タマちゃん(アゴヒゲアザラシ)とは、2002年に多摩川に出現したオスのアゴヒゲアザラシの愛称である。
2002年8月に、多摩川の丸子橋付近(近隣以外の人にとって分かりやすく言えば、2016年公開の映画『シン・ゴジラ』においてタバ作戦の舞台となった場所付近)にて確認された。基本的にアゴヒゲアザラシは北極海といった寒い海に生息するアザラシのため、東京湾といった場所へ来ることはまずほとんどない。そういったこともあり、話題となった。
東京・神奈川・埼玉の河川を渡り泳いだが、荒川に現れた2004年4月12日以降、消息不明となっている。
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アゴヒゲアザラシの寿命は25年から30年ともいわれており、東京湾内で暮らしていた可能性もある。とはいえ、現在の東京湾は海水温が年々高くなってきており、夏場は熱帯の海にも匹敵する温度となることもある。それだけでなく、水質の悪化に加えて赤潮や青潮といったこともあるため、夏場はアゴヒゲアザラシにとっては相当暮らしにくい環境となっている。こういったことから、生きているのであれば海水温があまり高くない時期に東京湾を脱出し、そのまま北の方へと移動していったのではないかと推測されている。
どの河川も汽水域があり、エサとなる小動物も豊富に暮らしているこの汽水域から遡上したのではないかと考えられている。
また、メディアミックスプロジェクト「けものフレンズ」において、アゴヒゲアザラシの愛称が「タマちゃん」となっており、コンセプトデザインの吉崎観音によってツイッターにこのようなイラストがアップされた。
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最終更新:2024/04/24(水) 13:00
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