タルタリア帝国単語

タルタリアテイコク

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タルタリア帝国 / タルタリア文明 (英:Tartarian Empire, Tartary, Tartaria) とは、陰謀論者の間で囁かれる「失われた国家」として知られる文明、国家である。表記ゆれとして「タータリア」「タルタリヤ」などがある。

13 - 19世紀頃、つまりほんの200年前まで存在していた帝国であり、現在よりも優れた科学を有していたが、ディープステートによって核爆弾を打ち込まれ滅ぼされたという。その後泥の洪水( マッドフラッド ) によって遺構は埋まるが、それをディープステートが掘り起こして別の用途の建造物として使っている、とされている。

情報・偽情報研究者のアビー・リチャーズが作成した『陰謀論チャート2021年版では「現実の否定」「あなた自身と他者にとって危険な考え」とされる上から2番めのグループに入れられている (本大百科では便宜的に危険度4と表記している) 。ディープステート陰謀論が出てくることでわかると思われるが、この陰謀論Qアノンと密接に関わっている。

概要

タルタリア名前の由来は「タタール人の支配地域」を意味する『Tartary』から来ており、この自体はヨーロッパ人にとって中央アジア - シベリア地域について良くわかっていなかった時期に、このあたりをす用として陰謀論とは関係に使われていた (現在ではあまり使われない) 。しかしタルタリア帝国の勢圏は陰謀論者たちによれば、ユーシア大陸の北側全体、シベリア中央アジア全域に及び、インドウラル山脈、小アジア半島に及び、東は満州朝鮮半島千島列島、西は北アメリカ大陸ブラジルペルーあたりの南アメリカ大陸の一部を版図にしていたうえ、直接の支配はしていないものの日本列島にも大きくを及ぼしていたとされている。基本的に日本はタルタリア帝国と関わりが密接にあった、とするだけでタルタリア帝国の版図に組み込まれていないとすることが流だが、陰謀論者によっては日本もタルタリア帝国だったとしているケースもある (参考exit) 。

タルタリア様式とフリーエネルギー

タルタリア帝国の特徴とされるのは、玉葱状の構造物を持った建造物であり、ロシア正教の救世主ハリストス大聖堂、インドのタージ・マハルアメリカの合衆議会議事堂などがタルタリア様式の建物として知られる。この玉葱状の構造物はエーテルエネルギー電気に変換する発電所である。玉葱の先端にはアンテナのような装飾があり、ここからエーテルエネルギーを取り込んでいたのだ。屋根の内部には左右対称幾何学模様の装飾があり、これは共振器としての役を持っていた。共振器の中央の棒はカソードと呼ばれ、これがある建物が「カセドラル」と呼ばれたが、後にカセドラルは大聖堂の意味になった。発電所が大聖堂になり替わったからだ。ドーム内にある八形の構造物は、エーテルエネルギーから発電するエーテルエンジンの名残であり、ディープステートがこれらを後にすべて取り去ったとされている。

また、世界500はあるとされる形要塞 ( スターフォー ) も、本来は塞などではなく、エーテルエネルギーの増幅装置だったのだとする。陰謀論者は、「形要塞なんて大砲を撃ち込まれ放題だ」とする。むしろ対大砲の防御を上げるために形要塞は出来たんですけど……。

形要塞ののまわりにもを巡らせ、音波で結晶構造を操作し、エーテルエネルギーを吸収させる。そのまま流の形で各地にエーテルエネルギーを運び、発電所では鐘の音を聞かせての結晶構造を操作する。そしてエーテルエネルギーで発電したら、各地の赤レンガ倉庫に蓄電する。赤レンガ電気を通すからだ。こうして蓄電した電気は町の各所に線で送られる。なるほど、だから後に大聖堂とされた玉葱状の構造物のある建物には鐘があるのだと言えるわけだ。このの結晶構造を音楽で操作するという原理は、「に心地よい音楽や綺麗な言葉をかけるときれいな結晶になり、悪い言葉をかけると汚い結晶となる」という説明がされる (『水からの伝言』で有名な江本勝のに近い) 。

線で電気を送れることもさることながら、そもそも蓄電を実用レベルで実現できるなら今の世界の電供給よりかに優れているといえよう。これがしかも無料であるため、科学技術は現代文明をかに駕していたという。照明はすべてが電気であり、冷暖房は建物そのものにセントラルヒーティングがあり、自動車鉄道航空機モノレール、動く歩ロボットとあらゆるものが存在していた。飛行船が飛び交っており、中でに接続して充電していたのだという。今現在とされる場所はもともとは大工場だったのだとか。本当にこんな技術があるのなら、ジョブズiPhoneごときでイキれなかっただろう。しかしその拠とされるものはどういうわけか白黒写真で残されている。

