タツノコプロ単語

タツノコプロ

3.0千文字の記事
  • twitter
  • facebook
  • はてな
  • LINE

株式会社タツノコプロ(旧称:竜の子プロダクション)とは、日本アニメ制作会社である。

概要

1962年に、漫画家である吉田兄弟長男と三男が漫画家で次男がそのマネージャー)が漫画制作プロダクションとして創設。

その後三男である九里一漫画アニメ化に際しての東映動画(後の東映アニメーション)との権利関係の交渉でのトラブルから、「いっそ自分たちの手でアニメ化してやろう」という、今ではあり得ないムチャな発想から1965年アニメ制作経験者がろくに居ないにもかかわらず、アニメ第一作「宇宙エース」を制作発表したのがアニメ制作プロダクション化の第一歩である[1]
1969年の「紅三四郎」の頃までは、吉田夫と九里一漫画アニメの二足のわらじ状態だったが、それ以後はほぼアニメ制作のみの会社となった。

創業者である長男吉田夫と次男の吉田健二が社長を勤めた1960~80年代を中心に多くの名作アニメ作品を作り出している。代表作に『科学忍者隊ガッチャマン』、『タイムボカンシリーズなど多数。
 
マッハGOGOGO』『ハクション大魔王』『みなしごハッチ』に代表される初期の名作群の原作者でもあった初代吉田夫の45歳での若すぎる死によってを失い、人材流出で衰退。二代吉田健二の元に新路線を開拓したりアニメーター養成機関「タツノコアニメ技術研究所」を設立し、多くの後の有名アニメ製作者を生み出したが、人材流出は止まらず弱体化してしまった。

2005年タカラトミー下に入り子会社となる。
近年は1990年代までの苦戦から持ち直し、「プリティーリズムシリーズ」「波打際のむろみさん」「ガッチャマンクラウズ」など話題作を輩出している。
2014年日本テレビタカラトミーの保有を大量に取得し、タツノコプロを子会社化した。タカラトミーも大として残り、三社による協同関係を築く。 

竜の子プロダクション時代から、タツノコプロ、の子プロ、タツノコプロダクションといった名義を使用してたが、
2013年3月4日に、正式に商号を株式会社タツノコプロへ変更した。
ニコニコでは検索タグとして「タツノコexit_nicovideo」や「タツノコプロexit_nicovideo」が付けられる事が多い。

Production I.G(旧名アイジータツノコ)の体となったのは「の子制作分室」で、現在Production I.Gはタツノコの株式の11を所得する大でもある。
ちなみにProduction I.Gの代表取締役であるプロデューサー石川久は、タツノコの創業者である吉田夫の婿であり、タツノコの非常勤取締役でもある。

パロディ、特に自社パロディに定評があり、特に90年代以降の作品では自重さをしばしば見せている。一方ヒーローアニメなどでの被害描写も自重せず、モブキャラが容赦なく大惨事に巻き込まれる描写が多いことから「モブに厳しいタツノコ」というタグができるほど。

2012年公式チャンネルタツノコ劇場」を開設し、ニコニコ動画過去の作品を公式配信している。また、公式生放送ニコニコアニメ名作劇場」にも作品を提供している。2015年4月30日をもってサービスは終了し、現在YouTubeタツノコプロ公式チャンネルにて公式動画を配信、他有料配信サイトでも各作品が全話配信中。

作品リスト

主な出身者

ニコニコ大百科に記事のある者のみ。

タツノコプロ出身者が創業したアニメ制作会社

ニコニコ大百科に記事のある会社のみ。

関連動画

削除状況

他の削除情報をGoogleで検索するexit

動画 詳細
忙しい人のための 「黄金戦士ゴールドライタン」(Full ver.)(再うp)exit_nicovideo 一部利用

関連チャンネル

関連項目

外部リンク

脚注

  1. *一応、笹川ひろしら一部スタッフ東映動画にてノウハウを学んではいる。
この記事を編集する

掲示板

おすすめトレンド

急上昇ワード改

最終更新:2023/06/03(土) 08:00

ほめられた記事

最終更新:2023/06/03(土) 08:00

ウォッチリストに追加しました!

すでにウォッチリストに
入っています。

OK

追加に失敗しました。

OK

追加にはログインが必要です。

           

ほめた!

すでにほめています。

すでにほめています。

ほめるを取消しました。

OK

ほめるに失敗しました。

OK

ほめるの取消しに失敗しました。

OK

ほめるにはログインが必要です。

タグ編集にはログインが必要です。

タグ編集には利用規約の同意が必要です。

TOP