タン・フー・ルー単語

タンフールー

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タン・フー・ルーとは、SNK格闘ゲーム餓狼伝説シリーズなどに登場するキャラクターである。

概要

八極正拳[1]の創始者である拳法で、主人公であるボガード兄弟の亡き養ジェフ・ボガード師匠ジェフの他にもギース・ハワードやチン・シンザンなど多くの子を育て上げたが、ジェフが継承者に選ばれたことを不に思ったギースジェフを殺したことを悲しみ、以来子を取らなくなった。

タンを徴する技と言えば、筋肉質な巨体に変貌する義「鋼霊身」。『餓狼伝説』では体力が減るとゴリラのようにドラミングしながら巨大化してパワーアップするが、プレイアブル化した『餓狼伝説SPECIAL』以降は技の演出で巨大化するのに留まっている。
タイトルによっては明らかを引き裂いているが、これはタンの闘気(オーラ)によるで実際に体が大きくなっているわけではないとされる。餓シリーズ以外の客演作品では本体が透けて見えるなど闘気であることがわかりやすくなっている。

第1作『餓狼伝説』では自らギースを倒すためにキングオブファイターズに出場するも、ジェフの忘れ形見であるボガード兄弟を認め、後を託すことになる(タンはCPU専用なので必ずそうなる)。
ここではボガード兄弟はタンと初対面のような反応をしていたが、アニメバトルファイターズ 餓狼伝説』ではジェフが二人を養子にとった幼少期から付き合いがあったとされ、後のタイトルではこの設定を踏襲している。同作ではテリー義「旋拳」を授けた後、死亡している。

リアルバウ餓狼伝説スペシャル』では子を取らなくなって以降の例外としてテリー子に迎えていることが明らかにされた。
ちなみにテリーの格闘スタイルである「マーシャルアーツ」は英語で「武芸」を表す一般名詞が輸入される際に特定の格闘術をすかのように誤認されたものだが、ジェフやタンから教えを受けたテリーについては格闘スタイルが「東洋武術」であってもおかしくはない。

後に『餓狼伝説3』では八極正拳の義書は始皇帝の時代に書かれた「の秘伝書」であったことが明らかになり、最終ボス秦兄弟が操る「帝王拳」が八極正拳を含む全ての格闘技流であるとされた。何かと後付け設定に縁のあるキャラクターである。『リアルバウト餓狼伝説2』のエンディングでは、先祖の霊の呪縛をするために秦兄弟の崇がタンに子入りしている。

餓狼伝説SPECIAL』以降はコミカルな描写が徐々に増え、頭がったり、乾布摩擦をしたり、が抜けかかったり、EXキャラクターボケ老人と化していたりと、達人としての扱い以上に年寄りネタで弄られることが多かった。

KOFXIV』では最後の子と称するシュンエイと明君と共に「中国チーム」を結成して参戦。特にシュンエイストーリーを握る人物とされており、事実上の「主人公師匠」という重要ポジションを担っている。ちなみに背景キャラとしては『KOF94』の時点で登場しており、酔拳使いの鎮元斎と知己である設定が当時から存在した。

名前の由来は果物水飴でコーティングした中国お菓子「糖葫」。あんずに似ているが団子のように連なっている。元は漢字表記も一字違いの「糖胡」だったが、人名として理があるためか『KOFXIV』の中国語表記は「唐福祿」の字を当てられている。

担当声優

性能

初代『餓狼伝説』ではCPU専用キャラとして登場。体力が一定以下に減少すると「鋼霊身」が発動し、筋々の姿に変身して性が変化する。

プレイアブル化した『餓狼伝説SPECIAL』では小柄でリーチは短いが通常技の性は良く、連続技の火力も高い近〜中距離キャラとなった。筋肉質のオーラを繰り出す必殺技の「撃放」はコマンドボタン連打であり、無敵時間はあるが咄嗟に出しづらいためややがある。

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関連項目

脚注

  1. *初出時の表記。後年は八極拳と表記されることが多い。
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最終更新:2024/03/19(火) 18:00

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最終更新:2024/03/19(火) 18:00

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