タルタリア帝国の人々

そして、もうひとつタルタリア帝国で重要なことは、争いがなく、人々は友好的に暮らしていたということ。タルタリア帝国には、普通人間の他に巨人族もおり、巨人族もまた友好的に人間と接していた。世界の巨大な巨人サイズに作られたものであるというわけだ。巨人写真も残されている。巨人たちは地下のアガルタに現在逃げているとされる (地球洞説) 。まあ実際のところは、いわゆる巨人症の人物の写真を「巨人がいた」と言っているに過ぎない。

要な民族ロシア系のアーリア人、モンゴル系のタタール人、ネイティブアメリカンとされ、エネルギー無料であるため農作物も豊かであり、食糧危機もなかったというのだ。


陰謀論者は、このタルタリア帝国のあったころの文明を大きく3つに区分する。

3つの区分のわかりやすい違いとしては、エーテルエンジンの存在する発電所の形状の違いである。タルタリア様式では上述の通り玉葱状の構造物だが、ディープステートが支配していたローマ文化圏 (以下DSローマ) では古代ギリシャ殿スタイルであり、ヨーロッパブラジルオーストラリアがこのタイプを取る。もうひとつがアジア文化圏であり、日本中国朝鮮半島はタルタリア帝国のを受けつつも、玉葱状の建物のかわりに五重の様式を取る。

偽史とタルタリア帝国の最期

さて、3大文化圏を解説したが、1601年ごろにおきた「火山」とされる大変動 (もちろんDSローマの仕業である) でアジア文化圏はを失った。この旧アジアDSローマ植民地として支配していった。なお日本はタルタリア帝国にもDSローマにも与していないとされるが、これは「発電所」が五重であり玉葱ではないこと、しかしながら欧州列強の植民地になったことがないことが要因だろう。そしてDSローマは次にタルタリア帝国にを向ける。DSローマレプティリアンと、その下にいるロスチャイルド家をはじめとしたロンドン、シティが人類から支配権を奪い去ろうとしていたのだ。

しかしタルタリア帝国は大変動のダメージから回復すると、DSローマに反撃を加える。アメリカ独立戦争がそれであり、DSローマイギリスに対して、北アメリカ大陸のタルタリア帝国民が反旗を翻した戦いなのだ。

また、DSローマ内でもナポレオン・ボナパルトが反旗を翻し、フランス革命危機を抱くDSローマを打ち破った。しかし、モスクワにたどり着いたところでモスクワ大火に遭う。

このモスクワ大火は単なる火災ではなく、ディープステート核ミサイルモスクワに撃ち込み、ナポレオン率いる革命軍をモスクワごと焼き尽くそうとしたと陰謀論者は解釈している。モスクワ、ペテルブルグがタルタリア帝国の手に落ちればヨーロッパイギリスだけが残ることになり、イギリスロンドン、シティにいたロスチャイルド家、そしてその背後にいたレプティリアンはこれを警したのだとする。

これによってフランス軍は壊滅。ナポレオンは被爆し、やがて精を欠いていった。次にイギリス戦争で再びワシントン核兵器で焼くが、それでもタルタリア帝国は止まらない。

DSローマはこれに対して、タルタリア帝国の本拠を大量の核兵器で焼き払った。小さな丸いが多くロシアにあるのは、タルタリア帝国を滅ぼすための核兵器のクレーターにが溜まったからである。これによって「核の」となり、1816年は「のない年」と呼ばれるほど全地球に急な低温化が起きた。シベリアタイガの齢が200年ちょっとしかないのもこのためであるという。


なお、優れたタルタリア帝国に勝つためにディープステートが持ち出した核兵器は、宇宙人からされたとする説もある。しかしこの手の宇宙人説や巨人が地下のアガルタに逃げ込んだとする地球洞説は、タルタリア帝国を信じる陰謀論者の多くがやはり支持している地球平面説齬を起こすためか、そこまで陰謀論者の間でも流な説ではないようだ。

マッドフラッドとその後

このあと、マッドフラッド (泥の洪水) が起き、タルタリア帝国の建物は多くが地中に埋もれていった。しかし、頑強なタルタリア帝国の建物は形はそのまま残り、DSローマはそれを掘り出してそのままそこに人々を住まわせた。地中に埋もれた建物はマッドフラッドがあったことを示しており、イギリス英語で1階を「Ground Floor」、2階を「First Floor」と呼ぶのは1階が「地中に埋もれている」ため、2階に階段を付けざるを得なくなったからだというのだ。

