜いた。_{地獄のジャタール？そんな人もいましたね。}

特にベムスターの腹を有効に使っており、ゼロやジャンナインの光線技を吸収しまくっている。

ベリアルがゼロの体から引き剥がされた後、シャイニングウルトラマンゼロの力を目の当たりにしてダークネスファイブと共に撤退した。