ロシア核兵器で30年は住めなかったが、後に再入植が行われた。やってきたのは、旧タルタリア帝国や旧アジアの人々である。しかしタルタリアの遺構をDSローマは許すはずもなく、再び核ミサイルで焼き払った。この時の被爆によるを、ディープステートコレラの蔓延であると説明した。

また、アメリカもマッドフラッドで荒した世界に、DSローマ下のイギリスが婚外子やクローン技術で作り出した子供達 (孤児) を送り込んで再開発した地域であるという。アメリカ地図上で様々なサイズで描かれていることも、タルタリア帝国を滅ぼすために核ミサイルを撃ち込んだ結果形が変わったと陰謀論者は説明する。過去の文明が優れていると信じているために、単に昔の地図が正確でなかっただけと気付けないのは不幸である。

日本ももともとタルタリア帝国とアジア文化圏の混在地域だったが、DSローマによって地震兵器都市は滅ぼされ、遺構がDSローマの援助を受けた明治政府によって核ミサイルで焼き払われ、毀釈の名のもとに仏教寺院――という名エーテルエネルギーによる発電所を毀された。

ディープステートによる隠蔽?

エネルギーの利用法についてはDSローマよりもタルタリア帝国のほうが上だったようだ。また、の結晶の操作を理解していたことでによる治療を行えるなどの技術もあった。そして、このエーテルエネルギーによる発電との利用法をDSローマは秘匿せんがため、タルタリア帝国を滅ぼした後に発電所と増幅装置を「大聖堂」をはじめとした宗教施設と「塞」と偽り、発電所=大聖堂にはそうであるかのように偽るための宗教画が描かれ、エネルギーの流入を防ぐためにステンドグラスを取り付けた。大工場や一部の建物ディープステート貴族の邸宅として利用されている。

結晶構造の操作技術がバレないよう、ネット検索すると江本勝の著作は「トンデモ」「」とする批判が大量に出てくるようになっている。こうして操作できなくなったことで活きたが使えないために治療も衰退し、湯治もただの温泉スパ巡り程度でしかないのだという。

また、地球はもともと通常温暖な気であったとされ、それが核ので寒冷化してしまったのだという。ロシアにある建物が、が大きくついた寒そうな建物であることや暖房のデザインがまわりの様式と明らかに違うのも、古くは肩を出したを着ていたことも地球が温暖であった拠であり、地球温暖化地球が本来の気を取り戻そうとしている拠であるとする。なんて元々存在しない季節だったのだ。陰謀論者からすれば、地球で全面的な核戦争が起きていないのに核のが予見できるはずはない、核のが既にあったから核のが起きることを知っているのだというのだ。故にSDGsなどの地球温暖化を食い止めようとする勢ディープステートと通じているのだとか。グレタさんディープステートだった可能性が微レ存……?なお、このあたりの話は「タルタリア帝国にはセントラルヒーティングがあったんですよ」という先述の話と矛盾しているのだが、よりによって同じ情報に載っていたりする。

マッドフラッド・タルタリア陰謀論の起こり

上記の陰謀論世界ミステリーchexitによれば、2016年頃からYouTube上に上がり、2018年12月ごろから注されるようになる。最初にこれに言及した者はQアノンロスチャイルド家イルミナティに関する陰謀論チャンネルであったようだ。

地図の話についてもそうだが、タルタリア帝国の陰謀論を支持する者の多くはタルタリア帝国が優れた技術を持っているという前提から話をはじめているため、拠として挙げているものが実際には拠として認められないことに気付けない。例えば、写真に人が写っていないことをして「大都市に人がいないのは核ミサイルやマッドフラッドで人々が消滅したからである」とするが、実際のところは当時の写真技術がダゲレオタイプといって日中でも10 - 20分の露が必要になるほどのものだったことを知らない事が多い。スマートフォン写真パチリと撮れる時代でないので動くものは写真に写らないのだ。というか何度でもいうがそもそも優れた技術があるならカラー写真くらい残っているはずだろう。まさか昔は世界に色などなかったとでも言うのだろうか。

また、多くの建物の1階が埋もれたことについても、路面電車が普及したことで急勾配を緩和するために坦に作ったために建物が埋もれただけだったりする。

ちなみにディープステートが本当に200年前に歴史をすべて捏造したとするなら、数千年の文明と膨大すぎる言過去の個人の記録に至るまでをすべて捏造したということになる。気の遠い話である。

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